2020年12月20日日曜日

「コ○トン」

布団からはみ出た右手が、冷えたせいか麻痺して感覚がないので、無理やり左手で押し込むとグギっと音がした。朝起きたら右手首を寝違えていて、なぜか左膝にも相当のダメージが。
寒くなりましたね。ベースのじゅんです。

焦っている夢でした。睡眠中も油断大敵。
朝から風呂屋に行った。風呂代が払えない。あと10分で仕事が始まるのに。タクシーを探す。そうだタクシー代も払えないのだ。工事現場の軽トラを拝借。着替えに戻らないと。下り坂で一気に加速。ブレーキに足が届かない。体が縮んだのか。絶体絶命。服が合わない。

やはり心に余裕を持って落ち着いて行動しないといけない。静かに本でも読もうかな。

ということで、奥様の借りてきた本をめくっていたら、カオスな夢見とは関係ないですが、100年以上前の森鷗外の「混沌」という講演が面白かったです。


頭の中の引出しをキチキチと分類整理しすぎると新しい考え方に直面したときに対応しにくくなるよ。ゴチャゴチャした状態で置いてあると何かしら反応するものがあるものだよ。

というようなことを言っておられたので、整理整頓が苦手でもよしとしたいです。曲解か。必要な探し物がなかなか見つからないのはまずいですし。


さて。「混沌」とは少々ズレますが、本日は「コットン」の曲をリクエスト。


1曲目は、以前にThe Deedees(パイレーツのエリザベスとお父さんのデュオ)でご一緒した曲を。レッドベリーもC.C.R.も聞きたいところですが、このお方の魅惑のバリトンボイスがよいな。キーチェンジがよく効いています。

Johnny Cash - Cotton Fields

ベスがアメリカに引っ越してかれこれ5年くらいになるのかな。ご両親も年内には京都から移住できるそうで、かわいいお孫ちゃんと一緒に家族で新年を迎えられるといいですね。


では、エリザベス・コットンの曲を。

ご本人のお孫さんとの演奏は心の宝箱にしまっておくとして、リアノンの敬意溢れるカバーがまた素敵なのでこちらをお願いしましょう。チェロの使い方もカッコよい。

Rhiannon Giddens - Shake Sugaree


ジョニー・キャッシュもリアノン・ギデンズも「ランブル(音楽界を揺るがしたインディアンたち)」に出ていましたね。久しぶりの映画館で、エンディングのカレン・ダルトンの歌声にハッとしてグッとくる。


今年も残りわずか。気忙しく物騒ですが、自分たちに何がしか備わっていることを信じて、しのいでまいりましょう。



///当面のパイカス///


パイカス(PiCas)は、パイレーツ・カヌーの後ろの男3人で、方々に寄生しながら、ベス、サラ、キャッシーの育休復帰を待ちつつ活動中。


12/30(水)【マーサの忘年会 ~18周年だよ、全員集合!!~】

 http://www.marthanet.com/live/live.html#live_title


大阪阿波座のmartha(マーサ)にて。パイカスはリー・テソンくんに寄生予定です。


 開 演|16:00

 終 演|21:00(予定)

 料 金|前売 ¥3,000/当日以降 ¥3,500(当日及びアーカイブ購入)

 前売りはこちらから!

・ツイキャスプレミアムによる無観客配信のみのライブです。

・1組3曲限定で、トータル5時間に亘るライブリレーです。

・各セットの転換中にはビデオレターによるリモート参戦もあります。

・本番終了後も14日間はアーカイブ試聴が可能です。


1/16(土)

カサ・スリム&パイカス @ インキョカフェ(京都 一乗寺)


1/30(土)【SUEMARR&PiCas 2021】
スーマー&パイカス @ Hunny-Bunny(名古屋 新栄)


2020年はスーマーさんに一度も寄生できませんでした。新年の名古屋と京都の2days、楽しみです。


  19:30開演・3000円+order

  20名限定・要予約(hunnybunny8282@gmail.com 宛)


1/31(日)【SUEMARR&PiCas 2021】

スーマー&パイカス @ インキョカフェ(京都 一乗寺)

  

  19:00開演・3000円+オーダー

  15名程度の人数制限あり・要予約



<終了>

11/8(日)一乗寺フェス2020】 

山田兎 with PiCas @ 焼肉屋いちなん(京都 一乗寺)


(photo by 高橋良平さん)


オンラインによる街フェス。素晴らしいイベントでした。
我々は兎さんに初寄生。比叡山をバックにとても気持ちよいロケーション。高いところが特に好きというわけではないですが、10月の狸谷山不動院に続いて高所での演奏でした。


12/13(日)

西村哲也 with パイカス @ 音凪(大阪)


西村さんに初寄生。こちらも無観客の配信ライブでした。キャプテン・サラをはじめパイレーツ・カヌーのメンバーとはご縁のある方ですが、音凪さんの企画により共演が実現。嬉しい。


ご視聴いただいた皆様、ありがとうございました。


今年も多くの方々にお世話になりました。改めて感謝申し上げたいです。来年もどうぞよろしくお願いいたします。

2020年11月7日土曜日

「タンタンタヌキ」

先月、京都の一乗寺の東にある狸谷山不動院に行ってきました。ベースのじゅんです。
曼殊院通りには愛着があるし、たまに下り松あたりも散歩してたけど、ここまでは初めて。その名に違わず多くのタヌキが集まっていてなかなか壮観でした。

で、街角のあちこちで見かけるタヌキもなんとなく気になり始める。
エル・ラティーノの近所の立派なやつとか。

路地の奥にある岩城くんの家(岩城弦楽器工房)も、こやつの仲間が目印だ。

このようなタヌキに関しては、確か村田食堂というバンドの村田くんが詳しいのでした。色々教えてほしいですね。ご無沙汰しています。唐突ですみません。


音楽関連では反射的にリンダ・ロンシュタットの顔も浮かぶけど、やはりJ.J.ケイルのレコジャケが気になって探してみる。

深まる秋、ともあれ美しい音楽に触れるのがよいでしょう。
JJ Cale - Stay Around (Official Music Video)


僕より50以上も年長のおばちゃんが夜中に開けていた「たぬき」という小さなお店の話を、いつか別の機会に書けたらよいな・・・と思いつつ。



///当面のパイカス///


パイカス(PiCas)は、パイレーツ・カヌーの後ろの男3人で、方々に寄生しながら、ベス、サラ、キャッシーの育休復帰を待ちつつ活動中。


11/8(日)一乗寺フェス2020 https://www.ichijyoji.net/fest2020/

山田兎 with PiCas
配信による音楽フェス。30組の演者が様々な13会場から。豪華だなあ。

パイカスは、山田兎さんに初寄生。”山田兎 with PiCas” で、13時から焼肉屋いちなんで演奏します。(兎さん、カチカチ山では悪いタヌキを懲らしめる役どころですよね・・)

録画配信も1週間見れます。先月の”カサスリム with PiCas”も配信されるそうです。 


12月以降のパイカスの予定は、また改めて詳細をお知らせします。西村哲也さん、リー・テソンくん、年明けには、またカサやんとも・・・


<終了>

10/4(日)Live; with the sky 

京都会場の狸谷山不動院(左京区一乗寺)にて。パイカス単独と"カサスリム with PiCas"で参戦。250段を乗り越えての機材の搬入出も含め、配信・音響のスタッフの皆さんの働きぶりに頭が下がります。螺貝でスタート!!


ところで、カサ・スリム20周年記念ビデオ「呑禁」(NOMIKIN)を見ました。演奏のほかにも色んなエピソードが聞けて、お隣さんだったという奥田さんの夫婦喧嘩のくだり「お前の心臓は蚤(ノミ)のキン○マか!!」が笑ける。なるほどノミキン。タヌキの場合は風がなくてもスウィング・スウィングである。


10/17(土)“そろそろいこか”

ぬかるみ天国3 &キムガンホwith PiCas@梅田Azul(限定30名)

アサキチさんたちとは約8ヶ月ぶり。ダン・ペンの新譜やトニ・プライスの曲も面白かったです。ソールドアウト、ありがとうございました!


10/25(日)

Listeners+PiCas = 靴ピカDX @エル・ラティーノ(京都 熊野神社前)

(by Oさん)

Listeners(日向達也さんとひがしはらかつえさん)と一緒に大好きなエル・ラティーノにて。靴ピカ(日向さんとパイカスのメンバーでやっていたバンド)で新曲のアレンジを考えたりするのも何年ぶりかの作業で楽しかったな。

岩城くんに止められつつもテキーラを我慢できない夜。帰り道から少し記憶喪失。近所のあやつに化かされることはないと思うけど慎重にならねば。

2020年9月21日月曜日

「ナイナイ(99)」

最長期政権。これを引き継ぐ第99代首相・・・
僕のこのブログへの投稿も今回で99回目となったようですが、長く続ければよいというものではないですよね。
ベースのじゅんです。皆さん、ほかのメンバーが書くのを待っていると思います。すみません。

99。

高校時分に流行ったネーナの「ロックバルーンは99」にはあまり馴染まず、曲の出だしがかっこよいウィルソン・ピケットのは99.5(ninety-nine and a half)で少しずれてるし・・と、頭の中をしばし捜索。古い記憶ばかりで困惑。

この方がいました。嬉しい。本日の1曲目は艶っぽく。


Ann Peebles - 99 Lbs (Pounds).

ところで。
九十九を「つくも」と読むのは百(もも)に次ぐということからだそうです。けれども
、百に一本足りない「白」でイメージする白い紙に黒い線を一本足しても「百」は感じられません。

で、「100円でカルビーのポテトチップスは買えますが・・・・」という懐かしのCMを思い出す。


いったい物価はどうなっているのだろうか。訝りながらも、今や100円ショップに便利なものがたくさんあってありがたい。近所にもキャンドゥ、ダイソー・・


・・・ついでに「体操おばさん」のことも思い出そう。15年ほど前まで住んでいたマンションでは、どこからともなく時々自転車で中庭に乗り付けて、階段の上り口付近でひとしきりラジオ体操らしき動きをした後に颯爽と去っていくロングヘアーの女性がいた。やや不審でやや不思議。その後、直線距離にして1.5kmほど離れた引越先のマンションでもお見かけしたので、この方の体操スポットの分布状況が大いに気になったのだ。・・・


閑話休題。

先日、大阪の音凪でパイカスが塚本功さんとご一緒した曲の中に、RCサクセションの「体操しようよ」があって、これも楽しかったです。

2、3年前に映画の主題歌になったなんて最近まで知らなかったな。中学のときに買ったミュージックテープがまだウチにある。当時、カセットテープもLPと同じ値段で、2800円は高価でした。今は音楽も安くなっちゃったけど大切にしたいもの。


では、せっかくなのでシブがき隊(ないないない、恋じゃない・・・)ではなくて、こちらの曲を。

RCサクセション - ナイナイブルース


過去を振り返ると周囲の色んなことが一巡しつつある気がする。
日は敬老の日。次代の先行きは不透明ですが「お前百までわしゃ九十九まで」ですかね?



///当面のパイカス///


パイカス(PiCas)は、パイレーツ・カヌーの後ろの男3人で、方々に寄生しながら、ベス、サラ、キャッシーの育休復帰を待ちつつ活動中。

新型コロナの影響で3〜7月の予定がキャンセルになりましたが、ソロリと始動しています。


10/4(日)Live; with the sky 

パイカスは京都会場の狸谷山不動院(左京区一乗寺)で。カサやんにも寄生予定。


10/17(土)“そろそろいこか”

ぬかるみ天国3 &キムガンホwith PiCas@梅田Azul(限定30名)

http://swamp-asakichi.com/imageinfo2/1598331231555.html


10/25
(日)
Listeners、靴ピカ@エル・ラティーノ(京都 熊野神社前)

https://www.facebook.com/photo?fbid=2031787783625545&set=a.920179171453084

靴ピカは日向達也さんとパイカスのメンバーでやっていたバンドで、パイレーツ・カヌーの出会いのきっかけにもなりました。リスナーズ(日向さんとひがしはらかつえさん)と大好きなエル・ラティーノにて。Listeners +PiCas=靴ピカDX? 

開演 18:00   ¥2,000


11月以降の予定は改めてお知らせいたします。


<終了>

9/13(日)晩夏の音凪スペシャルライブ

塚本功×パイカス@音凪(大阪)

音凪の古市さんの計らいで共演が実現。
パイカスは塚本さんのブギやムームーソングなど4曲に寄生、パイカス側にも塚本さんに2曲参加してもらいました。ギター名人ぶりにうっとり。ハース・マルティネスの曲は歌まで入って豪華になってニヤけちゃう。

去年ジョニーさんからリクエストのあった"ワルサーP38"も、やっと御本人に聞いてもらえました。お越しいただいた皆さま、名古屋の方もデッドヘッズの方も、ありがとうございました。

2020年9月6日日曜日

「ヒットのバラ」

「肉体改造」とか「細マッチョ」とかいう本がウチに転がっていた。誰のだろう。
少し腹筋など鍛えてみたら、腰痛が軽くなる気がする、酒もうまくなるし、自分もやれよということだろうか。
ベースのじゅんです。


肉体問題はさておき、最近も、どんな音楽が好きかと問われ口が半開きのままフリーズ。言語化が苦手なうえに固有名詞を忘れるので話にならない。つまみ食いばかりなのも問題だな。

たまにブログに書いてみるのもトレーニングの一つなのか、つまみ食いを助長するだけなのか。


だいたいリズムアンドブルースが好きですと言っていた二十歳ちょっとくらいまでの頃を振り返ってみることにします。


では、京都公演には間に合わずその数年後に神戸で目撃したバーバラ・リンをリクエスト。今ならYouTubeで見れますね。

ローリング・ストーンズがカバーした曲をと思いましたが、オーベイビー、ギターを刻む姿がキュートなこちらを。言わずと知れたレイ・チャールズのヒット曲。


Barbara Lynn - What’d I say

(この番組のバンドは、ゲイトマウス・ブラウンがバンマス。ベースが後にジミヘンのバンドに参加するビリー・コックスなのも興味深い。)


確か、ストーンズもレイも I’m Moving On を演っていましたね。

ということで、次はハンク・スノウのカントリーのヒット曲を。ギターのフレーズをストーンズに盗られたというライ・クーダーのリラックスでデラックスな演奏。夏のお昼寝のお供に最適。


Ry Cooder - Yellow Roses

(夏やせ夏バテに注意)


さて、バーバラ、バラときて、続いては、ジャバラ(蛇腹)な音楽を。

京都の磔磔に来たのを見逃したこの方の演奏で、C.C.R.のヒット曲をお願いしたいです。小気味よいリズム。 


Queen Ida - Bad Moon Rising


調子に乗って、ジャバラ系をもういっこだけ。
ヒットしたドラマのテーマ曲。アコーディオンが溢れるこの演奏も大好きでした。


Those Darn Accordions - Perry Mason Theme


懐かしい匂いの漂う中で、なんだかお好み焼きが食べたくなってきた。キャベツも刻んでブタ玉を焼けば、皆が喜ぶし、お酒も進む。肉問題もバラ肉で解決か。



///当面のパイカス///


パイカス(PiCas)は、パイレーツ・カヌーの後ろの男3人で、方々に寄生しながら、ベス、サラ、キャッシーの育休復帰を待ちつつ活動中。

新型コロナの影響で3月以降の予定がキャンセルになっていましたが、ソロリと始動。よろしくお願いします。


9/13(日)晩夏の音凪スペシャルライブ

塚本功×パイカス@音凪(大阪)

開場 18:00 開演 19:00

チャージ3000円+1ドリンク(別途)

予約はメール又は電話にて


10/4(日)Live; with the sky 

パイカスは、京都会場の狸谷山不動院(左京区一乗寺)で。カサやんに寄生するかな?


10月、11月、ほかにも予定が入ってきています。詳細は改めて。


<終了>

8/29(土)

持田桐とPiCas(パイカス)@ D bar(茨木)


パイカスは2月以来。楽しかったです。ヨンちゃん、キリさん、ご来場・ご視聴の皆さま、ありがとうございました!

キリさんが繰り出すアコーディオンの豊かな生音が気持ちよかったな。で、やっぱり後ろに立つの(下の写真)が落ち着きます。

2020年8月10日月曜日

「チン○ン・タクタク」

7月末に梅雨が明けて、本格的に暑い夏がやってきましたね。ベースのじゅんです。
7月初旬にはまだ小さかったセミの声がミンミン・シャーシャーと好調でやかましい。お盆くらいまでの暑い盛りが1年のうちで一番好きだ。汗だくで目覚める。どっこい生きているのだ。


さて、「磔磔(たくたく)というライブハウスの話」というドキュメンタリーがフジテレビ(関東圏)で7日(金)深夜に放送されたというので、僕も翌日にFOD / TVerで見ました。8月末まで無料で見れます。まだの方は是非。

https://fod.fujitv.co.jp/s/genre/information/ser3544/3544810001/


キョンキョン(小泉今日子)がナレーション。あのウィルコ・ジョンソン氏が将軍塚、嵯峨(竹林の小径)、鴨川デルタなど京都のスポットにも現れてガイド役を務め、それだけでもワクワクする。

https://natalie.mu/music/news/390297

https://twitter.com/wilkojohnson/status/1291685785201192963


バンドマンやライブハウスへの憧れ、京都に行こうと決めたこと、本物を至近距離で目撃したインパクト、初めて出演したときのこと、・・・色んな気持ちがムクムクよみがえって、暑い中、心までチンチンに熱せられそう。どうぞお手柔らかに。


ところで。

タクタクも然りですが、モシモシ、ハイハイのように同じ音の繰り返しを好む習性が多くの人に備わっていると思う。

3回繰り返す例も楽曲のタイトルに割とあって、そういうのを見つけると何故だか注目してしまうのです。


頭の中でパッと鳴るのでいうと、「バン・バン・バン」(スパイダーズ)、「しんしんしん」(はっぴいえんど)、「Gone Gone Gone」(カール・パーキンス)、「Cry Cry Cry」(ボビー・ブランド)、「(You Ain't Nothin’ But) Fine Fine Fine」(ロッキン・シドニー)など。

「好きさ好きさ好きさ」や「キサス キサス キサス」の字面も浮かんだし、真面目に探したら面白そう。


では、せっかくなので、磔磔のドキュメンタリーに出ていたキセルによるカバーで、季節感は真逆ですが「しんしんしん」をリクエストします。素敵だ。(ドキュメンタリーには細野さんご本人も出ていましたけど)


キセル - しんしんしん


次は、磔磔で観た海外のミュージシャンの中から。
アーマ・トーマスがカバーした「Shame Shame Shame」をと思ったけど、やっぱりNRBQをお願いしましょう。美しい演奏。


NRBQ - Yes,Yes,Yes


本当は、磔磔とは全く関係なしに、1950年頃のコンゴの音楽で最近好きになった「Tin, Tin, Tin」という曲を最初に探したのですが、YouTubeでは見当たらなくて残念。

で、曲名が類似するスイス発のエレクトロ・スウィングを。これは楽しい。下ネタではありませんので念のため。


Klischée - Tin Tin 



///当面のパイカス///


パイカス(PiCas)は、パイレーツ・カヌーの後ろの男3人で、方々に寄生しながら、ベス、サラ、キャッシーの育休復帰を待ちつつ活動中。

新型コロナの影響で3月以降の予定がキャンセルになっていましたが、ソロリソロリと始動かな。


8/29(土)

持田桐とPiCas(パイカス)@ D bar(茨木)

https://www.facebook.com/events/240321176934912


OPEN 19:00 START 19:30 

LiveCharge 2,500円(Drink別) 

※完全予約制(10名限定) 投げ銭ライブ配信有

※ご入場の際の手指消毒・マスク着用等にご協力ください。


アコーディオン奏者・シンガーの持田桐さんと。何曲かご一緒できそう。楽しみです。

2020年7月5日日曜日

「ビンボウグサとサンリンシャ」

ベースのじゅんです。
ヒメジョオンなのかハルジオンなのか分からないけど、土手や空地にたくさん咲いているのを、少しだけ摘んできて食卓に飾ってみた。なかなか可愛らしい。
しかし、細かな花びらが散ると奥様から苦情が。別名「貧乏草」で摘むと貧乏になるといわれているそうだ。知らなかったよ。で、別のを摘んできた。
ぺんぺん草の仲間のようで、やはり裕福な印象は皆無だな。こちらも生命力は強そう。同じく北米ルーツなのか。 

では、草のイメージに合う曲を。夏っぽい。湖の歌。
Dana Falconberry - Lake Charlevoix
・・・鎌倉のCafe Goatee 経由で名前を知りました。以前ベスに借りたことがあるよとヨッシーが聞かせてくれたアルバムがよかったので、その2曲目をご紹介・・・

不穏な世の中、コロナ禍をテコに物事が加速させられるだろうし、「ホッ」とひと息入れよう

社会が大きく変革しても、あまり変わらないものは何だろう。・・・三輪車? ・・・違うかな。
2005年ごろ(約15年前)
(ボン。姉と)
1970年ごろ(約50年前)
(オレ。妹と)
1940年ごろ(約80年前)
(父。兄姉と)
そういえば6月は父の日だったなあ。
おめでとう。ありがとう。

それではパワフルなこの曲を。僕が今のボンぐらいの頃に鳴っていたはず。時代が変わってもハンドルをしっかり握ってブリブリっと行くのだよ。

Pigbag - Papa's Got a Brand New Pigbag




///STAY AWAKE///
6月22日のオンザコーナーレコーズからの報告を転記しておきます。ありがとうございました。引き続き、どうぞよろしくお願いいたします。
・・・一乗寺のインキョさんが最近アップしてくれた写真。タイニー・グライムスとの取り合わせの妙・・・

【ライブスポット支援CDSTAY AWAKE』近況報告】
オンザコーナーレコーズ通販サイトでの代行販売でお預かりしている支援金(5/15/31分)を各店舗にお届けしました!各店舗にはみなさんからの支援金をお送りするとともに匿名希望の方以外の支援者のお名前をお伝えしております。
支援CDの出荷枚数(代行販売数+各店舗への出荷枚数の合計)は1000枚を超え、複数口の支援購入をして下さる方や、私どもへ励ましのメッセージを添えてくださる方もおられ、感謝の気持ちでいっぱいです。本当にありがとうございます。
模索しながら営業を再開されたお店、やむなく閉店を決断されたお店など、6月半ばを過ぎてご縁のお店のみなさんの様々な姿があります。まだまだ感染には十分に気をつけていただかなければなりませんが、みなさまには機会がありましたら是非お店に足を運んでいただき、存続のご支援をいただければと思います。各店舗での支援CDの販売、オンザコーナーレコーズでの代行販売はこれからも引き続き行なっております。みなさま、これからもどうぞよろしくお願いいたします!


///当面のパイカス///
パイカス(PiCas)は、パイレーツ・カヌーの後ろの男3人で、方々に寄生しながら、ベス、サラ、キャッシーの育休復帰を待ちつつ活動中。

今年は、3月以降パイカスでの演奏はできていませんが、下半期は徐々にオファーもいただいています。スケジュールなどは改めてお知らせいたします。
(ボクのピッグバッグ)

2020年6月1日月曜日

「ミツ」

密教に、行動(身)と言葉(口)と心(意)を整えよという「三密」の教えがあるそうです。注目されているのだろうか。
世間では新しい生活様式ということで、引き続き3密(密閉、密集、密接)の回避や身体的距離の確保などが言われているけど、そういう号令よりも言葉の重みを感じるのは、まあ当然ですかね。

ベースのじゅんです。行動力、コミュ力、意思力。自分に足りないものをなんとかせえよと指摘されているようで弱ったな。

で、振り切れた歌や演奏に憧れたりもする。リトル・リチャードなど聞いてスカっとするのはほとんど本能で、たぶん何かの教え云々とは関係ないけど、好きになる意味や理由をこじつけるのはやめられないのかも。

では、本日の1曲目です。
これも気が晴れるようなおおらかな曲。ずいぶん前に聞いていたもので誰が歌っていたか。ヒット曲の"Kansas City"で検索。
Wilbert Harrison - Near to You

こんなふうにそばにいたいというのは基本的な欲求ですね。恋人や子どもをムギュっとしたい気持ちはよくわかる。
コロナ禍の影響で病院や施設の面会制限を受けて我慢を強いられている方もいて、早くちゃんと会えるようになることを祈ります。

次の曲にまいりましょう。
Coir! Coir! Coir!」は、好きな歌を多くの人が集まって歌っているのが圧巻。ビーチボーズの「素敵じゃないか」とか。パティ・スミスを迎えての「PEOPLE HAVE THE POWER」には震えます。
そんな中からボブ・マーリーの人気曲を。
choir! choir! choir! sings Bob Marley - One Love (Featuring La-Nai Gabriel)

濃密。Let's get together and feel all right なんて、このご時世で中々できません。
ライブハウスでは、お客さんはマスク着用、発声は控え、着席、でなければ1メートル離れなさい、と言われていますし。営業再開の目途が立つとよいですが。
自由に集まってものを申すこと、今後どんどん難しくなるのではと心配にもなる。オンラインか・・・

最後の曲です。
ビートルズをはじめ、ハーブ・アルパートなど色んな人がやっていましたね。この人のやり方かっこよいな。
Lizz Wright - A Taste of Honey

「密」の味は「蜜」の味。お付き合いは距離感が大切ですが、個人的な関係も社会的な関係も親密さが増すと嬉しい。

で、振り出しの「三密」を考える。
他人の不幸は蜜の味とも言うけれど。匿名の心ない言葉。間違っても、見えない距離から一方的な攻撃をしかけて相手を追い詰めるなんてダメですよね。


//ライブスポット支援CD「STAY AWAKE」//
コロナ禍の渦中、僕らがお世話になってきたライブスポットのために何かできないかと、所属レーベルのオンザコーナーレコーズでコンピレーションCDを作りました。
各店で販売した売上げをそのまま役立ててもらおうという趣旨です。オンザコーナーの通販サイトでも支援したいお店を選んで購入していただけます。
CDの内容や取扱店など詳しくは特設ページをご覧ください。
http://onthecornerrecords.com/sien

5月1日の発売から1か月。多くの方にご支援をいただいています。本当にありがとうございます。追加プレスもしましたので、在庫はまだあります。
是非とも営業を再開したお店に足を運んでください。そして、そのお店でCDを買っていただければ嬉しいです。

こちらもご覧ください。
ヨッシー企画のパイレーツ動画第2弾
岩城一彦が語る TV Dobros 第2回 放送


//当面のパイカス//
パイカス(PiCas)は、パイレーツ・カヌーの後ろの男3人で、方々に寄生しながら、ベス、サラ、キャッシーの育休復帰を待ちつつ活動中。

当面の予定はいったん全部なくなりましたが、夏ぐらいから何か入ってくるかな。稽古も再開しないと。

2020年5月3日日曜日

「ステイ・・・」

なるべく人に会うなというのは変な教えで、人類には向いていないと思うけど、そんな常識も変わっていくのかも。
ステイ! ハウス! わんっ! ステイ・ホームと言われて家にいて。
ベースのじゅんです。我慢のしどころですよね。オンラインも不得手ですし。

こんなときに、日ごろの不義理を悔やみながら、あの人どうしているかなと想うもの。人生にブルースはつきものだし、なんとか低空飛行でもやっていかなくちゃね、ボヤッキー。しかし、じっとしているだけじゃ何もならん。
Delmore Brothers - Blues Stay Away From Me

さて、4月7~10日頃のオンザコーナーレコーズ(パイレーツ・カヌーと中井大介)。 
「みんな最近どないしてる?」「トイレットペーパーあらへん?」「直接手で拭く方が体にええねん!」「右手?」みたいな近況報告から始まって、2,3日の沈黙後にキャプテン・サラが企画を発案・投入し、これが急ピッチで進行。(メッセンジャーでのやり取りです)

当初の予定より30時間遅れの5月1日(の1時間前)に販売開始となりました。
ステイ・アウェイク。こちらのCDが本題です。
(Jacket Design by Reika Cully)
全17曲。
木下弦二さん(東京ローカル・ホンク)、井上陽介さん(Turntable Films / Subtle Control)の演奏や、西村哲也さんプロデュースの河野沙羅ソロ作品も収録。(弦二さんはサラの参加曲、井上くんは岩城一彦とのデュオ"Peg&Awl"の曲です。)

CD販売の趣旨は特設ページ(↓)をご覧ください。
http://onthecornerrecords.com/sien.html
僕たちが演奏するときにお世話になっている各店に届くよう、皆さんの思いと力による増幅をお願いして、既に多くのご支援をいただいているところです。ありがとうございます。そして、引き続き、さらなるご支援をお願いしたいです。 

タイトルの「STAY AWAKE」は、「8時だョ! 全員集合」を見終わったあともまだまだ寝たくなかった子どもの時分や、ディズニー映画の楽曲を集めたハル・ウィルナーのアルバムが好きだったことを思い出す。やっぱり眠るには早すぎますよね。
Stay Awake - Mary Poppins (Julie Andrews)

ステイ・ゴールド(Nothing Gold Can Stay)。
何ごとも、いつまでも、というわけにはいかないことが分かっているからこそ、宝物のような時間や場所ができるだけ続くように願うのだ。

コロナ禍とは別の理由で閉店を表明されたお店もありました。本日はその店名から連想した美しい曲をリクエストします。夜・・・水・・・人・・・鳥・・・(ペンギンの和名は人鳥だそう)

まずはこの曲をこの方のバージョンで。かっこよい人だな。
Midnight on the Water - John Hartford

次で終わります。
落涙。タイトルも好き。長い曲ですけど。
Penguin Cafe Orchestra - The Sound Of Someone You Love Who's Going Away And It Doesn't Matter 

CDを届けに行く途中で弁天様に寄ってペコリ。どうかお力添えを。個人的な祈りも追加、これは専門外だろうか。


//追伸//
製作費に充てようと支援CDと同時に販売を開始したマスクは、 ilsou(岩城彩さん)作のおしゃれハギレのパッチワークも、キャプテン・サラ作のレーベルのロゴ入りも、あっという間に売り切れました。ありがとうございます!

僕もほしかった。一人で手作りしているので量産はできないけど、追加があるとよいですね。


//当面のパイカス//
パイカス(PiCas)は、パイレーツ・カヌーの後ろの男3人で、方々に寄生しながら、ベス、サラ、キャッシーの育休復帰を待ちつつ活動中。
でも、当面の予定はみな飛んじゃいました。

先日上がったパイレーツ・カヌーの動画(これはヨッシー企画)で、明るくのびのびしている女性陣とは対照的に、右下の3密スペースで蠢いておりますのが本来のパイカスのポジションですので、参考まで。
https://twitter.com/i/status/1256397686435016708

女性陣の動く姿を見るのは僕も約5カ月ぶり。子どもたちも元気そうでなにより。