2020年6月1日月曜日

「ミツ」

密教に、行動(身)と言葉(口)と心(意)を整えよという「三密」の教えがあるそうです。注目されているのだろうか。
世間では新しい生活様式ということで、引き続き3密(密閉、密集、密接)の回避や身体的距離の確保などが言われているけど、そういう号令よりも言葉の重みを感じるのは、まあ当然ですかね。

ベースのじゅんです。行動力、コミュ力、意思力。自分に足りないものをなんとかせえよと指摘されているようで弱ったな。

で、振り切れた歌や演奏に憧れたりもする。リトル・リチャードなど聞いてスカっとするのはほとんど本能で、たぶん何かの教え云々とは関係ないけど、好きになる意味や理由をこじつけるのはやめられないのかも。

では、本日の1曲目です。
これも気が晴れるようなおおらかな曲。ずいぶん前に聞いていたもので誰が歌っていたか。ヒット曲の"Kansas City"で検索。
Wilbert Harrison - Near to You

こんなふうにそばにいたいというのは基本的な欲求ですね。恋人や子どもをムギュっとしたい気持ちはよくわかる。
コロナ禍の影響で病院や施設の面会制限を受けて我慢を強いられている方もいて、早くちゃんと会えるようになることを祈ります。

次の曲にまいりましょう。
Coir! Coir! Coir!」は、好きな歌を多くの人が集まって歌っているのが圧巻。ビーチボーズの「素敵じゃないか」とか。パティ・スミスを迎えての「PEOPLE HAVE THE POWER」には震えます。
そんな中からボブ・マーリーの人気曲を。
choir! choir! choir! sings Bob Marley - One Love (Featuring La-Nai Gabriel)

濃密。Let's get together and feel all right なんて、このご時世で中々できません。
ライブハウスでは、お客さんはマスク着用、発声は控え、着席、でなければ1メートル離れなさい、と言われていますし。営業再開の目途が立つとよいですが。
自由に集まってものを申すこと、今後どんどん難しくなるのではと心配にもなる。オンラインか・・・

最後の曲です。
ビートルズをはじめ、ハーブ・アルパートなど色んな人がやっていましたね。この人のやり方かっこよいな。
Lizz Wright - A Taste of Honey

「密」の味は「蜜」の味。お付き合いは距離感が大切ですが、個人的な関係も社会的な関係も親密さが増すと嬉しい。

で、振り出しの「三密」を考える。
他人の不幸は蜜の味とも言うけれど。匿名の心ない言葉。間違っても、見えない距離から一方的な攻撃をしかけて相手を追い詰めるなんてダメですよね。


//ライブスポット支援CD「STAY AWAKE」//
コロナ禍の渦中、僕らがお世話になってきたライブスポットのために何かできないかと、所属レーベルのオンザコーナーレコーズでコンピレーションCDを作りました。
各店で販売した売上げをそのまま役立ててもらおうという趣旨です。オンザコーナーの通販サイトでも支援したいお店を選んで購入していただけます。
CDの内容や取扱店など詳しくは特設ページをご覧ください。
http://onthecornerrecords.com/sien

5月1日の発売から1か月。多くの方にご支援をいただいています。本当にありがとうございます。追加プレスもしましたので、在庫はまだあります。
是非とも営業を再開したお店に足を運んでください。そして、そのお店でCDを買っていただければ嬉しいです。

こちらもご覧ください。
ヨッシー企画のパイレーツ動画第2弾
岩城一彦が語る TV Dobros 第2回 放送


//当面のパイカス//
パイカス(PiCas)は、パイレーツ・カヌーの後ろの男3人で、方々に寄生しながら、ベス、サラ、キャッシーの育休復帰を待ちつつ活動中。

当面の予定はいったん全部なくなりましたが、夏ぐらいから何か入ってくるかな。稽古も再開しないと。