2013年1月13日日曜日

「追憶」

先のブログで岩城氏にしてやられました。

大学のOBだった岩城氏と出会って早12年。
私を音楽界にズルズルと引き込んだ恩人でございます。
ライブやリハーサル帰りにはよく、
私の悩みを聞き、熱い話しを聞かせて下さり、
感動して一礼しての別れ際、
必ず遠くで振り向いて、
中指を立てて下さいました。

初めて手に入れたマンドリン(もらい物)、
岩城氏に調整を依頼すると、
手間がかかるだろうに、頼んでもいない
「惡」というインレイを入れて、
返して下さいました。

目下、恩返し中の河野沙羅です。



さて、2日間の地元 福山でのライブが終わりました。
友達の少ない青春を送っていたもので、
同級生との再会とかはないのですが、
父母の前で演奏するというのは、
やはり感慨深いものがあります。
応援してくれる事への感謝と親不孝感と。
いろいろごちゃ混ぜになりまして。

見に来て下さった方々、
本当にありがとうございました!



福山で暮らしていた頃、
両親は音楽が大好きで、演奏したりもしていましたが、
私は全くの楽器おんちで。
幼い頃、ピアノを少し習ったのですが、
発表会で延々と曲を弾き続けるという、
「ダカーポの呪い」にかかりまして。
以降、楽器嫌いとなりました。

しかも、飽き性だった私が唯一はまったのが、
タップダンス。

と、自分の生い立ちを語るという、
In a Sentimental Moodはこれぐらいにして

つまり、後に岩城氏に出会う事となる、
アメリカ民謡研究部に
入ってしまったきっかけを、
見て欲しかったのです。


すぐに、こんなことをする部ではない事に気付いたのですが(笑)
今だに私の憧れの人です。