2023年3月23日木曜日

「ヨミガエル」

 花が咲く。芽が伸びる。虫たちも湧いてくる。春は再生の季節。

ベースのじゅんです。久しぶりに新幹線に乗ったのですが、京都駅も品川駅もヒトがウヨウヨ。人混みは嫌い。移動は好きです。

車内の酒類販売が再開していたのを知らなかった。
前回の乗車時は、酒類提供の制限に気づかず、ビールありますかと訊いて空気の読めないアカン奴でしたが、この度は堂々と。ハイボールもありますか。飲むほどに遠くに行けるのだ。


では、3月のライブレポを。遡りで。23(木)@ ウーララ(京都 西院)の ”つれ・づれ” は、これからです。



3/18(土)@ 440(東京 下北沢)


金子マリ presents 5th Element Will が下北沢フォー・フォーティーでやっているマンスリーライブ。オープニングで演奏する”ぬかるみ天国”に誘っていただきました。(パイカスではなくベース単品で参加)

(photo by 北さん)
アサキチさん(ぬかるみ天国)の復活に付き合えてよかった。食道癌をみごとに克服。痩せたので以前の服は全部処分したのだそう。数曲の新曲が披露され、次の人生いきまっせ!、というふうな歌もよし。東京で合流したミオちゃん(僕は初対面)のドラムは独特の安定感でした。


マリさんたちの演奏はもう流石で、いちばん前でかぶりつきで見てしまった。これをタダで見れるのも役得。酔った勢いでベースの大西真さんと一緒の写真まで撮ってもらう。ヒーローに憧れる少年の心がよみがえる。

(マリさんと)
(真さんと)

そういえばガンホくん(ラリパパ)が写っていませんね。新幹線では往復とも席が隣だったのですが。で、あのギター(↓のテレキャドブロ)が盗難に遭ったという話を聞く。盗った人は開けてびっくりするのとちゃいますかね。あんな個性の強い楽器。すぐに足が付きそう。見つかれ~。




3/10(金)ネガポジ(京都 西院)

Anya&Sue - Return From Deep Snow 2023 -


アーニャ(Anya Hinkle)とスーマーさんのツアー(3/10-22)、初日のネガポジ(京都)2ステージ目にパイカスでべったり寄生。


前日は、アーニャのいるミホコさん宅に皆で集まり、仏壇のある部屋で曲の確認。ご先祖さまに「人生行きあたりばったり」を聞いていただいた後、夕飯をご馳走になりました。なむなむ。

当日の本番前は立ち飲み屋へ。アーニャは初体験だそう。これチキンスキン(鶏皮)やで、マイ・フェイバリット(好物)やで、とカタコトでやり取りしながら飲む。

photo by アーニャ

この日は松井智恵美さんのデジタルライブペインティングがあり、演奏中は背後で何が起きているのか分からなかったけれど、うちのボンが何曲分かムービーを撮ってくれたので、後から見せてもらいました。粗いですが少しだけ上げておきましょう。曲のイメージが広がったり強まったりしてとてもカラフル。

2人の曲がグッとくる。このご時世に「・・心よ、またよみがえれ。」(漕ぐだけさ)という内田ボブさん(今回のツアー先にもなっている大鹿村在住の方)の曲が染みる。


酒が進む楽しい夜でした。

(photo by 橋本さん)
ボンをほったらかして帰宅してしまい、奥様から大目玉を頂戴しました。反省。



3/1(水)CAFEすずなり(京都 麩屋町五条上る)

HILLBILLY BOOGIE FROM CALIFORNIA !


カリフォルニアのヒルビリーバンド”The Bear Flag Trio”の日本ツアー、旧友のワンダーから初日のオープニングアクトを仰せつかり、ワンダー&パイカスで参加。(先月のブログで僕がワンダーのバンドで拾得の周年記念で演奏したのは25周年のときかと書きましたが、20周年だそうです。訂正。)

(photo by ちえみさん)

The Bear Flag Trio にウッドベースを貸してほしいというので、うちの三十年寝太郎(Chaki)のほこりを払い、岩城くん(岩城弦楽器工房)に駒の調整とサビサビの弦の張り替えをしてもらいました。復活。さらの弦(これも30年ものですが)がうちにあったので助かる。


The Bear Flag Trio 、オールドアメリカンなとてもよい感じでした。

(photo by まりちゃん)

クリスは七面鳥を焼く鍋からドブロギターを製作する人で、売り物を1本持参(後日、無事に売れたよう)。http://turkeytone.com/blog/

カトリーンのアコギは4弦ですね。親近感。


外で踊る2人の写真はジョニーが撮ったのかな。とても素敵なショット。僕らの演奏中にその様子が丸見えでハッピーな気分になりました。

終了後、お店を手伝いにきていた人から、僕のバンドでコーラスをしたことがあると告げられドギマギ。そんなバンドあったっけ。時期(学生のとき)を聞いた瞬間、その人のフルネームが自分の口から発せられて驚く。記憶の再生スイッチ。不思議。



///当面のパイカス///

パイカス(PiCas)は、パイレーツ・カヌーの後ろの男3人で、方々に寄生しながら、ベス、サラ、キャッシーの育休復帰を待ちつつ活動中。


5/3(水・祝)音凪(大阪)

音凪GWスペシャル企画   蠣崎未来 × PiCas

開場 18:00     開演 19:00

チャージ  2800円+1ドリンク(別途要)


未来ちゃんは翌日5/4(木・祝)は春一番2023 に出演予定。パイカスの寄生あるかも?


6/4(日)光円寺(福山)

BUG & RHINO × Picas

詳細未定

 

7/29(土)ネガポジ(京都 西院)

BUG & RHINO × Picas

詳細未定


2月の拾得に続き、6、7月もサラと大ちゃんといっしょにやります。

2023年2月26日日曜日

「コーイン・ジットク」

 一月往ぬる二月逃げる。光陰矢の如し。ベースのじゅんです。もう3月がやってくる。

既に1ヶ月前の話です。大雪のときは京都も大変で、京都駅に出入りするJR線が大阪方面も含めて全部ストップ。雪に埋もれた朝、特に琵琶湖方面の大津や草津に在住の人はなかなか京都に出勤できず。京阪の京津線が使える人はまだよかったですが。


で、ふと子どもの頃に3年ほど住んでいた大津のこと、湖西線の満員電車に押し入ったり、近江大橋をジャンパーの裾をなびかせて駆け渡ったりした記憶が蘇る。どちらも開通したばかりで、調べてみたら1974年。


日本最古のライブハウスとも言われる京都の拾得が始まったのは、その前年の2月だそうだから、僕は6歳になったばかりで、そろそろ小学校に上がろうかという年頃。そんなことは大学に入るまで知らなかったけれど。


今年(2023年)で、拾得は50歳。これまでの半世紀もこれから先も、いろんな人の記憶の重要なパーツになるのだなあ。素敵なことだと思います。


この度は、50周年記念のイベント(3月も続きます)で演奏させてもらえて嬉しい。ヒロくん、ありがとう。

パイレーツ・カヌーにはなりませんでしたが、2月21日(火)に、6分の4というか7分の5のメンバーが集まり、ハッピ姿のサラ主将とダイ社長がいい顔をしていました。2人に生で会うのは2019年11月・12月のツアー以来、欠場のベスとキャッシーもビデオレターを送ってくれました。

(PiCas  photo by 彩ちゃん
(Bug&Rhino  photo by ルンバ姉
(photo by 進藤さん)

パイレーツが拾得でやっていた「ひょっこりパーティー」(2011年5月に第1弾、月例で第35弾まで、その後は不定期開催)でお会いした方々とも再会できて、ありがたいことです。マキちゃんもいたらよかったな。


僕はテリーさんとフーさんに「コロナ禍の3年間は全く来てなくて、ご無沙汰で」とご挨拶したのですが、すみません、チャーリー・ワッツが亡くなった2021年8月、ノンアル営業の中、パイカスで長野友美さんに寄生させていただいたのを忘れていました。


僕が初めて拾得で演奏したのは1987年8月。写真が残っていた。このときに持っているプレベは先日も使用。当時は、この楽器も(年上ではありますが)若くて、今からするとまだ傷が少ないなあ。(ちなみに、後ろを向いているギターのこばやんは、今回の50周年はDUSTで出場予定)


京都に来て、憧れのバンドマンたちが出ていた拾得のステージに上がることができて、緊張しつつも誇らしく、しかし自分のダメさに愕然とし・・・

よく考えると、一つのバンドがずっと続くのは稀だし、人前に立つのも苦手な自分が今も演奏し続けているのは不思議。幸せかも。縁をくれた方々のおかげです。場所もです。


拾得50周年、おめでとうございます。というより、ありがとうございます、だな。

月日が経つのは速いのか遅いのか。分かりませんが、僕もその時々をしっかり味わいながら生きていけたらよいなと思います。


では、本日のリクエストはこちらを。ストーンズの初来日は1990年の2月でしたね。東京に行って浮かれていたら大学は2回目の留年となりまして・・・

The Rolling Stones - Time Waits For No One


最近も聞き馴染んだミュージシャンの訃報が続きますね。AさんやBさんや・・。

先月のブログに書いたヒューイ・スミスも今月13日に。拾得の演奏終了後にそう話しかけてくれたKDさん、ありがとうございます。


皆さん、特に先輩方、まだまだ寒さは続きそうですし、どうぞご自愛くださいませ。



///当面のパイカス///

パイカス(PiCas)は、パイレーツ・カヌーの後ろの男3人で、方々に寄生しながら、ベス、サラ、キャッシーの育休復帰を待ちつつ活動中。


3/1(水)CAFEすずなり(京都 麩屋町五条上る)

HILLBILLY BOOGIE FROM CALIFORNIA !

ワンダー&パイカスで、カリフォルニアからやってくるヒルビリーバンド”The Bear Flag Trio”のオープニングアクトを務めます。

僕は、ワンダーのマンブルズというバンドで1991~2001年にベースを弾いていたのですが、一緒に演奏するのはそれ以来になりますか。マンブルズで拾得の周年イベントに出させてもらったのは25周年のときでしたかね。ちょくちょく顔を見ているからか、そんなに時間が経った気はしないけれど。久しぶり。楽しみだ。


3/10(金)ネガポジ(京都 西院)

Anya&Sue - Return From Deep Snow 2023 -



アーニャ・ヒンクル(ノース・キャロライナ)とスーマー(横浜)が3年ぶりにデュオツアー。パイカスはツアー初日の京都ネガポジに参加します。松井智恵美さんのデジタルライブペインティングも楽しみ。

2019年11月の「ひょっこりパーティー第44弾」でお二人に合流したときの写真を載せておきましょう。

(photo by なこみさん)

その後は、5/3(水・祝)に蠣崎未来とPiCasで音凪(大阪)、6・7月あたりでBug&RhinoとPiCasのセットもまた決まりそうです。詳細は改めて。


パイカスは1年以上ライブを休んでいましたが、拾得50周年で復活の兆し。

2023年1月5日木曜日

「ネコム/ネコゼ」

2023年もどうぞよろしくお願いいたします。ベースのじゅんです。

初詣は、元日の日沈を待って行ってまいりました。弁天さまと大黒さまをハシゴして約1時間半の初散歩。

どちらも僕のほかに参拝客はなく、特に山の中腹にある大黒さまはかなり寂しかったです。暗闇の境内で一人佇んでいると防犯装置らしき音がして、賽銭泥棒と間違われないよう長居せずに退散。


このときに何かに憑かれたのかもしれない。(などと思うのは、最近「岸辺露伴は動かない」を娘といっしょに見ていた影響でしょう)

まだ18時台、幹線道路のクルマがまばらで、マイペースな歩きも気持ちよく、帰宅して風呂に入って、ご飯とお酒を並べて、ずっと調子がよかったのですが。

その晩から体調を崩して寝込むことになりました。夢と現を行き来する朦朧とした感覚は何年ぶりだろう。


幸先がよくないかも。しかし、初詣の願いごとに即効性があったのだと考えることにしました。予期せぬ形ではあるけれど、神様の思し召しによる休養だと。

自室でじっと寝ているより仕方ないので、年末に購入した「ヒューイ・”ピアノ”・スミス伝」を時々気を失いながらもツラツラと読了することができました。


では、新年の1曲目は、永遠のヒット曲、感染力が高く変異株も多そうなこちらをリクエストしようかな。これで初心に帰るもよし。

Huey “Piano” Smith & The Clowns - Rockin' Pneumonia And The Boogie Woogie Flu


と思いましたが、同曲を改作したというトラクターズによる緊急通報ネタのこちらを聞いてみたい。本の中で紹介されていた話によると、9.11のテロが起きたせいで予定されていたシングルカットができなかったのだとか。トラクターズのスティーヴ・リプリーは、2019年の1月3日に亡くなったんですね。


The Tractors - Nine Eleven



//最近のパイレーツ//

パイレーツ・カヌーはベス、サラ、キャッシーが育休中。その間に方々に寄生しながら活動している後ろの男3人のパイカス(PiCas)も最近は特に予定なし。


・・でしたが、サラと大ちゃんの夫婦デュオ”Bug&Rhino”とパイカスの2マンで、2月に京都拾得 50th Anniversary に出場します。拾得の50周年に顔を出せるのは嬉しい。是非、遊びに来てください。(パイレーツの今年の活動の行方はどうなるか)


Jittoku 50th Anniversary  https://kyoto-jittoku50th.jimdofree.com

2/21(火) Bug&Rhino/PiCas 

 

※ 50周年のイベントでは、メール予約の受付開始はすべて1ケ月前の同日午前0時からです。(2/21なら、1/21の 0:00から受付)



//おまけ//

ビビったりしながらも前進するのだ、というふうな曲のデモを作りました。やや勇ましめに。ムービーが稚拙なのは、どうかご容赦を。


それでは、皆さまにとってよい1年になりますよう、床に臥しつつお祈り申し上げます。
ウサギの背中も猫背なのか。

2022年12月16日金曜日

「オデブ」

W杯に気を取られていたら、せっかく京都でやっていたのに、ファッツ・ドミノのドキュメンタリー映画「ロックンロールの誕生」を見逃していました。しまったなあ。ベースのじゅんです。


この人は、見た目も、歌とピアノも、バンドサウンドも、ふくよかだ。

まずは、この曲が聞きたいです。


Fats Domino - The Fat Man


だからというわけではないですが、「ふくよかな魔法」(MAGIC IN FULL FORM)という言葉につられて、京都市京セラ美術館のボテロ展に行ってきました。出不精を改めるべく、散歩のついでに、遠回りして1万6千歩かけて。


これは終わる前に行けてよかった。


聖母も天使も悪魔も、大統領も聖職者もダンサーも、動物も果物も楽器も。モナリザも。ボテリズム。


可笑しいような怖いような無表情。

ボテロさん、マンドリンのサウンドホールを小さく描いたときに、この形にビビッときたんだそうです。

(写真撮影OKでした)


帰り道、まんまるで立派なサイズのみたらし団子を買いました。奥様へのお土産に。


では、ふと脳内で再生されたこの曲をリクエスト。美しい。

故郷のことを歌っているそうなので、おデブちゃんとは関係ないでしょうね。


D'Gary - Betepotepo



//最近のパイレーツ//

パイレーツ・カヌーはベス、サラ、キャッシーが育休中。その間に方々に寄生しながら活動している後ろの男3人のパイカス(PiCas)も最近は特に予定なし。


・・でしたが、サラと大ちゃんの”Bug&Rhino”とパイカスの2マンで、来年2月の京都拾得 50th Anniversary に出場することになりました。詳細は改めて。楽しみだ。


先日のパイレーツのオンラインミーティング(飲み会)は、サラの後ろで大ちゃんが洗濯物を干している姿が生活感があってよかったな。下の子のトイレトレーニングに追いつかないらしい。


味覚を失っていた岩城くんは持ち直してきたようで、岩城弦楽器工房に整備に出したプレベが戻ってきました。指板とフレットに付着した35年分の汚れも取れて嘘のよう。これで最期まで行けるかな。

早速、来週の”つれ・づれ DUO”(12/23@ウーララ)に持って行こうと思います。

2022年11月23日水曜日

「ハナウタ」

 散歩しているとあちこちの路地で雪虫がふわふわり。すっかり秋も深まり、今年も終わりが見えてきた。やれやれだ。ベースのじゅんです。

先のブログに書いたように先月はなんとなくメキシコ月間で、カーラ・モリソンのタイニー・デスク・コンサートをYouTubeで見ていたら、涙腺が歌声に刺激され、可愛らしい声の人だなとは思っていたけれども、それどころではなくて、まいったな。音の一粒ずつを大切にするバンドの演奏も素敵です。

https://www.youtube.com/watch?v=aKWV7b3j5P0&t=184s


そんな動画を見ながら、ふと、個々の事情や思いが集団的な行為に破壊されることについて考える。戦争だけじゃないかも。

「併合」や「統一」、強要される「団結」や「忠誠」、嫌気がさすし、個性が軽んじられる点では、標準化や効率化といったスローガンもどこか危険を孕んでいる気がしてくる。


あきませんな。

では、本日のリクエスト。こんな団結の歌ならウェルカム。知らないうちに「ユーエ ナイティー ワイ」って歌ってしまうのだ。いやな時代も鼻唄まじりでまいろうぞ。


Desmond Dekker - Unity



//最近のパイレーツ//

パイレーツ・カヌーはベス、サラ、キャッシーが育休中。その間に方々に寄生しながら活動している後ろの男3人のパイカス(PiCas)も最近は特に予定なし。


先月の僕は、エリザベスが送ってくれた新曲に(勝手に)ベースを付ける作業に集中、いろんな曲があって面白かったな。パイレーツは演奏予定も制作予定もありませんが、一応、各メンバーとは共有。オンラインで忘年会があるのを楽しみに。


やはりベスの歌のバックは気持ちよく、英語の歌詞を適当にフンフンいうてしまいます。



//おまけ//

スマートじゃなくても、リラックスしているときに出る鼻唄は、小さな幸福感があってよいなと思う。デタラメOK、ワンフレーズでもギターのリフでもOK。


サッカーW杯が開幕して寝不足注意。20年前の日韓共同開催の年も僕はバンドの活動が低調で、じゃあ1人で曲作りでもしましょかと。実は、その頃の曲に、ヨチヨチの嬢をモチーフに鼻唄をテーマにしたやつがありまして・・。


この夏にデモを作り直しました。恥ずかしながら自分じゃ歌えずボカロです。


JunB’s - はなうたマシーン


2022年10月23日日曜日

「メキシコ」

 最近、週末に家から出にくくなって不自由を感じる。元々出不精ではあるけれど。
ベースのじゅんです。まあ、毎週ではないし、籠もってやれることは多いよ、と己をなだめています。

今月1日の土曜日は、円山公園の野外音楽堂でエル・ラティーノ(熊野神社前のメキシコ料理屋さん。岩城くんが10年くらい前にブログに書いてたっけ。
http://onthecornerrecords.blogspot.com/2012/12/el-latino.html)の30周年イベントが楽しそうだったので、SNSで写真などを拝見。
演奏あり、プロレスあり、川端さん(マスター)の生前葬あり。ご近所の京大熊野寮の学生さんが棺桶を作ったのだとか。やるなあ。
ポスターはCちゃん作

過去の周年企画はどれも台風で流れちゃったけど、3度目の正直、よい天気に恵まれてよかった。自室から、遅れ馳せながら、お祝い申し上げます。

こんなふうに色んな人が楽しむために集まってくるのって本当によいな。(ひどい目的の強制動員もあるから・・)


さて、本日のリクエストは、川端さんのメキシカンな帽子(ソンブレロ)にちなんで。こちらを。(この曲、眼鏡を探していたら頭の上にあったという感じだろうか。)

The Champs - Sombrero

チャンプスは、腕っこきが集まったカリフォルニアのインストバンド。ブリブリのサックスと、低音ボイスやドゥーワップコーラスでタイトルを入れるスタイルが大好き。言わずと知れた「テキーラ」のオリジネイターですね。



//最近のパイレーツ//

パイレーツ・カヌーはベス、サラ、キャッシーが育休中。その間に方々に寄生しながら活動している後ろの男3人のパイカス(PiCas)も最近は特に予定なし。


エリザベスが夏の休暇をメキシコで過ごして曲も作ったそうで、カリフォルニアに帰ったら送ると言っていたのに来ないなと思っていたら、今月の初めにミニアルバム1枚分くらいの新曲が届きました。メキシコ風味の曲も。

先のことは決まってないけれど、バンドでアレンジを考えて演奏できるとよいなあ。



ということで、この10月はなんとなくメキシコ月間になっていて、メキシコ産のコーヒー豆を挽いたり、ナタリア・ラフォルカデを聞いたりしているのでした。


カリフォルニア~メキシコか・・。キャレキシコかっこいいかも。何かもう1曲。

Calexico - Tapping On The Line  (feat. Neko Case)


2022年10月1日土曜日

「ハレ」

 10月になってしまいました。下半期に突入。
ベースのじゅんです。9月のことをちょこっと書いておきます。

最強と言われた14号、京都はほぼ空振りで助かりました。台風一過。晴れ。
よい天気が続きますように。普通の天気でもよいです。

・・いつまで続くのか・・明日はわからない・・というお天気ネタの曲を作ってメモ(録音)していたら、Siriが「大丈夫ですよ」と過剰反応。いまどきのパソコンは心配もしてくれるのね。ありがと。そのうち「飲み過ぎですよ」とか言われそう。

さて。
9月の最終日(昨夜)は、”つれ・づれ”で夜想(京都 四条大宮)でした。
サウンドチェック後は、阪急大宮駅の北側、立ち呑み屋が数軒入居している新宿会館へ。路地を通って2階に上がってすぐのマルキに入りました。安くて美味くて馴染むなあ。また行こう。
帰り道(これから演奏しに行くのですが)は西の空の三日月がきれいでした。さすがは夜想。いい気分。

この日はデュオのインストで、ドラムなしのリズムも新鮮でよいものですね。精進しよっと。
とおぼえの徳田くんが遊びに来てくれました。ありがとうございます。写真も。
https://twitter.com/toboemania/status/1575827475417903104


///最近のパイカス///
パイカス(PiCas)は、パイレーツ・カヌーの後ろの男3人で、方々に寄生しながら、ベス、サラ、キャッシーの育休復帰を待ちつつ活動中。・・・現在、パイカスの予定は未定。

【終了しました】
9/24(土)秋のスーマーライブ@CHAKRA(大阪 北浜)

大阪のチャクラからスーマー&パイカスにお誘いがあって、岩城くんは欠席でしたが久しぶりにヨッシーといっしょに寄生してきました。リズム隊だけ、相当数の(僕らにとっては)新曲あり、当日合わせのみで2ステージ分、ということで、なかなかの冒険。で、やはりスリリングで楽しかったです。感謝。

ヨッシーが足下に置いたカラバッシュ(大型のヒョウタン)がよい音を出していました。おやじのハ○アタマのようですね。ハレルヤ!

スーマーさんはレコ発ツアー。名盤「ミンストレル」(パイレーツ・カヌーの曲も入っています。サラがマンドリンやコーラスで参加している曲もあります)のリマスター盤(アナログレコード3枚組でCD付き)はいかがでしょう。
https://www.galabox.jp/phone/product/571

チャクラの岡本さんと増田さんの音響・映像チームは素晴らしい。お世話になるのは、僕は昨年5月のパイカス以来で2度目。今回、カメラマンの増田さんがご馳走してくださったのはホルモン。美味。酒が進んだのは不可抗力でしょう。

それでは本日のリクエスト。
スーマーさんが「ある晴れた日に」と歌っていたデヴィッド・バーンとブライアン・イーノの曲を。アメリカン・ユートピアでやっているのもカッコよかったな。
David Byrne - One Fine Day