2020年5月3日日曜日

「ステイ・・・」

なるべく人に会うなというのは変な教えで、人類には向いていないと思うけど、そんな常識も変わっていくのかも。
ステイ! ハウス! わんっ! ステイ・ホームと言われて家にいて。
ベースのじゅんです。我慢のしどころですよね。オンラインも不得手ですし。

こんなときに、日ごろの不義理を悔やみながら、あの人どうしているかなと想うもの。人生にブルースはつきものだし、なんとか低空飛行でもやっていかなくちゃね、ボヤッキー。しかし、じっとしているだけじゃ何もならん。
Delmore Brothers - Blues Stay Away From Me

さて、4月7~10日頃のオンザコーナーレコーズ(パイレーツ・カヌーと中井大介)。 
「みんな最近どないしてる?」「トイレットペーパーあらへん?」「直接手で拭く方が体にええねん!」「右手?」みたいな近況報告から始まって、2,3日の沈黙後にキャプテン・サラが企画を発案・投入し、これが急ピッチで進行。(メッセンジャーでのやり取りです)

当初の予定より30時間遅れの5月1日(の1時間前)に販売開始となりました。
ステイ・アウェイク。こちらのCDが本題です。
(Jacket Design by Reika Cully)
全17曲。
木下弦二さん(東京ローカル・ホンク)、井上陽介さん(Turntable Films / Subtle Control)の演奏や、西村哲也さんプロデュースの河野沙羅ソロ作品も収録。(弦二さんはサラの参加曲、井上くんは岩城一彦とのデュオ"Peg&Awl"の曲です。)

CD販売の趣旨は特設ページ(↓)をご覧ください。
http://onthecornerrecords.com/sien.html
僕たちが演奏するときにお世話になっている各店に届くよう、皆さんの思いと力による増幅をお願いして、既に多くのご支援をいただいているところです。ありがとうございます。そして、引き続き、さらなるご支援をお願いしたいです。 

タイトルの「STAY AWAKE」は、「8時だョ! 全員集合」を見終わったあともまだまだ寝たくなかった子どもの時分や、ディズニー映画の楽曲を集めたハル・ウィルナーのアルバムが好きだったことを思い出す。やっぱり眠るには早すぎますよね。
Stay Awake - Mary Poppins (Julie Andrews)

ステイ・ゴールド(Nothing Gold Can Stay)。
何ごとも、いつまでも、というわけにはいかないことが分かっているからこそ、宝物のような時間や場所ができるだけ続くように願うのだ。

コロナ禍とは別の理由で閉店を表明されたお店もありました。本日はその店名から連想した美しい曲をリクエストします。夜・・・水・・・人・・・鳥・・・(ペンギンの和名は人鳥だそう)

まずはこの曲をこの方のバージョンで。かっこよい人だな。
Midnight on the Water - John Hartford

次で終わります。
落涙。タイトルも好き。長い曲ですけど。
Penguin Cafe Orchestra - The Sound Of Someone You Love Who's Going Away And It Doesn't Matter 

CDを届けに行く途中で弁天様に寄ってペコリ。どうかお力添えを。個人的な祈りも追加、これは専門外だろうか。


//追伸//
製作費に充てようと支援CDと同時に販売を開始したマスクは、 ilsou(岩城彩さん)作のおしゃれハギレのパッチワークも、キャプテン・サラ作のレーベルのロゴ入りも、あっという間に売り切れました。ありがとうございます!

僕もほしかった。一人で手作りしているので量産はできないけど、追加があるとよいですね。


//当面のパイカス//
パイカス(PiCas)は、パイレーツ・カヌーの後ろの男3人で、方々に寄生しながら、ベス、サラ、キャッシーの育休復帰を待ちつつ活動中。
でも、当面の予定はみな飛んじゃいました。

先日上がったパイレーツ・カヌーの動画(これはヨッシー企画)で、明るくのびのびしている女性陣とは対照的に、右下の3密スペースで蠢いておりますのが本来のパイカスのポジションですので、参考まで。
https://twitter.com/i/status/1256397686435016708

女性陣の動く姿を見るのは僕も約5カ月ぶり。子どもたちも元気そうでなにより。