サキョウク、キョート、ジャパンから。じゅんです。
「チチ」。チチ松村さんがパイレーツ・カヌーを評してくださった「ひょんな音楽」「ほっこり湯たんぽ」という文句は断然好きだなあ、まるでパイレーツの月例「ひょっこりパーティー」の語源だなあ、という話題ではなく、「赤ちゃんのためにあるんやで~」のチチでもなく、今回は「父」の視点から少し。ここで所帯じみたこと書くのは少々気が引けるけど、ちょっと前のレイカ嬢の投稿を見ていたら、子供がもっと小さかったときを思い出して胸がキュッとなったんで。3月は多くの人が祈る月。もっと真摯に日々を生きていかねばと思うのだけど、自身を省みれば・・・
お雛様を飾ると、自分も娘を持つ父なのだなぁ、ウチは一姫二太郎だけど、やっぱり女子は成長が早いなと思う。僕がうつつを抜かしている間にかなり大人びて、3つ下の弟を可愛がったりおちょくったりする姿がすっかり様になってる。DVD借りて何の映画見てるのかと思ったら、「赤線地帯」だ「京マチ子」だと喜んでいる。小学校を卒業ほやほやのくせに母親の影響か。(ガンバレ弟!)
2年くらい前までは、頭をくしゃくしゃっとしたり、おでこやほっぺたをくっ付けたりしてたのが、そんな感じじゃなくなってしまって、ああこんなもんかと思う一方で、家族といる時間が少ないなとか僕自身が親元を離れた年齢だなとか、一抹の寂しさだけではなく何かしら後ろめたさがあったりもして妙な気分。
さて、海賊小舟の三人娘はといえば、皆さまに大きな助け舟を出していただいて、中井代表をお供に北米ツアーを敢行中。のっけから春の嵐に邪魔されて関空に足止め、そんなこんなを栄養にしながら、一回り大きくなって帰ってきてれるでしょう。おみやげに期待。アラサー勢に対して同じようなこと言うのもどうかなと思うけど、やっぱり女子は成長が・・・(ガンバレ男子!)
バンド、CDアルバム、レーベル、プロモビデオ、オーエン、アメリカ。なんというか、周りに好意や期待を引き寄せる形で思い描いたことを本当にしていく力があると思う。本人たちの頑張りも、そういう素がしっかり備わっているからこそなのだろうなあ。
(アメリカでの初舞台を前にMTV IGGYの週冠を獲得したという知らせが! 投票していただいた皆さん、お助け船団が心強い、ありがとうございます。)
http://www.mtviggy.com/blog-posts/artist-of-the-week-vote-for-your-favorite-105/
そんな人間を作るのに、それぞれの父上が(もちろん母上も)一枚噛んでいるのは間違いないところ。皆さん音楽好きで、ちょくちょく「ひょっこりパーティー」にも来てくださる。演奏する娘たちを見ているのを見ていると、先輩方がなんだかうらやましい。
思春期の親子喧嘩は、ハント家では平和、河野家では激しかったそうだ。ケヤキ嬢は最近も「親と喧嘩」ってツイートしてたけど、お父さんが若いときにベースを弾いてた姿がかっこよいのだという話を以前に聞いたことがある。よいですな。さてこの先の我が家はどうか。(ガンバレオレ!)
いろんなタイプの父親像。
ムーミンパパも捨てがたいけど。僕はこれが一番いいかなあ。
現実逃避かも? カッパ氏も背負っているのは甲羅だけじゃないよね。
最後に今月31日(日)の「ひょこパ」の宣伝を。女トリオがなんとアメリから素晴らしいゲストを引っ張って来ます。ティム・イーストン(Tim Easton)、必見ですよ。パイレーツ結成年の12月に僕らもご一緒させてもらったことがあって、レイカ&サラが「ティム様」にもうメロメロ、パイレーツの「ほたる」がその日の彼の興味をひいたようです。
メロメロ乙女 |