2013年11月22日金曜日

「だいこんを探せ」


ホッカイロの貼りすぎで
お腹カッサカサのキャプテンさらです。
なぜか愛用の腹巻が1枚も無くなっており、
未練たらたらながら、
新しい腹巻との出会いに奮闘中です。



先日「喫茶ガボール」で
パイレーツ・カヌーのアーティスト写真撮影をして来ました。

フルバンドでの撮影です。
女トリオは奇跡の一枚がありますので、
もうこれ以上は望みません。

あっ、間違えた。こちらですね。



フルバンドでの集合写真も何枚か、
自分たちで頑張って撮った物があるのですが、
なんとなくマヌケな写真だとは薄々気付いていました。

というわけで、今回はカメラマンを、
パイレーツ・カヌーの3rdアルバムジャケットも撮影してくれた、
石川くんにお願い!
しかも「喫茶ガボール」という素晴らしいロケーションで!
これでダメやったら、
もう写真はあきらめようって覚悟で(?)
撮ってまいりました。
まだ仕上がりを見てませんが、
公表されなかったら、失敗ということで、
そっとしておいてやって下さい。

「喫茶ガボール」の吉崎さんが撮ってくれた撮影風景をチラっと ↓ ↓ ↓


わたくし、

小さな頃から、写真うつりがいいと言われ、信じて来ました。
しかし、20歳を過ぎたころから「残念な結果」を目の当たりにするようになり、
カメラの前では変顔をするという解決方で乗り気って来ました。えぇ。

だから、写真うつりには厳しくてよっ!
考えに考えぬいた「写真うつりランキング」、
突然ですが発表させていただきます。



【ライブ写真編】
実は寝てる時と同じぐらい無防備な、演奏中の顔。
特に歌ってる顔。これが素敵に撮れるのは、奇跡に近いと思っております。

1位:岩城 一彦
満面の笑み。これが自然と出来るのは、パイレーツでは彼一人です。どのライブ写真を見ても、自然な笑顔。楽しそうな雰囲気。ほぼメガネ・鼻・ヒゲなのに、なんでやねんっ!悔しいかなピカいちです。

2位:欅 夏那子
幼い頃からバイオリンを弾いてきた貫禄ですかね。伏し目がちの涼しげな表情、かすかな微笑み。凛とした優しさが写真にもバッチリおさまっています。そしてその安定感。抜群ですっ。

3位:吉岡 孝
パイレーツが誇る美男!笑顔はあまりないですが、安定してクールな写真に仕上がってます。でも、ドラムは写しにくいっ。ので、写真があまりありません。

4位:ハント 鈴加
3位と悩みましたが、やはりボーカリスト。撮られる数が圧倒的に多いので、笑えるショットもチラホラ(笑) しかし、やはりパイレーツが誇る美女!その目力に吸い込まれそうな写真が多いです。

4位 谷口 潤・私
決められなかった。。二人とも、ダメな写真の印象が強すぎる(笑) ダメな時はとことんダメで、一握りの良い写真は奇跡と拝んでしまう。もっと奇跡をっ!



【モデル編】
役者度が問われます。
カメラに向かいつつ、自然に雰囲気が出せるかがポイントです。

1位:ハント 鈴加
おそらくメンバー全員、文句なしで彼女を1位にするでしょう。カメラを向けられた一瞬で、誰かが宿るよう。ポーズも雰囲気も、自然なのに引きつけられます。めちゃくちゃきれいっ。

2位:吉岡 孝
クールな表情、おどけた表情、笑顔などなど、七変化で楽しませてくれます。そして自然。足が長い。背が高い。モデルさんの背が高い理由が分かりますね。

3位:岩城 一彦
納得がいかない3位。岩城さんは笑顔で写真を撮られれば、間違いなく自然でいい感じに仕上がってしまうのです。顔を作るのは下手で、ただの変な人になります。が、笑顔の率が高いので、いい写真が多い。なんだかなぁ〜

4位:欅 夏那子
これから化けるであろう、女優の卵です。カメラを向けると、少し緊張します。困った表情がグッときます。時々、めっちゃ美しい表情を見せます。時々、めっちゃ笑けます。実は変顔が得意です。

5位:河野 沙羅
キャラの問題だと思います。いったいどんな顔が正解なのか分からない。でも常に「私は女優」と思い、最大限に表現しています。なのに笑われるのは心外です。

6位:谷口 潤
あぁ、潤さんをまたもや下位にして申し訳ない。カメラを向けると、しっかりと顔を作って、ポーズもしてくれるのです。でも、不思議すぎるっ(笑) 意図の分からない写真が仕上がります。これが潤さんの才能です。



いかがでしたでしょうか?
ぜひ上位に食い込むためにも、
私の奇跡のショット、
どんどん募集しています。

ちなみに中井社長は、
どの写真も足が短いので、
ランキング外です。



では最後に、宣伝をば。

オンザコーナーレコーズの新しいTシャツが出来ましたっ。
新しいデザイン!新しいカラー!

季節はずれのTシャツですが、
またまた限定50枚ですので、
ぜひ、手に入れて下さいませっ。

購入はコチラ↓↓↓↓
http://otcr.cart.fc2.com







2013年11月17日日曜日

「the name of the boys'」

秋の深まりとともに追い込まれ感が増してきたか。
この程度の気圧と重力でもベッドにはりつけ。起きづらい。胸いたい、足つる。
それでも行かねばなるまいね。責任あるもんね。

てなこと言いながらもバンドで遊んでるのは楽しい。ベースのじゅんです。

先日、パリ土産に小さなエッフェル塔に入ったブランデーをレイカ姫にいただいた。
以前在籍していたバンドが「ムッシュ!」「トレビアン!」と連呼する曲をやってたのを思い出す。
早速スタジオの待ち時間に飲んでたら「こういうのは飲まんと飾っとくもんやで」と軽く社長にたしなめられたのだがそうなのか。すぐにすっからかん。
京都タワー、通天閣、ポートタワーのも欲しいな。あるんかな、三都物語。

さて、今回はパイレーツ・カヌーの後ろの3人、男トリオの名称について。
名前なんて別にいらんやろと思ってたら、先月の「ひょこパ」で大社長と演奏したときに、The Pirates(パイレーツ)と紹介された。
中井大介&ザ・パイレーツ。で、女子トリオが「・カヌー」だって。

パイレーツというとミック・グリーンのギターが炸裂するアレだから。
少々気が引けるのは僕だけかな。

かっちょええ。シェイキン、シェイキン~

ならば一文字変えてみる?
The Picates(パイケーツ)
英語表記ならそこそこに思える。
おっぱい、おけつ、だっちゅ~の。
軽薄感があっていいかも。

eを外すと。
The Picats(パイキャッツ)
ネコなイメージはいらんかのう。
これも男トリオ、いいなぁ、ハーモニキャッツ!

お次は。
The Picans(パイカンズ)
カンパイッ!
たとえ雨男や嵐を呼ぶ男がいてもピーカンに晴れるかな。
かつての贅沢品? パイナップルの缶詰。

横道にそれる。
The Pithecanthropus(ピテカン)
高校のとき久野くんに借りて読んだ「気分はグルービー!」
ミンガスさんからきてるのかな、
ピテカントロプス・エレクトスという猿人名のバンドが出てくる。
高円寺の魚雷さんの本棚にも置いてあった。
・・の逆襲? 番外、思い出しただけ。

最後。
The Picas(パイカス)
後半にアクセントを置くと関西弁ぽくなるし気をつけて。
女子抜きのパイレーツ・カヌー。
パンくず、酒かす、味噌っかす。
ダイ&ザ・パイカス、割とよい響き。

・・・妄想過程にお付き合いさせてすみませぬ。
現実に活かされるかはどうでもよい気がする。

では、今月後半のライブの予定を。

パイレーツ・カヌー

■11月23日(土) 第4回 空中音庭 じゅらく
場所 じゅらくの里(滋賀県湖南市) 
開場 16:00 開演 17:00
チャージ 1500円(お飲物+お菓子付き) 
出演 Pirates Canoe (フルバンド)、よしこストンペア
要予約(当日券なし) 0748-77-5077 奥村まで

■11月24日(日) ひょっこりパーティー第31弾 
場所 拾得(京都) 
開場 17:30 開演 19:00 
チャージ 1500円 
出演 Pirates Canoe(フルバンド)、Drakskip

■11月28日(木)音楽郵船~秋の便~
場所 アバンギルド(京都)
開場 18:30 開演 19:30 
チャージ 2000円/2300円 
出演 Pirates Canoe(フルバンド)、西島芳トリオ、安藤明子

その前に、中井大介&ザ・パイレーツ
(大ちゃん、僕らパイレーツ・カヌーのレーベル代表だからって、昨日のラジオでゴンチチのお二人に「海賊主(かいぞくぬし)」って紹介されてて可笑しかったなぁ。)

■11月22日(金) 
場所 ネガポジ(京都)
開場 18:00 開演 19:00  
チャージ 1500円/1800円 
出演 中井大介 & The Pirates、表現太郎  

遊びにきてくださいねっ、パイパイ!
野口英世のパイレーツ

x

2013年11月14日木曜日

「嫌われ者」

こんにちは、岩城です。

ここ数日は随分と冷え込んで来ましたね。
例年より早くコタツを出し、早速コタツムリと化してしまっています。

先日、修理の楽器の塗装を乾かしている部屋に蛾が窓から迷い込んで来ました。
蝶ならつまんで外に出そうものですが蛾は何故かつまむ気にならず、家の中に蛾がいるのは気持ち悪いですがそのままにしておきました。
3日くらいしてから窓の脇にその蛾がとまっていたので窓を開けて出て行ってもらおうと恐る恐るつつくと、ポトリとその場に落ちました。
死んではいなかったですが虫の息でした。
元々弱っていたのかもしれないですが、塗装の成分のシンナーが彼を弱らせたのかとも思い恐々としました。
確かに塗装をしていてシンナーの臭いを嗅いでいると気持ちよくなっ・・・もとい、気持ち悪くなるので、やはり生物にはよくないのでしょうか。

僕の家は割りと築が古い貸家で風呂場にナメクジが出たり外壁にヤモリがはり付いてたりします。
小さいクモなんかも頻繁に見ます。
前にウチの嫁さんが でっかいクモ出たー と騒ぐので、でっかい言うてもしれてるやろと思って見てみると タランチュラやっ 毒グモやっ アマゾンやーっ と頭の中で叫んでしまうくらいの大きなクモ(大人の手よりも全然大きい)が出現しました。
玄関だったので戸を開けてお帰り願いましたが、調べてみると性格のおとなしいアシダカグモというクモで害虫を食べてくれる益虫だったみたいです。

他にも夜中に屋根裏で何者かが2m走をしてたりします(恐らくネズミ)。
彼ら一般的には嫌われ者のおかげか何故かゴキブリは家では見かけません。

見た目が悪くても良いところがあるのですね(ヒゲ面の凶悪そうな顔の人間にも良いところは持ち合わせているという事が言いたかった訳ですが)。


さて毎回報告しているウクレレ製作ですがあと少しのところで未だ完成はしていません。


             ネックをせっせと糸ノコで切り出しています。


あっという間(数日後)に出来上がり。



ボディと合体!! おおっウクレレになってきたっ。

こちらは指板材の削り出し。


         そして指板を着けると


              なんということでしょう!どこからみてもウクレレではないですか!



後は塗装のみ、塗っては乾かし磨き塗っては乾かし磨き。
今回は先ほどの蛾の一件があってという訳ではないのですが塗料にノーケミカルの天然塗料シェラックで塗装です。
ヴァイオリンなどに使われるニスで驚きの原材料はラックカイガラムシという 虫 です。
化粧品・医薬品・食品などにも使われる(iwakipedia参照)みたいです。


世の中には役に立つ虫が色々といるみたいです。

見た目が悪くても良いところがあるのです!
大事のトコなのでもう一度言っておきましょう。

見た目が悪くても(僕でも)よいところがあるのです!








2013年11月9日土曜日

「ただいま:パリ旅行記」

ボンソワ、マダム、ムッシュ!
ヴォーカルの鈴加です。

先週、お休みをいただいて、美男美女の国・フランスに行って参りました。
何年も前から幼なじみと約束をしていた旅で、やっとこさ行けたので、どうしてフランスなのかという理由も忘れたのですが、なんとな〜く「偉大な芸術家達が愛したパリの空気を吸うだけで幸せになれる」気がして、大きな期待を胸に飛び立ちました。

そしてパリは、期待以上のものを私にくれました...。
いやー楽しかったー!

一番最初に驚いたのは、フランスが美男美女の国だということ。
日本の女の子は皆可愛いので、その点は免疫がありましたが、男前君達にはやられました。
悪そうな若者から、ダンディーなおじさままで。
や〜。

そしてパリジェンヌ達の美しさとファッションセンス!
完全に感化されて帰ってまいりました、今後の鈴加のファッション変貌をお楽しみに。
(注意:三日坊主になる可能性大。)

でもそんなことはさておき、ヒトを見に来たのではない。
美味しいものを食べに、失礼、観光をしにきたのだ。


 まずはとにかく凱旋門。
そしてシャンゼリゼ通りのブランド店ズラッとに唖然とする。
何店舗か入ってみるが居心地が悪い。


オペラ座。思いのほか興奮。
内装が本当にゴージャス。
オペラよりもバレエの公演の方が多いとか。


プロヴァンスにあるアヴィニョンという街にも行ってみる。
パリに比べて、田舎で可愛い、行ってみて良かった!
この写真は教皇庁。 


 ベルサイユ宮殿。
宮殿も庭も半端ない... こんな豪邸作ったら、そら庶民に怒られる、と納得。 
今更ながら友人から「ベルばら」のあらすじを教わる。


 「一回くらいは...ね〜」と、奮発してフランス料理のランチ。
噂のフォアグラをいただく。レバーみたいで意外に美味しかった!
昼間からワイン。幸せ。


 せっかくだから着物でパリの街を歩いてみる。
自分達の存在を思い知らせてやろうと思ったが、ほぼ無視される。 
なぜだ。


アヴィニョンで食べたクレープは美味。
「さすが本番!」と感動したけど、パリの観光地のクレープ屋はいまいちでした。
ご報告まで。 


 地下鉄で出会った海賊男。
完全な衣装とジョリーロジャー。
一生懸命写真撮ってたら、ウインクして投げキッスをしてくれた。
写真にうまく納められなかったのが残念。


ストリートで偶然見つけた、パリに住むアメリカ人バンド。
メインボーカルがなんとドブロギターではないか!
不意に岩城さんを思い出す。


何気ない風景が素敵。もうっ。


忘れてはならぬ!
パリの女王、エッフェル塔。
「お決まり」とか「いかにも」とか言われても関係ない。
感動した。


ほんの、ほんの少しだけですが、こんな感じの旅でした。
チョコレート屋さんやお菓子屋さんもたくさん廻りました。
蚤の市も行きました。
美術館も行きました。
やりたいこと行きたいところの計画をびっっっしり詰めた旅行で、疲れたといえば疲れた気がしますが、充実した1週間でした。

 最後に

感動することだらけでしたが、その中でも感動したのが、ストリートミュージシャンのクオリティーの高さ。
クラシック、ジプシー音楽、ワールド、ヨーロピアンポップス、ジャンルは様々でしたが、とにかくうまい。
特に印象に残ってるのはアコーディオン弾きのデュオ。
笑顔で地下鉄に乗ってきたかと思うと、陽気にデュエットを弾きはじめて、エンターテイメント性抜群、楽しさ抜群、そして息ピッタリ!!電車であれだけ揺られてるのに、一音一音にまったくのズレがない。2人とも!
そして急に歌いだしたかと思うと、適当に楽しそうに歌ってるように見せかけて、これまたハーモニーがパーフェクト。耳を疑った。

もう、わたしゃ何をやってるんだろうと、やめようかと思った瞬間。

でも、日本に帰ってから知ったのですが、地下鉄で演奏している人達は厳しいオーディションに受かったプロのミュージシャン達だとか。
良かった...。
どうりで皆うまかったわけだ。
ちょっとホッとしました。
本当かどうか知らないけど、本当だと信じて、自分は自分の道を進むしかないですよね。

パリは、町並みも、人々も、音楽も、食べ物も、期待していたもの、期待以上のもの、目新しいもの、うきうきするもの.... 違う文化に触れるというのは、良いものですね。

頑張りま〜す。

では、パリのゲストハウスで毎日いただいた朝食のお写真でお分かれしましょう!
ボナペティ〜