2015年11月22日日曜日

「私の季節だけども」

こににちわ、気づけば秋も冬へと移行中です。

音楽したくてムズムズしている最近です。

そしてやっぱり、産後太り、というより慢性的、最中。

何食べても、嗚呼おいしい!




最高の季節真っ只中ですね~~~。

上をみても下をみても、赤色、茶色、オレンジ、緑、

素敵なグラーデションがたくさん。落ち葉さえも、拾いたくなる。

でも拾っても裏に虫の卵ついてたりするんですよね。


みなさん、お元気ですか?

さすがに、メンバーに長いことあってないような気がします。

ヨッシー兄貴とは先日、お電話しましたが、その時間は変化もなく

なんだか落ち着きました。

BBQでもしよう!なんてキャプテンに夏の終わりにメールを

したけど、もう寒いし、鍋でもしようよ!って言わなきゃ。


新曲のスタジオ練習音源を聴きながら、いまブログを書いているのですが、

ほんっと細かい細かい、こんなん誰も気づかんでしょ!?

てとこまで、皆で話し合って満足いくまでこだわっていくバンドだなと

思います。

誰も気づかなくとも、弾いてる私たちがライブ中に、その部分を演奏するときのおもしろさ、興奮、

思い出しています。

そしてたまにお客さんに、その部分を気づいてもらえる、その時の嬉しさとか。

あ~~早く皆と演奏したい!!


でも、娘ともずっと一緒にいたい!



そんなこんなで、短文ですが、ここにて失礼いたします。




2015年11月17日火曜日

「ウロツキーⅡ」

京都に棲息中。うろつく範囲はせいぜい10キロ四方くらいで、USツアーに比べるとちゃっちいですが、さすが魔界都市京都。音楽でも何でもその辺にいろんなものが転がっているなあと思います。大物、本物、変な物。
ベース担当のじゅんです。

さて今回は神頼み。自分の低調さ、家庭の事情など、ワラジを履いたお地蔵さんに願いごとをと思い立ち、というか、やはり大方のところは奥様のお使い、ボンを連れて、有名な鈴虫寺に向かって日曜の朝に自転車で出発。

先々代くらいのマンションの管理人さんのお古で15年もののママチャリ、タイヤはツルツル、でもボディは割としっかりしていて問題なし、僕の身のほどに合っていると思います。汚れたママチャリの後ろをイエローのマウンテンバイクがついてくる。

出町柳、鴨川近辺(地図上のスヌーピー)のウチから桂川の向こうにある鈴虫寺(金のシャチホコ)は、直線距離にして西大路、西院のライブハウス「ウーララ」(チャーリー浜)までの倍くらいで、所要時間は一時間強とみた。桂川を渡ったところで少しもたつきつつも、ほぼ見立てどおり。ふふっ。

道中は寺社だらけ。通過した順に並べてみよう。さすがビッグネームがゴロゴロだ。
<下鴨神社>
守護神は八咫烏(やたがらす)
<相国寺>
臨済宗相国寺派の大本山。同志社大学に隣接しています。金閣寺や銀閣寺も相国寺派だそう。ここを通り抜けて烏丸通りへ。烏丸(からすま)に出たところの果物屋さんでキャプテンがかつてバイトをしていたらしい。
<白峯神宮>
最近はサッカーの神様としても崇められています。晴明神社もご近所。
<北野天満宮>
梅も有名。夏には梅干しを干します。
(北野白梅町を抜けて)
<妙心寺>
臨済宗妙心寺派の大本山。また大本山。初めて自転車で入りました。お好み焼き「ジャンボ」がある一条通りから入って丸太町通りへ、JRの花園駅付近に抜けます。石畳をゆっくり南下。

(丸太町通りから三条通りへ)
<広隆寺>
太秦(うずまさ)の広隆寺は京都最古の寺で、奈良の法隆寺と同時期の建立。ここの弥勒菩薩像は仏像の国宝第1号だそうです。懐かしい。切手集め。

(梅津~上野(かみの)橋~)
<鈴虫寺>
桂川を渡って、阪急嵐山線と物集女(もづめ)街道を越えて、西芳寺川沿いに鈴虫寺へ。9時半到着。既に行列が。一回目の法話が始まっていて入れ替え待ち。1年中鈴虫を鳴かせるのを目玉にしたのは先代の和尚さん? 大当たりです。
鈴虫寺(華厳寺)も臨済宗の禅寺で、まず和尚さんの法話を聞きます。「成さねば成らぬ・・」のような話から。面白く聞かせてもらえるので少年の心にも響いたか。

その後にお地蔵さんにお願いを。一人一つずつ自分のことを、というのが案外難しい。
「楽にしてほしい」なんてのは危うさもあるし、「責務を全うできるように」というのは苦しさを呼び込むなあ・・などと、欲をかいて迷ってしくじったかも。「楽器が上手に弾けますように」とか「耳鳴りが治りますように」とか、そういう分かりやすい具体的な願いにしたらよかったかも・・・加茂みたらし。

果たしてボンは上手くお願いできたのか。
よくつきあってくれたので、帰りの石段下で好物のみたらし団子を奢ってやる。
<松尾大社>
少し北上して松尾大社に。お酒の神様にはお参りせねばなるまい。

(松尾橋を渡って桂川沿いに北上、嵐山方面へ)
<車折神社>(くるまざきじんじゃ)
三条通りの西の端っこが嵐山につながっているのはご存知ですか。その少し東にある車折神社。芸能神社があるから、ここも少し参拝。歌劇団の方たちの名前も多いので、そのうち娘も連れてこよう。
<蚕の社>(かいこのやしろ)
久しぶりに三柱鳥居を見たかったけれども通過。
三方向から拝むことができる鳥居はキリスト教の遺物で、父と子と聖霊を表しているという説もあるらしいです。まゆつばか。

振り出しに戻るべく帰路につきます。
さすがに腹が減る。こんなときに地元出町の100円パン屋はありがたく、昼ごはんに買って帰りました。

以上。

・・・移動行為が好きです。目的地は目的ではなく口実なのです。口実も立派なのがよいですね。(by ウロツキー伯爵)

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・・・音楽やバンドの話をした方がいいのだろうか。。。

アラン・トゥーサン喜寿で逝く。これはため息が出ます。
いつまでもあると思うな○○と○○。
「音楽家」という言葉から思い浮かぶ顔は、僕はこの人だったな。関係した色んなミュージシャンも通じて、たくさんワクワクさせてもらいました。感謝。合掌。

さて。
先月は、Sarah Jarosz、Sara Watkins、Aoife O'Donovanの女子スーパートリオが来日。とベスも書いていましたね。すごい。パイレーツの女トリオと同じような楽器構成。
ヨッシーがイーファのファンで、大阪公演の日に仕事を入れてしまったと嘆いていましたが、大社長とサラ主将は見に行ったらしく、キャプテンはSarah Jaroszとの再会も嬉しかったようです。

イーファが歌っている"Crooked Still"というバンド、僕も好きだな。今は活動していないかもしれませんが。歌はもちろん、バンジョーのリズムの感じとか、チェロが出てくる感じとかも、かっこいい。

Crooked Stillがジョン・ハートフォードの曲を演奏していたので。
名盤ですよね。デイブ・ホランドのベースの効きが素晴らしい。勉強しなくちゃ。(と、思うなら実行すべしと神の声)

しかし、最近、いちばん聴いたのは、女子トリオつながりで、ハンガリーの歌姫3人のこれ。7,8年前の作品ですね。声も絡みもリズムも素晴らしく楽しい。言葉は全然わからないですが、アルバムの邦題は「くちづてに」。
右側の野原に寝転んでる写真の構図は、どっかで見たことあるような・・・

キャプテンが先月日本に帰ってきてから少し間をおいて、パイレーツ・カヌーは久しぶりに今月上旬にスタジオで新曲の打ち合わせなど。夏にベスが来日したときに一回合わせた曲を。キャッシーにどんな風に弾いてもらうとよいか。イワキングはジョン・ハートフォードばりに(?)バンジョーを弾くことになりそう。
ベスは1月に来日する予定で「ひょっこりパーティー」もあるはずですよ。春先にはまたUSツアーかな。

自分の演奏の方は少し自粛中ですが、やっぱりバンドでベースを弾いていると、楽しくもありホっとするものですね。
その他近況を少しご報告。

大社長が次の作品を画策しているので録音など。
ラリーさん(チェインズ)のスタジオにアイソレーションボックス(写真中央)が置いてあって、蓋を密閉して中のスピーカーの音をマイク録りするのが本来の用法ですが、開け放して下からの音を聞きながら弾くと気持ちよい。

それから「栗本英明 with つれ・づれ」で、「とおぼえ」のトクダくんにバンドの結成20周年のイベントに呼んでもらいました。ヒガシダくんの凶暴なウクレレサウンド、得物はこんなヤツみたい。
客席にヤクルトを配って一気飲みする「死殺団」のパフォーマンスには、おそらく18年ぶりに遭遇。先発の若手アノランペは好感度高し。
んで、栗ちゃんと演奏するのは、一昨年夏の名古屋以来で、楽しかったなあ。
(友美さん撮影)
さてと・・。
それでは気分を改めて。とりあえず当面の諸事を何とかクリアしようぞ!弱気になると神頼みの効力も弱まるってもんだしね。
(キャプテンのアメリカ土産のTシャツ)

2015年11月12日木曜日

「メモメモメモメ」

キャプテン沙羅です。
エリザベスが続々とアメリカ旅行記を書いてくれていますね。


「秋のUSツアー その1」


「秋のUSツアー その2」



すでに懐かしい。
私は何を書こうか。

まず、忘れないうちにツアー中に出会った
素敵な音楽をメモしておきます。

Americana Music Fesではやはり断トツに
Patty Griffinが素晴らしかったです。
New Albumも素晴らしいです。






そして、このツアー中にいただいた中で、
一番気に入っているのが、
Anne McCueさんのアルバム。
ナッシュビルで、彼女のライブに飛び入り出演させていただきました。






IBMAで聴いたミュージシャンも素晴らしかったです。
まずはエリザベスも書いていましたが
Sierra Hull。大好きになりました。
これこれっ。このライブを客席で見ていました。






The Railsplittersというグループも、
ホテルの部屋での生音ライブを
ちょこっとしか見れなかったのですが
とっても気持ちよかったです。





世の中には素晴らしいミュージシャンがあふれていますね。
素敵な音楽に出会った時は
自分がミュージシャンなのを忘れてしまいます。
その瞬間がとっても好きです(笑)

でも、最近はすっかりPirates Canoeシックなので、
久々に自分たちのアルバム
「One For The Pain In My Heart」を聴いてみました。
改めて聴いてみると、お気に入りのレコーディングというのは変わるものですね。
いま好きなのはこの3曲。

・Gull Flying North
・Wild Flowers
・Leaving Places

ぜひ聴いてみてやってください。
ここで買えますよ↓↓↓(ちゃっかり宣伝)
「On The Corner Records Shop」



ついでにもういっちょ宣伝させてください。
Pirates Canoe An Autumn Tour in USA 2015を記念して、
アメリカ限定発売のスパイダータトゥーTシャツを含む、
素敵な3点セットを販売しとります。
限定30セットのところ、残り10セットを切りました!

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・アメリカ限定発売Spider TattooTシャツ1枚


・本アメリカツアー中の写真をおさめたフォトブック1冊


・Tシャツと同デザインのフェイクタトゥー1枚



そして次にPirates Canoeが動くのは、、、
来年2016年1月らしいですよ。

2015年11月6日金曜日

「秋のUSツアー その2」

こんにちは。ヴォーカルのエリザベスです。

もう11月で、少しずつ秋の気配が増してきて、カボチャの料理や温かいスープを作るようになってきました。
でも、今日は夏の終わりを惜しもうと思って、手作りのサルサとトルティーヤでブリトーを食べようと思っています。
ついでに、ちょっと微妙なワインを買ってしまったので、ザクロと柿のサングリアも作ってみました。
料理、結構好きです。

ブリトー?ファヒータ?

昨日は新しい町で、初めてオープンマイクに出てみました。
大きなカフェ兼バーですが、店内が区切ってあって、オープンマイクは小さめのバーで行われていました。
私はカバーを3曲歌ってみました。
やっぱりこういうのにもっと参加していかなきゃ!と思う夜でした。


写真の人の名前忘れましたが、いい歌声でした。


さてと、前回に引き続き、9〜10月のアメリカツアーの報告を!

ナッシュビルの後


前回はナッシュビルでの Americana Music Awards で終わったと思います。
その後は、もう一度ノースキャロライナ・Ashevilleへ!
Tellico の Anyaさんのお家にもう一度お邪魔。
アメリカでの第二の故郷になりつつあります。

SEP 23 Double Door (Charlotte, NC)
SEP 24 Mothlight (Asheville, NC)


シャーロットのDouble Door にて


ホッとする暇もなく、 次の町へぶっ飛ばします。

SEP 25 Gallery 788 (Baltimore, MD)
SEP 26 Stone Room Concerts (Falls Church, VA)

26日はずっと楽しみにしていたハウスコンサートでした。
アメリカでは割と大きな産業になっています。ライブハウスではなく個人の家でライブを企画するというものです。今では地域のコミセンとか教会とか、色々な形があるようですが、ライブハウスに比べると「音楽」に焦点があたります。
この夜は本当に楽しかった!
お客さんとつながったような、音楽をしててよかったなーと思えるような、そんな1日でした。
録音機をセットする沙羅

すごいご馳走まで用意してくださいました!

SEP 27 Union Square (Baltimore, MD)

そしてアンディーさんの町、バルチモアへ。
屋外のライブで、子供達がはしゃいで走り回っていました。
サバンナが楽器を出すと、「それ何?」「触らして」「僕も弾く!」と集ってしまいました。
私は、カメラを6歳くらいの男の子に説明すると、取られてしまいました。

子供から見た私。

 「これっ、ダメだよ。そのカメラよこしなさい。」

フラフープ、今も人気。 

ライブの後は、なんとこの日、ブラッドムーンだということがわかりました!
ブラッドムーンは、月食で月が赤く染まる現象だそうです。
アンディーさんのお友達のお家で、屋根から見えるというのでお邪魔しました。

暗くてお月さんの写真は撮れなかった。 

SEP 29 WDVX Blue Plate Special (Knoxville, TN)

そして、その後テネシーに舞い戻り。
ノックスビルという素敵な町のライブラジオ番組に出ました!
WDVXの Blue Plate Special という番組。毎日やってるそうです。オススメです!
ネットストリーミングもしていたので、日本から聞いてくださってた方がいるかもしれませんね。本当にありがとうございます!


「どこから来ましたか」地図。日本にピンを一つ追加しておきました。

SEP 30 – OCT 1 International Bluegrass Music Association

そしてそして、その後はノースキャロライナ Raleigh へ!
ブルーグラスのでっかいアワーズショー兼フェス兼ショーケース。
ここでも、音楽の力の大きさに感動する2日間を過ごしました。
ブルーグラスなので、やはりみなさん腕がいい。
そして、伝統を守りつつ新しいサウンドを作り出すバンドもたくさんいました。
写真にはありませんが、マンドリンの Sierra Hull さんのライブを見ることができました。
本っっ当にぶっ飛びました。
いやぁ、すごい。

 Jim Lauderdaleさん!

 日本のブルーグラス界の皆様とも遭遇!

 展示会でみつけた、腕を鍛えるための玉。
ただの玉に見えるけど、腕にズンときます。

アワーズショーにて。嬉しそう。 

素敵なステージデザイン。 

日本にも来たことがある Mipso。
新しいアルバムが出ました。
良い!おすすめ!

はぁ、さよならRaleigh。
では続きは後日!!

ビデオたち

Mipso

Sierra Hull