祇園祭が着々と盛り上がり見せる京都では、気温と湿度も着々と盛り上がって来ております。
そして僕はその暑さに不戦敗を喫したいと願っております、こんにちは岩城です。
先月は久々の「パイレーツ・カヌーのひょっこりパーティー」に実に沢山のお客さんが拾得に来てくれました、本当にありがとうございます!
ニューアルバムのレコ発ライブでしたが、CDの方も沢山の方に買っていただいて感謝感激です。
さてライブやブログでも告知してますがボーカル・ギターのエリザベスが8月末にアメリカに行きます、残念ながら9月以降はパイレーツ・カヌーとしてのライブは今のところ予定はないです。
エリザベスの渡米前の8月27日(水)に京都拾得でひょっこりパーティーがあります。
これは見逃す手は無いですね! ぜひとも皆様エリザベスがまた日本に帰って来る時のお土産のリクエストをしに来て下さい。
アメリカかぁ、面白そうやなぁ。
コロンブスやインディアンから始まるアメリカの歴史の裏話的な本で、書いてある事の真偽は僕にはわかりませんが面白いです。
最近気になってる映画もありまして、公開されたのは2年程前ですが「ON THE ROAD」です。
ジャック・ケルアックの小説は読みましたが、ビバップジャズの興奮をよく文字であそこまで表現できるなと感動しました。映画はまだ見たことがなく、いま京都のみなみ会館で上映してるみたいなので見に行こうと思います。
アメリカの文化には興味津々でありますが、やはりきっかけは音楽でしょうね。
僕が一番好きな音楽はアメリカで生まれた音楽なのです。
ブルース ヒルビリー ウェスタンスイング カントリー ブルーグラス ジャグバンド ディキシーランドジャズ ケイジャン ロックンロール フォーク リズムアンドブルース ソウル ファンク ジャズ
全て好きです。
学生の時に1度だけアメリカを3週間ほど旅行した事あります(もう15年も前ですが)、本場で自分の好きな音楽を聴いてみたかった。
結果、既に好きだった音楽はさらに好きになり、自分がまだよく知らなかった音楽も体験することで好きになってしまいました。
旅行に行く前は 俺ってホンマに音楽好きなんかなぁ とくだらないことで悩んでましたが、ホントにくだらなかったです。
写真はナッシュビルのSTATION INN というライブハウスです。
ちなみに英語は苦手でどこのライブハウスでもバドワイザーしか注文が通じなかったので、ひたすら毎日バドワイザーばかり飲んでいました。おかげで旅行以降薄いビールが好きになり、エビスなんかは苦手になりました。
このライブハウスには何日か通ったのですが、ある1日はブルーグラスのアマチュアジャムセッションの日でした。
当時大学で僕はブルーグラスのバンドをやってましたが、そのアマチュア達は僕らなんかとはまるで次元が違う演奏をしていて驚愕でした。
もちろん演奏の技術なんかは比べモノにならないのですが、根本的に何か違う。とくに小学生くらいのガキ(悪意をこめて)がバリバリとギターを弾いて歌ってるのを聞いて愕然としました。 血 なんかなーって・・
10年後にエリザベスの歌を初めて聞いた時にもこの時の事をチラっと思い出しました。
その当時ライブなんかしたことも無い、家でお父さんと演奏するだけと言った彼女の歌とギターは僕がずっと好きでこんな音を出したい、けど出せないと思っているズバリ アメリカな音でした。
スタジオの床が抜ける程に地団駄を踏みましたよ。
とまあアメリカに思いを馳せてみた訳です。
今、またアメリカへ行ったらまた当時とは違う感想なのかもしれません。
確かめに行くか、泊まる所も出来そうやしー。