2024年10月26日土曜日

「ルテン」

目がぼやけて字が読みにくいのは老化現象ですかね。ベースのじゅんです。
ルテインを飲んだら効くのでしょうか。メガネが汚れやすくなった気もする。それはさておき。

パイレーツ・カヌーをよく見に来てくれていたOさんが、お友達と中古レコード屋をオープンされたので、散歩を兼ねて行ってきました。出町から今出川を西進し、室町通りを二条の辺りまで南下。

道中、室町今出川の床屋さんの角にある石標が気になった。調べてみると「従是東北 足利将軍室町第址」と書いてある。そうか、この東北に室町幕府の花の御所があったのだ。
近頃はムロマチと聞いても通りの名前以上の意識はなくなっていました。金閣、銀閣、一休さん。すみません。
日常に歴史がひょっこり顔を出す。さすが京都と言うべきか。栄枯盛衰、諸行無常も感じられますね。

たどり着いた“T&T RECORD”では、よりリアルな中古感覚(あの頃のアレ、あのときのコイツ)を味わった後、安売りのハコの中に、ジェリー・ダグラスの1枚目のソロアルバムを発見。これが500円はお得でしょう。直ちに購入となりました。

では、そのA面1曲目、タイトル曲をリクエスト。
Jerry Douglas - Fluxology
邦題は「万物流転」。名手たちによる演奏がとても耳に心地よい。・・・ルテン、ちょっぴり目にも効くかな。


///当面のパイカス///
パイカス(PiCas)は、パイレーツ・カヌーの後ろの男3人で、方々に寄生しながら、ベス、サラ、キャッシーの育休復帰を待ちつつ活動中。

12/15(日)@ ネガポジ(京都 西院)
BUG & RHINO × 中井大介 × PiCas
河野沙羅と中井大介が京都に遊びに来るのでパイカス参戦、BUG & RHINO with PiCas と 中井大介 with PiCas になります。開場16:00、開演17:00、早めの時間にスタートです。

12/20(金)@ 拾得(京都)
Anya Hinkle (USA) w. PiCas /谷澤ウッドストック
アーニャのジャパンツアーにお付き合い。きっと9月の名古屋に続いてウッディにもパイカスが寄生するでしょう。詳細は追って。

12/22(日)光円寺(福山)
Anya Hinkle × BUG & RHINO × PiCas
アーニャとパイカスで、サラと大ちゃんのいる福山(広島)の光円寺へ。

=追記=
“つれ・づれ”は、次回は11/21(木)12/4(水)ウーララ(西院)。11/21がモーラムセット(ピン、アコーディオン、ベース。関西弁。)で12/4がイトチューくんのドラムが入った本来のトリオです。

“ぬかるみ天国”には、次回は11/17(日)雲州堂(大阪 北浜)に参加します。

2024年10月4日金曜日

「エアコン」

10月になってしまった。昼間は暑くても朝晩の空気が涼しい。ベースのじゅんです。
エアコンの出番が減るのはよいけれど。夏はもう少し続いてほしいです。

8月の終わりにサックス吹きの先輩が亡くなった。

グラサン、オールバック、ヒゲ、ダボズボン。18の僕にはカタギに見えないタカギさんだった。

「メシ行こけ」と洛北の吉野家に連れて行ってくれた。

オンボロのサニーにときどき乗せてもらった。もちろんエアコンはなかった。


キング・カーティス、リー・アレン、ローランド・カーク・・、サックス奏者を好きになった。

気さくでカッコよい兄貴分だった。ありがとう。

京都で音楽をしていればまた会えると思っていた。行かなくちゃいけなかった。

7月の拾得がラストライブだったそうだ。ブリブリのテナーを生で聞きたいです。。


本日のリクエストは、行きそびれた昨年2月のこれを。

BOUND - オン・ザ・ロック



///当面のパイカス///

パイカス(PiCas)は、パイレーツ・カヌーの後ろの男3人で、方々に寄生しながら、ベス、サラ、キャッシーの育休復帰を待ちつつ活動中。


12/15(日)@ ネガポジ(京都 西院)

BUG & RHINO × PiCas

河野沙羅と中井大介が京都に遊びに来るのでパイカス参戦です。詳細は追って。


12/20(金)@ 拾得(京都)

Anya Hinkle (USA) w. PiCas /谷澤ウッドストック

アーニャのジャパンツアーにお付き合い。きっと先日の名古屋に続いてウッディにも寄生するでしょう。これも詳細は追って。


12/22(日)光円寺(福山)

Anya Hinkle & PiCas、BUG & RHINO

アーニャとパイカスで、サラと大ちゃんのいる福山(広島)の光円寺へ。やはり詳細は追って。


<終了>

9/28(土)HUNNY - BUNNY(名古屋)

谷澤ウッドストック/田渕徹/PiCas

(ウッディのXから拝借)

(photo by うたさん)

谷澤くん(ウッディ)には初、田渕くんには5ヶ月ぶり2度目の寄生。京都・大阪勢で名古屋ハニー・バニーに現地集合でした。ウッディは誕生日。

名曲・名唄の数々。2人とも詩人だなあ。パイカスはフル出場で約3年半ぶりのハニバニを満喫。地下のレコード酒場はスピーカーが巨大化していました。

お店もお客さんもとても温かく、関西で見かける方々もチラホラ。田渕くん企画の5人で回したハニバニ讃歌も大好評でした。皆さまありがとうございました。



=追記1=

“つれ・づれ”は、次回は11/21(木)12/4(水)ウーララ(西院)。11/21がモーラムセット(ピン、アコーディオン、ベース。関西弁。)で12/4がイトチューくんのドラムが入った本来のトリオです。

(スポックさんの配信から拝借)
<終了>
先月の9/15(日)@雅屋(西院)では、コンフントJ のHonorioさんとSpockさんに誘っていただいてモーラムセット。楽しい昼下がりでした。終演後はマジックショー。

(同上)

お2人によると、この日は2003年に亡くなったアコーディオン弾きのカツベさんの誕生日だそうで、リンダさん(Linda Escobar)との馴れ初め、テキサス・コンフントミュージックの殿堂入りをしたことなど、エピソードを色々聞かせてもらいました。


だとすると、カツベさんが楽器の焼失した軽音楽部にハモンドオルガンを譲ってくださったのはテキサスに移住する少し前だったのかもしれません。ゴンベさん(BOUND)にバンをお借りして、高層のマンションまで引き取りに行った覚えがある。夏でしたが、やはり車内にエアコンはなかったです。



=追記2=

“ぬかるみ天国”には、次回は11/17(日)雲州堂(大阪 北浜)に参加します。


<終了>

9/21(土)440(東京 下北沢)は金子マリさんたち(5th element will)のマンスリーイベントで、ゲスト参加の”ぬかるみ天国”に同行させてもらいました。

5th・・の高齢患者と医者をネタにした新しい曲は、本番もさることながらリハで曲を整理する工程も面白く、大笑いできて幸せ。北京一さん素敵やなあ。山岸潤史さんも遊びに来ていて1曲弾いてくれました。ただで見れるのは役得ですね。終演後にKenKen来店。


この日、地下(CLUB251)ではソウル・フラワー・ユニオンのライブがあって、これを見に来たというムラオくんが、地上の看板に僕の名前を見つけたからと終演後にわざわざ会いに来てくれました。何年ぶりだろう。東京在住10数年になるそうで近況を交換。ひがし(つれ・づれ)にもよろしくと。

騒音寺など30周年を迎えた京阪のバンドの話も出たので、440に置いてあったCHAINSのチラシを手渡す。



=補足=

高木さんやスポックさんに初めて会ったのは1985年ですが、80年代も後半になるとカーエアコンの装着率はかなり高くなっていたようです。

ところで、「エアコンディショナー(air conditioner)」の略称は「エアコン」ですが、「ヘアコンディショナー(hair conditioner)」のことを誰も「ヘアコン」とは呼びません。なぜだろう。


最後に。もう1曲リクエスト。

Rahsaan Roland Kirk - Old Rugged Cross

2024年8月22日木曜日

「トコヤ」

16日の金曜は早めに帰宅したのに家の中で寝転がったまま、今年は大文字の送り火が灯るのを見逃してしまった。少し外に顔を出せばよかったものを。まあいいか。ベースのじゅんです。

その代わり、たまたまその時間帯に読了した「シャーロック・ホームズの凱旋」(森見登美彦)のラストシーンで、大文字山の火床のあたりで主要人物たち(ホームズ、ワトソン、メアリー、ハドソン夫人、モリアーティ教授、レストレード警部・・・)がピクニックをしていたので。

京都(ヴィクトリア朝京都)を舞台にした一種のファンタジー、図書館から奥さまが借りてきた本をつまみ食い。登場人物の移動ルートを自分の散歩コースについ重ねてしまう。

最近の散歩では、前回のブログに書いた「ナビオ」のほか「角の床屋」をチェックしている。京都の散髪屋や美容室は四つ辻の角にあることが多いそうで、そんな角地物件を見つけたら、これも採取して大阪H兄の「京都角の散髪屋アルバムに送るようにしているのですが、本の中には該当物件はなかったなあ。

ところで、以前にパイレーツ・カヌーが散髪屋でライブをしたことがあって、京都ではなく福岡の志免町(Barber Shop MIZUNOさん)でしたが、ここは角地だった気がする。

そのときにいただいた、お店の前で撮った炭坑跡の堅抗櫓(たてこうやぐら)の写真が実に素敵だった。(2016年12月のブログ↓23(金)をご覧ください)
http://onthecornerrecords.blogspot.com/2016/12/blog-post_28.html
父の初盆の送り火を見逃したことは、この素敵な写真を思い出したことで、やはりチャラにしようと思う。

写真の櫓の見える角度が、大分むぎ焼酎二階堂の、H兄が制作に携わられたと後に知ったCM(「父」篇)の冒頭シーンと全く同じなのがとても気になるのです。

では本日のリクエスト。
床屋ではなく風呂屋ですが、来月名古屋で合流する谷澤くんのチャーミングな曲を。
谷澤ウッドストック - 銭湯


///当面のパイカス///
パイカス(PiCas)は、パイレーツ・カヌーの後ろの男3人で、方々に寄生しながら、ベス、サラ、キャッシーの育休復帰を待ちつつ活動中。

9/28(土)HUNNY - BUNNY(名古屋)
谷澤ウッドストック/田渕徹/PiCas
京都の谷澤くん(パイカスとは初共演)と大阪の田渕くんと、名古屋で待ち合わせ。

少し先ですが、12月は、サラと大ちゃんが京都に来るのでパイカスと一緒に演奏する予定。アーニャ・ヒンクルの来日ツアーにも少しお付き合いします。詳細は改めて。

=追記=
“つれ・づれ”は、次回はモーラムセット(ピン、アコーディオン、ベース。関西弁。)で9/1(日)ウーララ(西院)と9/15(日)@雅屋(西院)。雅屋では、コンフントJ とご一緒するようで楽しみです。
前々回は超満員、前回は無観客、乱高下。お客さんゼロのときの各演者のパフォーマンスがとてもよくて、見ていて得したような、もったいないような。しかし、僕らが飲むだけではお店に申し訳ない。

“ぬかるみ天国”には、次回は9/21(土)440(東京 下北沢)に参加予定。金子マリさんたちのマンスリーイベント。
8/11(日)music bar S.O.Ra(大阪 難波)の有山じゅんじ&ぬか天、楽しかったです。PAに入ってくれた高木太郎さんに聞いた芋焼酎「月のあかり」のエピソードも面白かった。今度、飲ませていただこう。
(photo by 宇根崎さん)

2024年7月27日土曜日

「ハンター」

暑さの度が過ぎて昼間の散歩は危険を感じることがありますね。ベースのじゅんです。最近、散歩中にある種のハントにハマっていますが、これ自体は安全。

大阪在住のH兄が、ブログで「全国ナビオ図鑑」という企画を立てて、Y字路(三叉路)の鋭角な三角地に建つ、先の尖った建物を「ナビオ」と名付けて写真を集めておられる。ナビオの云われは大阪梅田の「 ナビオ阪急」(観覧車を背負った姿がよい)。

それで僕も、ナビオ物件に遭遇した際は採取して送ることにしているのです。
ミッションの幅が奥様のお使い以外にも広がって散歩ライフが充実。ナビオハント。なかなかお勧めです。
Y字路のデルタの先っちょには祠があることもしばしばで、分かれ道の祠、何か霊的な理由でもあるのかしら。これも惹かれますが、ホコラハントは罰が当たりそう。

夜歩きにも気をつけましょう。
ライブ帰り、「無事帰宅」の寸前にコケて額から流血の騒動、奥様に怒られる。絆創膏はサビオですか。
京都では、賀茂川と高野川の合流する形が大きなY字。「鴨川デルタ」と呼ばれる三角地が隆起するとナビオっぽいと思っているのは、僕だけでしょうか。

では、本日のリクエストはこちらを。
Albert King - The Hunter


///当面のパイカス///
パイカス(PiCas)は、パイレーツ・カヌーの後ろの男3人で、方々に寄生しながら、ベス、サラ、キャッシーの育休復帰を待ちつつ活動中。

9/28(土)HUNNY - BUNNY(名古屋)
谷澤ウッドストック/田渕徹/PiCas
少し先ですが。京都の谷澤くん(パイカスとは初共演)と大阪の田渕くんと、名古屋で待ち合わせ。

=追記=
“つれ・づれ”は、次回はモーラムセット(ピン、アコーディオン、ベース)で8/6(火)ウーララ(西院)。
イトチューくん(ドラム)入りのトリオでインストを2週続けてやった7/13(土)@大粒の泪(堀川丸太町)と7/20(土)ウーララ(西院)は、対バンの方々も多彩で面白かった。ウーララでは官能小説の朗読もありました。
(大粒の泪)

“ぬかるみ天国”には、次回は、有山じゅんじ&ぬか天の8/11(日)music bar S.O.Ra(大阪 難波)に呼んでいただきました。
7/14(日)インキョカフェ(京都 一乗寺)も、ありがとうございました。

=追記2=
そういえば、ハント親子(パイレーツのエリザベス・ハントとお父さん)のバンド(Little Tyme)がシングル(Sailing Around Nassau)を近々リリースして、ストリーミングサービスで配信するそうですよ。

2024年6月29日土曜日

「ノリノリ」

高速バスに乗って徳島に行ってきました。ベースのじゅんです。


13時前に松茂に到着すると、先着のウリョンくん(PAHUMA)が早くも土産にと、味付のり(日の出印の大野海苔)を我々パイカス3人に1本ずつ買ってくれていて、

迎えに来てくださったチッチさん(TT on the moon のベースの方)に、鳴門のびんび家(活魚料理)へ皆で連れて行っていただき、
極上の刺身、天ぷら、焼魚、釜飯・・・味噌汁も極上、

(photo by ウリョンくん)

運転してくださるチッチさんに申し訳なく思いつつ、我慢できるわけもなく、久しぶりの日本酒をひやで注文、幸福感がさらに上昇、

到着して2時間もしないうちに正月気分まで味わい、始まる前に既に満足。


・・・中略・・・


翌朝、パイカスはチッチさん宅で目覚め、コシのある半田そうめんと僕はビールもご馳走になり、味付のり(5本入りの箱)を土産に上乗せしていただき、

チッチさんの車でバス乗り場へ、

10時3分発の高速バスに乗りこみ、余韻に揺られながら無事に京都に帰着。


「・・・中略・・・」の部分が最高に楽しかったことは言うまでもなく、

徳島でビンビンになった心のバッテリーは7日経過後もまだ充電不要、とにかく感謝です。

・・・ノリバッテリー、残量65%切っていますね。

では、ノリノリのロックンロールではないけれど、

明石海峡大橋を渡るときにヘッドホンから流れてきた曲をリクエスト。

Irma Thomas - Thinking About You

ピアノはノラ・ジョーンズ。スティーブ・ジョーダンのドラムが鳴るとストーンズが観たくなるかも。



///当面のパイカス///

パイカス(PiCas)は、パイレーツ・カヌーの後ろの男3人で、方々に寄生しながら、ベス、サラ、キャッシーの育休復帰を待ちつつ活動中。


9/28(土)HUNNY - BUNNY(名古屋)

谷澤ウッドストック/田渕徹/PiCas

少し先ですが。京都の谷澤くん(パイカスとは初共演)と大阪の田渕くんと、名古屋で待ち合わせ。


他は未定。年末にアーニャ(Anya Hinkle)が来日するので、少しお伴すると思います。


<終了>

5/26(日)インキョカフェ(京都 一乗寺)

SUEMARR&PiCas

(photo by Ayaちゃん)

スーマーさんの後ろで、がっつり15曲ほど演奏させてもらいました。当日の夕方にインキョカフェで合流して色々打ち合わせ、新曲(パイカスにとって)もいくつか。共演したことのある曲のキーを思い出したり。


開演前に近所の居酒屋でスーマーさんと軽く二人で飲んでいたら、ちょっぴり遅刻。スタンバっていた岩城くん、ヨッシー、お客さま、すみません。しかし、おかげでリラックス。スーマーさんが帽子(ilsou)の左側に付けていた「かわいいコックさん」のバッジがよい感じ。


6/22(土)Music Bar Ricky(徳島)

PAHUMA DEBUT TOUR !!!7inch Release Party!!!

act PAHUMA(side-B)/TT on the moon

(maekenさんの動画から拝借)
”Side-B”はウリョンくん(PAHUMA)のバンドセットのことで、この日はパイカスが同伴。

(ヨッシーへ送っていただいた写真を拝借)
迎えてくれた”TT on the moon”は、ロックなフレーズが次々に繰り出され、何よりバンド愛が溢れていた。このような大人になりたいでしょう。

(同上)

(いただいた動画から拝借)
ウリョンくん、愛されていました。パイカスも? 打ち上げでは僕と同い年のオジさま方もおられて話がはずむ。



=追記=

“つれ・づれ”は、次回はイトチューくん(ドラム)が入ったトリオ編成で7/13(土)@大粒の泪(堀川丸太町)と7/20(土)ウーララ(西院)。モーラムセット(ピン、アコーディオン、ベース)では8/6(火)ウーララ(西院)。

“ぬかるみ天国”には、7/14(日)インキョカフェ(京都 一乗寺)と、有山じゅんじ&ぬか天の8/11(日)music bar S.O.Ra(大阪 難波)にも呼んでいただきました。



2024年5月21日火曜日

「カッポ/カポ」

三条や四条あたりの街なかで飲んだ後に、歩いて帰宅することが割とある。先日も。ベースのじゅんです。

途中、尿意を催してトイレを探す、足が攣ってしゃがみこむ、階段を踏み外すなど、スマートではない。しかし、シティー・ボーイっぽく街を粋に闊歩したいとはあまり思わないです。
昼間も、平日はほとんど出歩かないし、休日の散歩はのんびりダラダラ歩くのがよいでしょう。

それはさておき、5月の晴れた日の散歩は気持ちよい。
苦手な春が過ぎて、好きな夏はゆっくりきてほしい、という絶妙な時季で、長く続くとよいなと思います。

いろんな花が咲いて虫たちが元気だ。
大型のハチが一直線に飛んでいく姿には素直に憧れたりもする。
近所をぶらついていると橋のたもとに生えているセンダンが花の盛りを迎えていたので、やや遠目に眺めるのが好みですが、至近距離から写真を撮ってみた。
センダンは、大きい木が鴨川沿いに、法務局、(元)銅駝美術高校、二条大橋の傍にもある。気になり始めたタイミングで、朝から街なか方面に用事があったので、通って行くことができました。

ふと、脳内でセンダンの所在を確認する過程が、飲み会からの帰宅ルート上にある公衆トイレの場所を思い浮かべるのと同じであることに気付く。分布の具合も似ているかもしれないなあ。


///当面のパイカス///
パイカス(PiCas)は、パイレーツ・カヌーの後ろの男3人で、方々に寄生しながら、ベス、サラ、キャッシーの育休復帰を待ちつつ活動中。

5/26(日)インキョカフェ(京都 一乗寺)
SUEMARR&PiCas
還暦を迎えたスーマーさんと。久しぶりに4人で。楽しみです。
歌い手はもちろんスーマーさんですが、パイカスだけが口を開けている写真があって面白い。これはコロナ前だな。撮ってくれたのは名古屋のなおみさんでしょう。
(2019.7.14@インキョカフェ)

6月は徳島へ。ウリョンくん(PAHUMA)に同行する予定。詳細は追って。


=追記=
“つれ・づれ”は、次回は6/18(火)ウーララ(京都 西院)の24周年イベント、これはモーラムセット(ピン、アコーディオン、ベース)で。イトチューくん(ドラム)が入ったトリオ編成では、7/13(土)@大粒の泪(堀川丸太町)、7/20(土)ウーララ(西院)。

“ぬかるみ天国”には、7/14(日)インキョカフェ(京都 一乗寺)に参加します。
先日の5/5(日)@三国ヶ丘FUZZ(堺)はヨッシー(パイカス)と一緒でした。ばっちりコーラス隊も入って、春一番と連チャンになる金子マリさんたちの露払い。
(photo by 山本さん)

ところで、ぬかるみ天国のアサキチさんはよいアコギをお持ちですが、カポも上等だそうで、その値段を聞いて驚いた。ふと、鉛筆をカポにしていたスリーピー・ジョン・エステスのレコジャケの写真を思い出す。・・ありました。

では、最後に。還暦間近な頃のダン・ヒックス。豪華なアルバムの終わりの方に入っている脱力な曲をリクエストしましょう。
Dan Hicks & The Hot Licks - I’ve Got a Capo on My Brain

2024年4月30日火曜日

「トラベリン・マン」

発熱した奥さまがプッチンプリンを所望されるので、気軽によしと引き受けて買いに出かけたのですが・・・。ベースのじゅんです。

生鮮館、グレース田中、コレモ、ライフ、フレスコ、アイハート、えびす屋といった、出町柳駅から半径600メートル圏内のスーパーを順に当たるも見つからず。ココカラファインにも。ファミリーマートやセブンイレブンにも。ない。

途中、早い段階で森永の焼プリンに方針転換しておけばよかったと後悔するも、ここまで来たのだからと諦めきれないのが人間の心理というもの。
さまよい歩くこと1時間あまり。変な汗をかく。

グリコのシステム障害の影響でプッチンプリンの出荷が止まっているとは露知らず。GW前の買い占めか、地域に異変が起きたのかと。グリコ・森永事件まで思い出した。
https://news.tv-asahi.co.jp/news_economy/articles/000346437.html

ダメ元で帰宅直前にウチから一番近いコンビニに寄ったら、プッチンプリン(Big)が2個残っていてホっとする。これを買い占めてなんとかミッション完遂。最後に笑えてラッキー。

しかし順番を誤ったなあ。大切なものが身近にあることを教えてくれたのはチルチルとミチルでしたっけ。

では。本日のリクエスト。
プリンを求めて歩き回ることをトラベルとは言わないし、ウチの奥さまはモリーじゃないけれど。パイレーツ・カヌーのエリザベスと岩城くんもお薦めのアルバムから、この曲を。エレクトリック・ムビラの音が心地よいです。
Joachim Cooder - Molly Married A Traveling Man



///当面のパイカス///
パイカス(PiCas)は、パイレーツ・カヌーの後ろの男3人で、方々に寄生しながら、ベス、サラ、キャッシーの育休復帰を待ちつつ活動中。

5/26(日)インキョカフェ(京都 一乗寺)
SUEMARR&PiCas
還暦を迎えたスーマーさんと。久しぶりに。楽しみだ。夜の7時半頃から。詳細は追ってお知らせします。

6月は徳島へ。ウリョンくん(PAHUMA)に同行する予定。これも詳細は追って。

<終了>
4/20(土)ムジカジャポニカ(大阪 梅田)
春のPiCas祭り~PAHUMA×田渕徹
PiCas、PiCas×田渕徹、PiCas×PAHUMAと、パイカス出づっぱり。
バックバンド冥利につきる、とてもいい夜。病み上がりの岩城くんもいい顔していました。
photo by はっちゃんさん
ご来場の皆さん、ムジカせえぽんはじめ関係者の皆さんに感謝です。
ウリョンくん(PAHUMA)の7インチEP(ドーナツ盤)リリースの日と重なりました。たくさん売れるといいな。たぶちくんの歌(2DK、LED・・)ともまた是非ご一緒したい。

4/24(水)インキョカフェ(京都 一乗寺)
Tim Easton Japan Tour 2024
19日にスタートしたティムの日本ツアーは確か昨日29日が最終日。お疲れさまです。同行のゴーティー松本さんも。これぞ、まさにトラベリン・マン。

京都インキョカフェでは、松本さんからリクエストのあった6、7曲をパイカスと演奏。もちろんティムのソロパフォーマンスもしっかり観れたし、歌もギターもとてもカッコよかった。

ヨッシーはティムとナッシュビルの帽子屋の話で盛り上がる。誕生日直前のティムは僕と同い年。そんな歳(?)で今年あと70数本のライブが既に決まっていることに谷くん(KENT VALLEY)が驚いていた。谷くんにも会えてよかったな。


=追記=
“つれ・づれ”は、次回は6/18(火)ウーララ(京都 西院)の24周年イベント、これはモーラムセット(ピン、アコーディオン、ベース)で。イトチューくん(ドラム)が入ったトリオ編成では、7/13(土)@大粒の泪(堀川丸太町)、7/20(土)ウーララ(西院)。

“ぬかるみ天国”には、5/5(日)@三国ヶ丘FUZZ(堺)にヨッシー(パイカス)と一緒に参加予定。その次は7/14(日)インキョカフェ(京都 一乗寺)にお邪魔します。

2024年4月7日日曜日

「ヒビ」

3月の末は気温が上がって桜も咲きだした。さすがにそんな週末は人出が多い。僕も昼下がりに散歩を兼ねて3ヶ月ぶりの散髪に行ってきました。熱いタオルとマッサージが好き。ベースのじゅんです。
京都御所(御苑)を突っ切って、木々を眺めながらてくてく行く。モクレンの花がみごと。

商店街に映画館ができてからずいぶん経ってしまった。平日の昼間におそるおそる入ってみた。遅ればせながら、評判の「Perfect Days」を見ることができました。

公園をまわってトイレ清掃をする平山氏は、昼の休憩タイムはいつも神社で馴染みの木を見上げる。そして木漏れ日をフィルムに記録する。

気になる木だったら僕にもあるなあ。


で、散髪の帰りは、また御所の中を、少し回り道をして大きなクスノキを見に行くことにした。

はみ出して切られることもなく四方八方に枝を伸ばす姿勢が好き。

気になるポイントは、砂利道の面スレスレまで枝が被さっているところ。

木陰が広いのだ。暑くなったら寝転びに来よう。

変調をきたしがちな時節柄、少しでもおおらかな気持ちで日々を過ごせますように。

では、本日のリクエスト。

Joseph Spence - I’m going to live that life 



///当面のパイカス///

パイカス(PiCas)は、パイレーツ・カヌーの後ろの男3人で、方々に寄生しながら、ベス、サラ、キャッシーの育休復帰を待ちつつ活動中。


4/20(土)ムジカジャポニカ(大阪 梅田)

春のPiCas祭り~PAHUMA×田渕徹

ウリョンくん(PAHUMA)、たぶちくん(田渕徹)、パイカスの三者で。パイカスは出ずっぱりになりそうです。たぶちくんとの共演は初、ウリョンくんとは2回目。楽しみだ。


4/24(水)インキョカフェ(京都 一乗寺)

Tim Easton Japan Tour 2024

ティムの6年ぶりの来日ツアー。京都公演は4/24(水)に一乗寺のインキョカフェにて。パイカスお伴します。谷くん(KENT VALLEY)の演奏もあります。京都の方(に限らず)是非!

その後は、5月に京都でスーマー×パイカスが決まっています。詳細は追って。



=追記=


“つれ・づれ”は、次回は4/12(金)ウーララ(京都 西院)にてイトチューくん(ドラム)が入ったトリオ編成で、ウーララ24周年イベントの6/18(火)はモーラムセット(ピン、アコーディオン、ベース)で。


“ぬかるみ天国”には、4/14(日)AZUL TERRACE(大阪 梅田)、5/5(日)@三国ヶ丘FUZZ(堺)に参加予定。7月は京都も。(3月の東京(下北沢、高円寺)2days、面白かったです。昼間に街中華で一杯やれたのも幸せな時間。僕だけ終電で京都に帰らなければならず高円寺に居座れなかったことが心残り。)

240317JIROKICHI  photo by ladyeriaさん
ぬかるみ天国の新作、LP『ぬかるみ三昧ライブ/アサキチ』&3rdCD『こけたらむけた/アサキチ』を僕も東京でいただきました。

「光と影」という曲がCDの方に収録されていて、映画「Perfect Days」を見ていたら、エンドロール後に出てくる「木漏れ日」(日本語)の解説にその言葉が使われていたので反応してしまった。

なんだか美しく響いたのでメモしておきます。


「風に揺れる木の葉によって生み出される光と影の揺らめきを表す日本語。それはその瞬間に一度だけ存在します。」

日々は唯一無二の瞬間の積み重ね。そのほとんどを忘れてしまうし、意味を求めるものでもないけれど。よい瞬間を多く感じられるとよいですね。


・・・映画館の向かいのスーパーでホタルイカとソラマメ を買って帰って一杯やりました・・、というのは、あまり瞬間っぽくないなあ。