みなさま、こんばんは。
代表の中井です。
この度の「北米ツアーお助けプロジェクト」、自分たちで計画・実行した時は、親戚知人を中心に20万円が限度ではないかと考えておりました。
しかし!なんということでしょう!3月7日現在、986,900-という額を表示しております!
これはもうほぼ目標額でございます。
驚きと感謝と喜びとそして気の引き締まる思いが押し寄せております。
みなさま、たくさんのご支援を本当にありがとうございます!!
北米でのチケットや宿、衣装や演奏曲目、持ち込みのマイクや録音・撮影機材など、凡ゆる準備も佳境にはいっております。
二度と行くことが出来るかわからないツアーへ、世界から来る観客にパイレーツ・カヌーの音楽を聞かせにいってきます!
そもそもこういう企画やアイデアを出すのは私が多い(気がする)のです。
自分自身のライブで「パイレーツ・カヌーにご支援を」と告知もしますが、何というか説得力が無いですねw
「お金をください。」という告知・お話ををバンドのメンバーにさせていることが心苦しいとも感じましたが、こういうことはいただく本人が言わなきゃなりません。
みんなありがとう。おかげでたくさんの方にご支援いただけました。
(昨年の12月23日に拾得のステージで某メンバーのことを「素晴らしいお金への執着心の持ち主」的な紹介をいたしましたが、一番お金のことを考えてたの実は私ですね笑)
さて、レイカ・サラ・キャッシーは当然ステージ!として、私の役割はと言いますと「録音」「撮影」「荷物持ち」ということになります。
一番の問題はライブの「録音」とその機材です。
ちょっと書いてもいいですか?
なにしろあまりこういう話をする人が居ませんものでさみしくて(笑)。独り言を少し。(がんがん工作をする特に若い人増えないかなあ。。)
もう昨年からずーっと試行錯誤を繰り返しておりまして、何しろ各会場の規模や機材の状況、PA卓からラインを回してもらえるのかすらわかりません。
そこで、向こうの設備に全く頼らずにライブもレコーディングも行う機材を製作し持ち込んでやろうとサウンドチェックを重ね、ねちねち製作しておりました。
そしてついに!完成しました!
彼女たちのステージは全て「ワンマイク」で行います。
そのための練習や録音チェックを彼女たちと共に入念に済ませました。
マイクプリは改良を重ね、マイク本体もレイカの削り出した「ドクロ」のオブジェに組み込みました!
(これがむこうでうけたらいいな。この「ドクロマイク」の写真は後日)
写真はマイクスタンドの足元に置くボードです。
ツアーの全ステージに拾得でのライブでも馴染みのオリジナルマイクとプリアンプを持ち込みます!
プリアンプの出力インピーダンスを下げ、パラアウトに耐えられるようにしました。
「おい!出力足らねーぞ!」と英語で言われてもいいように、ついでにゲインも上げました。もうこの時点でミキサーに送るDIとレコーダーに分けてしまいます。
つまり、もう「ステージマイク直下で録音」してしまいます。
これが一番音質と会場を選ばないセットになりました。
(回路設計や製作の技術もさることながら、一番大切なのはやはり発想・アイデアだと痛感しました。)
プリアンプもレコーダーもバッテリードライブですので、完全にスタンドアローンです!(と言いたいところですが、「siren’s comb」で使用するリバーブは要電源です。。)
あとは先日にfacebookに写真を投稿しましたバイノーラルマイクを使ってフロアを録音します。
問題はライブ中に僕がビデオカメラをもって客席にいられるかどうか。。。
こればっかりは各会場行ってみなければわかりません。
責任重大!
私もがんばってきます!!
できる限り毎日、wifiの有る限り、Twitterとfacebookで彼女たちの様子をお伝えいたします。
みなさま、北米で二週間、レイカ・サラ・キャッシーと私が、成功したり失敗したり、慌てたりテンパったり、喝采を浴びたりずっこけたりする姿をぜひ見届けてやってくださいませ!
よろしくお願いいたします!