2022年12月16日金曜日

「オデブ」

W杯に気を取られていたら、せっかく京都でやっていたのに、ファッツ・ドミノのドキュメンタリー映画「ロックンロールの誕生」を見逃していました。しまったなあ。ベースのじゅんです。


この人は、見た目も、歌とピアノも、バンドサウンドも、ふくよかだ。

まずは、この曲が聞きたいです。


Fats Domino - The Fat Man


だからというわけではないですが、「ふくよかな魔法」(MAGIC IN FULL FORM)という言葉につられて、京都市京セラ美術館のボテロ展に行ってきました。出不精を改めるべく、散歩のついでに、遠回りして1万6千歩かけて。


これは終わる前に行けてよかった。


聖母も天使も悪魔も、大統領も聖職者もダンサーも、動物も果物も楽器も。モナリザも。ボテリズム。


可笑しいような怖いような無表情。

ボテロさん、マンドリンのサウンドホールを小さく描いたときに、この形にビビッときたんだそうです。

(写真撮影OKでした)


帰り道、まんまるで立派なサイズのみたらし団子を買いました。奥様へのお土産に。


では、ふと脳内で再生されたこの曲をリクエスト。美しい。

故郷のことを歌っているそうなので、おデブちゃんとは関係ないでしょうね。


D'Gary - Betepotepo



//最近のパイレーツ//

パイレーツ・カヌーはベス、サラ、キャッシーが育休中。その間に方々に寄生しながら活動している後ろの男3人のパイカス(PiCas)も最近は特に予定なし。


・・でしたが、サラと大ちゃんの”Bug&Rhino”とパイカスの2マンで、来年2月の京都拾得 50th Anniversary に出場することになりました。詳細は改めて。楽しみだ。


先日のパイレーツのオンラインミーティング(飲み会)は、サラの後ろで大ちゃんが洗濯物を干している姿が生活感があってよかったな。下の子のトイレトレーニングに追いつかないらしい。


味覚を失っていた岩城くんは持ち直してきたようで、岩城弦楽器工房に整備に出したプレベが戻ってきました。指板とフレットに付着した35年分の汚れも取れて嘘のよう。これで最期まで行けるかな。

早速、来週の”つれ・づれ DUO”(12/23@ウーララ)に持って行こうと思います。

2022年11月23日水曜日

「ハナウタ」

 散歩しているとあちこちの路地で雪虫がふわふわり。すっかり秋も深まり、今年も終わりが見えてきた。やれやれだ。ベースのじゅんです。

先のブログに書いたように先月はなんとなくメキシコ月間で、カーラ・モリソンのタイニー・デスク・コンサートをYouTubeで見ていたら、涙腺が歌声に刺激され、可愛らしい声の人だなとは思っていたけれども、それどころではなくて、まいったな。音の一粒ずつを大切にするバンドの演奏も素敵です。

https://www.youtube.com/watch?v=aKWV7b3j5P0&t=184s


そんな動画を見ながら、ふと、個々の事情や思いが集団的な行為に破壊されることについて考える。戦争だけじゃないかも。

「併合」や「統一」、強要される「団結」や「忠誠」、嫌気がさすし、個性が軽んじられる点では、標準化や効率化といったスローガンもどこか危険を孕んでいる気がしてくる。


あきませんな。

では、本日のリクエスト。こんな団結の歌ならウェルカム。知らないうちに「ユーエ ナイティー ワイ」って歌ってしまうのだ。いやな時代も鼻唄まじりでまいろうぞ。


Desmond Dekker - Unity



//最近のパイレーツ//

パイレーツ・カヌーはベス、サラ、キャッシーが育休中。その間に方々に寄生しながら活動している後ろの男3人のパイカス(PiCas)も最近は特に予定なし。


先月の僕は、エリザベスが送ってくれた新曲に(勝手に)ベースを付ける作業に集中、いろんな曲があって面白かったな。パイレーツは演奏予定も制作予定もありませんが、一応、各メンバーとは共有。オンラインで忘年会があるのを楽しみに。


やはりベスの歌のバックは気持ちよく、英語の歌詞を適当にフンフンいうてしまいます。



//おまけ//

スマートじゃなくても、リラックスしているときに出る鼻唄は、小さな幸福感があってよいなと思う。デタラメOK、ワンフレーズでもギターのリフでもOK。


サッカーW杯が開幕して寝不足注意。20年前の日韓共同開催の年も僕はバンドの活動が低調で、じゃあ1人で曲作りでもしましょかと。実は、その頃の曲に、ヨチヨチの嬢をモチーフに鼻唄をテーマにしたやつがありまして・・。


この夏にデモを作り直しました。恥ずかしながら自分じゃ歌えずボカロです。


JunB’s - はなうたマシーン


2022年10月23日日曜日

「メキシコ」

 最近、週末に家から出にくくなって不自由を感じる。元々出不精ではあるけれど。
ベースのじゅんです。まあ、毎週ではないし、籠もってやれることは多いよ、と己をなだめています。

今月1日の土曜日は、円山公園の野外音楽堂でエル・ラティーノ(熊野神社前のメキシコ料理屋さん。岩城くんが10年くらい前にブログに書いてたっけ。
http://onthecornerrecords.blogspot.com/2012/12/el-latino.html)の30周年イベントが楽しそうだったので、SNSで写真などを拝見。
演奏あり、プロレスあり、川端さん(マスター)の生前葬あり。ご近所の京大熊野寮の学生さんが棺桶を作ったのだとか。やるなあ。
ポスターはCちゃん作

過去の周年企画はどれも台風で流れちゃったけど、3度目の正直、よい天気に恵まれてよかった。自室から、遅れ馳せながら、お祝い申し上げます。

こんなふうに色んな人が楽しむために集まってくるのって本当によいな。(ひどい目的の強制動員もあるから・・)


さて、本日のリクエストは、川端さんのメキシカンな帽子(ソンブレロ)にちなんで。こちらを。(この曲、眼鏡を探していたら頭の上にあったという感じだろうか。)

The Champs - Sombrero

チャンプスは、腕っこきが集まったカリフォルニアのインストバンド。ブリブリのサックスと、低音ボイスやドゥーワップコーラスでタイトルを入れるスタイルが大好き。言わずと知れた「テキーラ」のオリジネイターですね。



//最近のパイレーツ//

パイレーツ・カヌーはベス、サラ、キャッシーが育休中。その間に方々に寄生しながら活動している後ろの男3人のパイカス(PiCas)も最近は特に予定なし。


エリザベスが夏の休暇をメキシコで過ごして曲も作ったそうで、カリフォルニアに帰ったら送ると言っていたのに来ないなと思っていたら、今月の初めにミニアルバム1枚分くらいの新曲が届きました。メキシコ風味の曲も。

先のことは決まってないけれど、バンドでアレンジを考えて演奏できるとよいなあ。



ということで、この10月はなんとなくメキシコ月間になっていて、メキシコ産のコーヒー豆を挽いたり、ナタリア・ラフォルカデを聞いたりしているのでした。


カリフォルニア~メキシコか・・。キャレキシコかっこいいかも。何かもう1曲。

Calexico - Tapping On The Line  (feat. Neko Case)


2022年10月1日土曜日

「ハレ」

 10月になってしまいました。下半期に突入。
ベースのじゅんです。9月のことをちょこっと書いておきます。

最強と言われた14号、京都はほぼ空振りで助かりました。台風一過。晴れ。
よい天気が続きますように。普通の天気でもよいです。

・・いつまで続くのか・・明日はわからない・・というお天気ネタの曲を作ってメモ(録音)していたら、Siriが「大丈夫ですよ」と過剰反応。いまどきのパソコンは心配もしてくれるのね。ありがと。そのうち「飲み過ぎですよ」とか言われそう。

さて。
9月の最終日(昨夜)は、”つれ・づれ”で夜想(京都 四条大宮)でした。
サウンドチェック後は、阪急大宮駅の北側、立ち呑み屋が数軒入居している新宿会館へ。路地を通って2階に上がってすぐのマルキに入りました。安くて美味くて馴染むなあ。また行こう。
帰り道(これから演奏しに行くのですが)は西の空の三日月がきれいでした。さすがは夜想。いい気分。

この日はデュオのインストで、ドラムなしのリズムも新鮮でよいものですね。精進しよっと。
とおぼえの徳田くんが遊びに来てくれました。ありがとうございます。写真も。
https://twitter.com/toboemania/status/1575827475417903104


///最近のパイカス///
パイカス(PiCas)は、パイレーツ・カヌーの後ろの男3人で、方々に寄生しながら、ベス、サラ、キャッシーの育休復帰を待ちつつ活動中。・・・現在、パイカスの予定は未定。

【終了しました】
9/24(土)秋のスーマーライブ@CHAKRA(大阪 北浜)

大阪のチャクラからスーマー&パイカスにお誘いがあって、岩城くんは欠席でしたが久しぶりにヨッシーといっしょに寄生してきました。リズム隊だけ、相当数の(僕らにとっては)新曲あり、当日合わせのみで2ステージ分、ということで、なかなかの冒険。で、やはりスリリングで楽しかったです。感謝。

ヨッシーが足下に置いたカラバッシュ(大型のヒョウタン)がよい音を出していました。おやじのハ○アタマのようですね。ハレルヤ!

スーマーさんはレコ発ツアー。名盤「ミンストレル」(パイレーツ・カヌーの曲も入っています。サラがマンドリンやコーラスで参加している曲もあります)のリマスター盤(アナログレコード3枚組でCD付き)はいかがでしょう。
https://www.galabox.jp/phone/product/571

チャクラの岡本さんと増田さんの音響・映像チームは素晴らしい。お世話になるのは、僕は昨年5月のパイカス以来で2度目。今回、カメラマンの増田さんがご馳走してくださったのはホルモン。美味。酒が進んだのは不可抗力でしょう。

それでは本日のリクエスト。
スーマーさんが「ある晴れた日に」と歌っていたデヴィッド・バーンとブライアン・イーノの曲を。アメリカン・ユートピアでやっているのもカッコよかったな。
David Byrne - One Fine Day


2022年8月13日土曜日

「プリンプリン」

Tシャツが汗で体にへばりついて脱ぐのに苦労する。ベースのじゅんです。
50肩の後遺症か右肩が上手く回らないせいもありますが。半分脱ぎかけの状態で飛び跳ねている姿は人に見せられたものではないです。

では、先月のブログ「コーヒー」の続きから始めます。
すみません。去年だったか、とても好きになった曲(出だしが「コーヒー1杯なら・・」)があったのにうっかりしていたので、追加リクエスト。山田参助さんたちによる二村定一のカバーが素晴らしい。

ノンノンシャラリン -  歌:山田参助

収録アルバムのPVは、土蔵でのワンマイク一発録りの様子がわかる。ノンシャラン。よい響き。

https://www.youtube.com/watch?v=nNCBR7ik-2w


さて、我が家でコーヒーをそのまま飲むのは僕だけ(たまに奥さまも)なので、皆のために一度コーヒープリンでも作ろうかと思いました。が、やっぱり普通のプリンがいいか。

・・「ふつう」ってなんだろう、高級品よりプッチンプリンか、おじゃる丸ほどのプリン好きではなし、いっそ茶わん蒸しはどうか、などと少年のように悩むことしきり。


子供の頃からテレビのCMでも馴染みのあるグリコのプッチンプリンは、今年で発売50周年になるのだそうです。(京都のライブハウス「拾得」ももうすぐですね)

そのラインナップに、「Happyプッチンプリン 」という内容量380gの巨大なサイズ(通常の5.6倍以上、Big2.3倍以上)のがあって、これは全く知らなかった。(いちばん小さい「ちょこっとプッチンプリン」が1個20gくらい)


で、つい「デカプリン」という曲を作ってしまいました。ベースを弾いたのはちょこっとだけ。ムービーがいい加減なのもご勘弁を。(パナマのオルガン奏者アベリーノ・ムニョスの「レハンドリン」に表敬しつつ・・Youtubeには見当たらず残念・・)


ウチの者からすれば、こんなことで引きこもるよりプリンを作る方が絶対よかったろうな。

しかし、心にさしこむ大中小の影をふり払い、それゆけプリンプリンでしょう。


・・・やはり、コーヒープリンも作ったのでした。こちらは好評。



///当面のパイカス///

パイカス(PiCas)は、パイレーツ・カヌーの後ろの男3人で、方々に寄生しながら、ベス、サラ、キャッシーの育休復帰を待ちつつ活動中。・・・現在、パイカスの予定は未定。


先月は、ずっとご無沙汰していたCAFEすずなりに3回も行って、ワンダーと喋ったり、高円寺ペリカン時代の増岡さんと原さんが来京していたり、そして、すずなり7周年記念のお祝いがあったりと、馴染んだ人たちに会ってほっとする。

普段は自分から出かけることは少ないですが、人恋しですかね。


7周年記念ライブでは、高橋まりす、長野友美、スーマーの御三方の演奏と声が素敵でした。響きが美しい。そんなお店の大工工事を手掛けた安井くんにコーヒー豆を分けてもらう話もできました。

店主まりちゃんの「どろんここぶた」のTシャツかわいかったです。おめでとうございます。


時間がたつの早いな。7年前の記事を貼っておきましょう。

http://onthecornerrecords.blogspot.com/2015/08/blog-post_17.html


2022年7月18日月曜日

「コーヒー」

好きな音楽は何かと聞かれても上手く答えられないのが常で、その点、好きな飲み物なら明確に返事ができて安心だ。夜はお酒で昼はコーヒー。ベースのじゅんです。


・・と思ったけれど、カフェで仕入れる芋焼酎のお勧めの銘柄を尋ねられて答えられませんでした。ごめんなさい。

コーヒーも豆のことはよく知らず、いずれも依存症なだけで探究心や認知力が欠如しているようで、まいったな。


ところで、寺田寅彦氏によると、宗教や酒は人を酩酊させ理性を麻痺させる点があり、コーヒーは感覚や洞察を向上させる点で哲学に似ていて、「酒や宗教で人を殺すものは多いがコーヒーや哲学に酔うて犯罪を犯すものはまれである」のだそう。


そう言われるとそんな気もしますが、そこまで違いがあるかな。まあ、とにかく酒でも何でも過度の摂取や依存は要注意。他の人まで不幸にするのはもってのほか。

先日のA元首相暗殺事件では、特定の宗教の反作用的な側面が動機として取り沙汰されていますね。


銃撃のあった日の夕刻に、西院の立呑みのテレビでニュースを見て、大変だなと。

焼鳥のカワとキモを食べハイボールと焼酎を飲みながら、国政や選挙の行方も心配しつつ、次回はトンソク(豚足)を注文しようなどと思った次第でした。


家ではトンソクに限らず僕の好物が排除されることが時々ありますが、酒類やコーヒー豆に関しては奥様が補充してくれるので非常にありがたい。


休日の朝は、ゴリゴリ豆を挽いて1リットルほどコーヒーを淹れるのが習慣になっていて、豆の種類には頓着しませんが、お湯を注いだときに鼻先でふわっと豆の粉が膨らむと嬉しくなる。夏でもホットが好きです。


では、コーヒー関連の曲をリクエスト。

一滴、一匙、一杯、一缶。1リットルサイズはなさそう。コーヒーブルースと思いましたが、ミス・コロムビアの絹のような声のこちらを。父がまだ赤ん坊だった時代の歌。つられて口ずさんでしまう。名曲です。


一杯のコーヒーから -  霧島昇、ミス・コロムビア


もう1曲だけ。ガイ・クラークのトリビュート盤に収録されていたスージー・ボガス。ウーリッツァーのふわふわした音も素敵だ。


Suzy Bogguss - Instant Coffee Blues



///当面のパイカス///

パイカス(PiCas)は、パイレーツ・カヌーの後ろの男3人で、方々に寄生しながら、ベス、サラ、キャッシーの育休復帰を待ちつつ活動中。(現在、パイカスの予定は未定)


岩城くん、先日リリースした”Peg&Awl Vol.3”の通販が始まったそうです。ヨッシーは、”ザ・たこさん”で淡路島の音楽フェス(WIND RUSH)に出場、夏ですね。

僕は、今月は”つれ・づれ”があと1本、30(土)に京都の夜想でデュオでやります。(7/3 梅田Azulの”アサキチ presents ぬかるみ三昧”、7/8 西院ウーララの”つれ・づれ”、お越しの皆さま、ありがとうございました。)


先日は大ちゃん(中井大介)が京都ネガポジに歌いに来ていたのに寝不足で会いに行けず残念。キャプテン・サラが、近藤龍麿さんのニューアルバム「ラストトレイン」でCDジャケットをデザイン、マンドリンでも数曲参加したとか。 

2022年6月17日金曜日

「スライダー」

6月は国民の祝日がないので9日のロックの日を休みにしたかったけれど。そうもいかず。ベースのじゅんです。

先日、ラジオでリトル・リチャードの“Slippin' And Slidin’”がかかっていました。
僕も野球やサッカーのスライディングに憧れて、中高生の頃まで尻と腿の間や脛のあたりによく傷を作っていたなあ、特に左側、などと懐古する。今や滑って転ぶだけで大事に至る恐れあり。


もうスポーツは全くできませんが、いまだに速さや強さに惹かれてしまう。巧さもですが。

サッカーのキリンチャレンジカップ、チュニジアとの決勝戦は日本の完敗。チャンスを決められなかったのは雨でスリッピーな芝のせいか。吉田選手、PKを与えてしまった失策に「あそこで滑っちゃいけない」と。

一方、4月に完全試合を成したプロ野球の佐々木投手、6月はスライダーを投げる比率を増やしたのだそう。


ロックならスライダーは T.Rexかな。

それもよしですが、最近よく聞いた曲をリクエストします。

This Is The Kit - Slider 

歌のないこのミックスも気持ちよいです。よく晴れた空にジャグリングの棍棒がきれい。黄色が映えて涙が出そう。


音楽とスポーツ。似ているところもあるような気はしますが、国民の祝日に「スポーツの日」はあっても「音楽の日」はありません。



///当面のパイカス///

パイカス(PiCas)は、パイレーツ・カヌーの後ろの男3人で、方々に寄生しながら、ベス、サラ、キャッシーの育休復帰を待ちつつ活動中。

・・・今は活動中とは言えないか。引き続きパイカスの予定は未定。


スライドといえば岩城くん。 “Peg& Awl”(7/10 Cafe すずなり)、 “ロス・ドブロス”(8/7 西成 釜晴れ) があるそうで、そろそろライブの自粛が解けるかも?

ヨッシーは大阪名物”ザ・たこさん”で活躍中。僕の7月の予定は、”ぬかるみ天国”のお誘いが1本と、”つれ・づれ”が2本です。


それにつけても軋轢の多い世の中。家計は物価高を許容? 口がすべって滑り込み政府。対策本部を設置するとか。身入りの方も物価に合わせてスライドすればよいのだけれど。


もう1曲おまけしてください。

Bootsy Collins - Slide Eazy 


2022年5月15日日曜日

「ワスレモノ」

 夕方、川べりのお気に入りの場所に寝転がって空を眺める。風がゆらゆら、ほぼ真上に半分くらいのお月さまが控えめに浮かんでいたりして、GWの終わりはよい感じでした。ベースのじゅんです。

「今日(5/8)はゴーヤの日? 母の日だったの忘れていたな。」などと夕飯のことを考えていると「ゴヤ~ゴヤ~ゴヤ~マ~マ~」というフレーズを思い出す。はて何の曲だったか。
(その後、家でCDを探して解決。Youtubeには見当たらなくて残念。)

カモやツバメがときどき視界を横切るのに心をほぐされながら、引き続きボンヤリ。機体を白く光らせた飛行機が雲を吐きながら月の横を西の空に向かって進んでいくのが見える。しばらく後に次の機が同じ航路をいく。いいなあ。
 
飛行機雲を見ているうちに「忘れものはもうありませんねと・・うその煙をはきながら・・」と頭の中に流れてきました。これは「機関車」ですね。

では「わすれもの」という曲をリクエストしたいです。
Rei Harakami - Wasuremono ( わすれもの )


帰り道、橋の下の暗がりからまだ明るい空や山を見て、遺影や柱時計のある祖母宅で天気のよい昼下がりに子供の自分が留守番をしているような気分になる。窓の外は眩しい真夏なのにひんやり静かな。曖昧な記憶の中にある気怠さと緊張感の心地よいミックス。
(岩城くんに先月借りたワダマンボさんの「homemade monaural delux 2」
が好きでよく聞いています。6曲目の「Gentle Giant」でこのイメージがオーバーラップしてキュンとなるのです。パイレーツ・カヌーがカセットコンロスとご一緒したのは何年前でしたか。)

帰宅して、嬢が夕飯の支度をしていたので、僕も何か作らなきゃと手を出したらシンクにあったグラスにボウルをぶつけて割ってしまいました。うっかり。ワレモノには注意ですね。すみません。魚も焦がしちゃいました。



///当面のパイカス///

パイカス(PiCas)は、パイレーツ・カヌーの後ろの男3人で、方々に寄生しながら、ベス、サラ、キャッシーの育休復帰を待ちつつ活動中。


パイカスの予定は未定。

思いついた曲想を岩城くんとヨッシーに少しずつ送ったりしています。


GW初日の西院ウーララで僕は久々に”つれ・づれ(アコースティックセット)”に参加。名古屋のイ・レサカをはじめ共演者も面白かったし、古い友人も見にきてくれて嬉しかったなあ。

https://twitter.com/OOHLALA67168726/status/1520042738204688391


2022年4月6日水曜日

「モンスター」

 4月。新たな環境に身を置いて改めてスタートを切る人も多いでしょうね。ご健勝をお祈りいたします。ベースのじゅんです。

うちのボンが大学の寮に入るというので、3月下旬にダンボール2箱ほどの荷物をぶら下げて様子を見に行ってきました。懐かしくもあり羨ましくもあり、近くに業務スーパーがあって食料や酒類が安いのもよいですな。なんだか人生をやり直したくなる。


で、今年の桜は思いのほか平静な気持ちで眺めることができました。

ひどいニュースに接している割には。3月終盤のナンダカンダを乗り切ったからか。不安をコントロールする術が身についたわけではなさそうです。


では、本日の1曲目をリクエスト。

この演奏は格調が高いな。美しい。トリビュートされているお父さん(モーズ・アリソン)のピアノもグッときます。

Amy Allison with Elvis Costello - Monsters of the Id


心の奥に潜んでいるだけならまだしも、残忍な怪物が人の人に対する残虐行為を増長させる現実、その凄惨さに動揺してしまう。


願わくは、誰もが虐げられることなく受容される世界であれと思います。

小さな者たち。異形の者たちも。

ずいぶん前にセサミストリートでやってたアレなんだっけ、と探してみたらありました。


2曲目はこちらを。

R.E.M - Happy Furry Monsters Song 



///当面のパイカス///

パイカス(PiCas)は、パイレーツ・カヌーの後ろの男3人で、方々に寄生しながら、ベス、サラ、キャッシーの育休復帰を待ちつつ活動中。


パイカスの予定は未定。


アニメ映画「約束」の試写会に行ってきましたよと、先日、音楽担当のコッフェさんから報告がありました。パイカスの名前は出ませんが、アレンジや演奏で参加しているので少しドキドキ。


テレビ山梨の番組で試写会の様子が紹介されて、映画も4分ほど流れたそうです。

https://www.uty.co.jp/sugoroku/info.php?no=4772#week

皆さんご存知の桃太郎の鬼退治のお話。


鬼退治ってなんだろう。

人々を苦しめる権力者の横暴や、利益のために人を犠牲にする行為こそ、退治されるべき鬼である。

なるほど。「約束」の鬼のキャラは憎めないですよね。

2022年3月10日木曜日

「◯-チン」

 最近は初詣に限らず近所の神様に手を合わせることが多くなった。
神頼みで解決するとは思わないけれども、不安の原因とか、要らぬ欲望とか、大切なこととか、問い合わせてみる小さな儀式だと思っている。それにしても・・。

賽銭箱に小銭を入れるのは迷惑だろうか、ゆうちょ銀行が硬貨の預け入れに手数料を取るそうだ。なんてのは連日の戦争報道ですっかりどっかに行ってしまった気がする。

苦手な春を目前に頭痛も耳鳴りも例年の3割増し。ベースのじゅんです。


安全装置が効かなくて「大義」の暴走を止められず、古今東西、国レベルの組織が個々の生活を破壊したり人を殺戮したりする現実、それを引き起こす誘因があることにも身がすくむ。やるのもやられるのも、傍観するのも恐ろしい。


母がコロナに罹ったとか、息子の受験や娘の就職がどうだとか、そういうことをちゃんと心配できないといけない。


ふと数年前の記事を思い出した。チャリティーコンサートでロシアの◯-チン氏がアメリカンなナンバー「ブルーベリー・ヒル」をピアノを弾いて歌ったそうだ。なんだか妙な組み合わせ。


◯-チン・・さて。

この曲の歌詞にもブルーベリー・ヒルが出てくる。絶妙なビート!! 

The Coasters - Searchin'

次いでもう1曲リクエスト。ティーンエイジャーの頃の。鼻の奥がツンとする。

よい夢が見たいです。

The Roosters - Good Dreams


///当面のパイカス///

パイカス(PiCas)は、パイレーツ・カヌーの後ろの男3人で、方々に寄生しながら、ベス、サラ、キャッシーの育休復帰を待ちつつ活動中。


パイカスの予定は未定。

ヨッシー(ヨシ・オカダ?)から”ザ・たこさん”に正式に加入したよと連絡がありました。面白そう!

http://www.the-takosan.com


///最近のパイレーツ///

エリザベスが送ってくれた曲に、どんなベースが合うかな、などと考えているときは楽しい。血がよく巡る感じ。プチンと切れる音は要らないか。

2022年2月11日金曜日

「モンク・クルクル」

疲弊、重圧、変異株・・
ベースのじゅんです。朝方に呻いていることがある。ちょっとした寒さや疲れはよいとして、心中の毒素は排出せねば。タラタラ文句を言うのではなく。浄化を。


そんなつもりで行ったわけではないですが、夜に仕事を抜けてセロニアス・モンクのドキュメンタリー映画を見てきました。亡くなって40年、もうすぐ命日だそう。


このご時世だからか席はスカスカで4、5人の貸し切り状態、さらに、始まったとたん女性客お二人が会場を間違えていたようでアタフタと出て行かれた。少人数でもったいない。


ドカっと跳ね返る指と床を行き来する右足、エネルギーを充填した美しいフレーズの連射を浴びて涙が出る。

演奏以外にも魅力的なシーンが多く、小指のゆるい指輪、機中でニカッとする顔、楽屋や舞台でのくるくる回転。屋外でも回りたいって言ってたな。


感化されて僕も少し回ってみたら逆回転だった。ラウンド・アバウト・ミッドナイトのメロの出だしを「タリラリラン」と口ずさんでみる。音痴だ。


モンクくるくる。”Trinkle Tinkle” をリクエストしようと思いましたが、こちらを。

ルビーって、ネリーさんと結婚する前にお付き合いしてた方でしたっけ。モンク愛のある鍵盤チョッパーなこの人のアレンジもきれいです。

TERRY ADAMS - RUBY, MY DEAR


///当面のパイカス///

パイカス(PiCas)は、パイレーツ・カヌーの後ろの男3人で、方々に寄生しながら、ベス、サラ、キャッシーの育休復帰を待ちつつ活動中。


音楽のアレンジや演奏でパイカスも参加させていただいたアニメ映画「約束」が3月に公開されます。山梨で試写会があります。


パイカスの予定は未定。
個人的にも「まん防」で中止になったりでライブの予定はほとんどないですが、先月は久しぶりに西院ウーララで”つれ・づれ(アンビエント・セット)”がありました。スモークがモクモクでした。

(photo by ゆかこさん)



//最近のパイレーツ///

1月、2月とパイレーツ・カヌーのオンラインミーティングがありました。オンラインとはいえ久しぶりに全員で集まれて嬉しい。雑談が大半ながらも、ベスが送ってくれた曲のアレンジをどうしようといった話もあって、もしかすると今年は何かできるかも。ヨッシーは昭和な男前感が出ていました。サラの額が広くなった気がする。


2022年1月1日土曜日

「ズンズンズン」

12月の半ば過ぎから寒さが増してきて、クリスマス後の冷え込みはさすがにこたえました。
残業中は
空調が使えないので頼りにしていた電気ストーブ。寿命だったのか。トイレから帰ってきたら一人ぼっちですっかり冷たくなっていて・・チーン・・。ベースのじゅんです。どうか皆さまもご自愛ください。

京都のこの辺りは雪がズンズン積もる感じではないけれど油断大敵。元日の朝は大文字山の大の部分が白くなっていました。確か2015年の正月が大雪で、僕は風邪をこじらせて大変だったのだ。

(2015年1月4日。全員マスクのパイレーツ。流行の先取りでしたね。)


大学の入試は1/15,16が共通テストだそうで、受験生はしっかり体調管理を。

ところで諸君は「東大一直線」の主人公がずんずんずんと進む姿を知っているだろうか。やる気が出るか知らんけど。


では、年明けの1曲目をリクエストします。

Calypso Rose - Zoom Zoom Zoom


ズンズンズンズン・・ピン・ポン・パポン

ピンポンパン体操はドリフもピンクレディーもやってらしたのですねがんばらなくちゃ。


///当面のパイカス///
パイカス(PiCas)は、パイレーツ・カヌーの後ろの男3人で、方々に寄生しながら、ベス、サラ、キャッシーの育休復帰を待ちつつ活動中。

昨年お世話になった宿主(寄生先)の皆さま、お店の皆さま、ご来場・ご視聴いただいた皆さま、ありがとうございました。

パイカスの予定は未定ですが、本年もよろしくお願いいたします。


///最近のベス、サラ、キャッシー、中井大介///
さて、本題はこちらです。

ベス、サラ、キャッシー、そして中井大介から近況報告がありました。


ズン! エリザベス・エタ!

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皆さん大変ご無沙汰しています。
私の町で音楽ライブが少しずつ再開されています。私も12月には3本も演奏できました。父との「ディーディーズ」アコースティックライブが一番嬉しかったです。家族で催したクリスマスマーケットで一時間の短いライブでしたが、アットホームでディーディーズにはぴったりでした。(マーケットでは夫の陶芸、両親の絵画、私のクラフトを売りました。)

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仲良し父娘のディーディーズ。空をこえてラララと寄生しに行きたいです。

ズンズン! キャプテン・サラ! 大ちゃん!

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(Sara)
(Daisuke)
お久しぶりです!

楽器の練習不足解消の為、合奏部を作り、運動不足解消の為、ダンス部を作り楽しんでいる今日この頃です♪ 

写真は年賀状用の仮装です() (サ)

来年こそはみんなと演奏ができますように!(大)

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かまめしどん&バイキンマン。勇気りんりん。アンパンマンは誰だ。君か。 

ズンズンズン! キャッシー・ケヤキ!

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ご無沙汰しています。
2021年は、とにかく子供と向き合う一年でした。演奏といえば、アフロのカツラをかぶって娘の幼稚園で演奏しました。
子供達の前では、とにかく全力を出す!という事を学んだ気がします。
2022年も引き続き、子供に寄り添いながら、とうとうスレンダーボディを手に入れたいところです。
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ドリフのカミナリ様のコントを思い出すじゃないですか。

トラのプロレスラーはシマシマパンツ・・。さあ元気よく行こうか。2022年のはじまりはじまり。