2015年12月17日木曜日

「ザッツ・マイ・ナンバー」

数字のない世界に比べると、お金のない世界、戦争のない世界などは、想像できないこともないぞと思う。
数字で表される「数」は、人類の最大の発見の一つかも。
人間を超越している。心が感じる「幸せ」とかお金が表すモノの「価値」のような不確かさや危うさがないし。宇宙の領域。果てしなさ。「時間」もそうかな。
いやいや、数字や数の概念を持たない民族もあって、彼らは過去や未来のことでくよくよしたり心配したりしないらしい。

戯言でスタート。ベースのじゅんです。

それにしても、身辺には数字の番号が溢れております。自分にまつわるもの多し。
居所には、郵便番号、電話番号、番地。
個体には、納税者番号、お客様番号、社員番号。あとは、生年月日、暗証番号、IDやらパスワードやら・・。

自分に付けられた番号を初めて意識したのは小学校の出席番号。印象に残るのは寮に入ったときの寮生番号。僕の10代の約半分は「421」という番号が付いていて、そのころの持ち物が今でもチラホラ。なくならないようにパンツにも全部書いていました。

"54-46 was my number・・"なんて、トゥーツが歌っていましたが・・
https://www.youtube.com/watch?v=h2aaNWe3C8E
最近話題の「マイナンバー」、奥様がウチにも通知が来たよと。今後は、赤ちゃんから老人まで、生まれてから死ぬまで、一人ずつ一つ。これは気持ちのよいものではないな。違和感のある12ケタ。"12 bar blues"は好きですけどね。
https://www.youtube.com/watch?v=MHPcEmswDnE

さて、1,2,3,4・・早くも12月。

年末のカウントダウンには少し早いか。しかし、もうカウントダウンな気持ち。ああ無常です。時間は淡々と流れていくのだ。
そんな気分と関係あるのかないのか、"It's so good listening to old records・・" (by Allen Toussaint)ってな感じで、レコードを引っ張り出して聴いたりしながら、他愛なくカウントダウンしちゃいます。
https://www.youtube.com/watch?v=W-omYvl9K0E
では失礼して。


The Moonglows - Ten Commandments Of Love
https://www.youtube.com/watch?v=l6Eu43RoaGQ
今の気分にマッチするかはさておき・・。愛の十戒。Love といえばボブ・マーリーのも。僕はネビル・ブラザーズのレコードで、アーロンの声におののきました。


The Robins - Riot In Cell Block #9
https://www.youtube.com/watch?v=_0qN6EBrhPU
Loveつながりで、The Clovers - Love Potion No.9なんかも手に取ってみたけど、ドクター・フィールグッドの演奏もかっちょいいこっちの曲を。Tarheel Slim - No 9 Train も捨て難かった。


The Beatles- Eight Days a Week
https://www.youtube.com/watch?v=YtuybFrq7Rw
コメント不要ですか。Octopus's Gardenでもよかったですか。





Desmond Dekker - 007 Shanty Town
https://www.youtube.com/watch?v=1wUfmhtOL-k
高校生のときに貸レコード屋で借りた"The Harder They Come"のサントラ、カセットに入れてよく聴きました。ビートルズの次には、ロン・ウッドのディランナンバーもいいかも。Ron Wood - Seven Days


Billy Ward and The Dominoes - Sixty Minute Man
https://www.youtube.com/watch?v=OpQuNY3XFI0
60だけど許してください。一晩中"ロック"するぜと元気です。偏った選曲もお許しを。





Dave Brubeck/Paul Desmond - Take Five
https://www.youtube.com/watch?v=zq1ZgMSdYIc
ズジャッズじゃっ、ズッジャッ。アルトの音色が気持ちよい5拍子。







Fats Domino - Let The Four Winds Blow
https://www.youtube.com/watch?v=ojOkTayuKws
やっぱりデイブ・バーソロミューのバンドサウンドは好き。Nina Simone - Four Women と迷いましたが。
 





Bob Dorough - Three Is A Magic Number
https://www.youtube.com/watch?v=aU4pyiB-kq0
当ブログで一度紹介しましたね。この人は一人でほとんどの数字がいけますね。







Fats Waller - Two Sleepy People
https://www.youtube.com/watch?v=7Htv9DlXPhg
遊びにも少し飽きてきたかな。パトラッシュ… 疲れたろ…。僕も疲れたんだ。なんだかとても眠いんだ。




Amos Milburn - One Scotch, One Bourbon, One Beer
https://www.youtube.com/watch?v=RZrP18m0lFo
一杯ひっかけて寝ます。(one o'clock jump,one love,one night,one for the road,one man dog,one nation under a groove,one hit to the body・・・頭の中がグルグル・・・あ、Pirates Canoeの"One For the Pain In My heart"の宣伝くらいしておけば・・・などと)


Bob Dylan - Love Minus Zero/No Limit
https://vimeo.com/55915669
おやすみなさい。よい夢を。
2016年がよい年になりますように。






エリザベスが年明けに2週間ほど日本に帰ってきます。
で、1/29(金)はパイレーツ・カヌーの「ひょっこりパーティー第40弾」@拾得(京都)。
で、全員集合してケヤキ家で新年の鍋パーティーをするらしい。
楽しみにしておこう。・・・出席できますように。

---------------------------------------------------------------------------------------------

<今月のお宝>
http://minesrecords.com/archives/9407
弦二さん(木下弦二)のソロアルバム。
大社長とサラ主将が東京の発売ライブに行ったときに買ってきてもらいました。見たかった。

サイン入り! ホンクの全員と小滝さんも。嬉しい。あ、うちのキャプテンのも。
あわよくば谷川俊太郎さんのもお願いと言ってたんだけど、これは欲張りすぎたか。
心に滋養を。養命酒のような歌と演奏。
笑ったり涙ぐんだり裸になったり自転車漕いだり。
お父さんと娘さんのエピソードを話しながら泣いちゃう弦二さんが好きだな。

サラ主将が8曲目の「夏みかん」でいい仕事ぶり。これ1月に横浜でホンクさんとご一緒しましたね。
この人の歌は、口をとんがらかして口笛の練習をするおチビの顔がいつも思い浮かぶ。なぜだか。

さて、来年に向けてもうひとがんばりじゃ。

2015年12月10日木曜日

「秋のUSツアー その3」

どうもこんにちは。
ヴォーカルのエリザベスです。

みなさんコタツはもう出しました?
もう12月だなんて、信じがたいですね。
時間はいったいどこに行くのでしょう?
「時間」をテーマにした曲はいっぱいありますが、Kate Rusbyのこれ、Old Man Time なんか好きです。


カリフォルニアもちょっと寒くなってきました。
京都の底冷えに比べると「涼しくなってきた」くらいかな。

アボガドトースト、かぼちゃスープ、ヨーグルトとフルーツ

ユタ州の山奥。寒い。

来年1月29日に、京都の拾得で「ひょっこりパーティ第40弾」を開催します。
今回は日本ツアーではなく、単発です。
日本帰国のメインの目的は、少しばかしレコーディングします。
どんな形になるのか(果たして形になるのか)は、お楽しみに。

さて
9〜10月ツアーの記憶はどんどん薄れていくばかりですが、
頑張って思い出して残り最後の報告をします。

Raleigh を後に残し

インスピレーションたっぷりのブルーグラスフェスの後は、
はたまたマリーランド州に向かう。
このツアー中は何度同じ町達を行き来したか... 。

OCT 2 New Deal Cafe (Greenbelt, MD)

ここでは、「私たちは前座」と思って余裕ぶっこいていたら、
本番ギリギリに、なんと、私たちがヘッドライナーらしい!
と慌ててセットリストを考え直しました。
なんとかなりましたが、ヒヤッとモーメント。

デュオバージョンの「ラブ・シャック」を弾き始めると、
全員が立ち上がって踊り始めました!
デュオでこれは初めてじゃないかなー。
バンドだったらもっと楽しい曲してあげれたのにな〜と
ちょっと申し訳なかったのですが、これまた楽しい夜でした。

New Deal Cafe にて


OCT 3 Gomen-Kudasai (New Paltz, NY)

そしてそして、沙羅ちゃんの第二の故郷、 「ご麺ください」へ!
これは2015年初頭バンドツアーの時にもお邪魔したうどん屋さん。
私たちのライブ盤 Live in New York もここで収録したものです。

急なお願いで、すでにライブが入っていたにも関わらず、
こころよくウエルカムしてくれました。
みなさん、ニューヨークに遊びにいく機会がありましたら、
ぜひNew Paltzまで足を伸ばして食べにいってみるべし。
美味しいですよ!

 嬉しそう〜

アンディーは、のりでご飯をつまむ方法を習得した。

OCT 5 Rockwood Music Hall (New York, NY)

ニューヨークでは、ついに憧れのロックウッドに出演することができました。
3月にバンドでニューヨークに来た時、皆で遊びに来ました。
それから数ヶ月後に出演!
次回はバンドで出たいな〜

ロックウッド

泊まったのはなんと、カーネギーホールの真ん前!
午前中に時間を見つけて、沙羅ちゃんと二人でミュージアムを見に行ってみました。
カーネギーホールの歴史についてのパネルがあったり、ライブ映像がながれてたり、
小さなミュージアムでしたが楽しめました。
今では世界のカーネギーですが、取り壊される一歩手前、という危機一髪の時代もあったそうです。


ゴージャス

昔はこんなだった

OCT 6 The Boulevard Tavern (Charleston, WV)

6日は休みだったのですが、またまた急遽ライブ!
ウェストバージニア州でのライブはこれが初。

チャールストンに向かう道中は素晴らしい夕焼けでした。

OCT 7 Basement East (Nashville, TN)

そして、ナッシュビル。
初のナッシュビルでのライブ。
ナッシュビルですよ!
Fresh Faces というイベントで、新人達が3〜4曲ずつ披露します。
他の出演者達も面白いバンドが多かったけど、さすがに運転疲れで早めに帰宅。

もう、この辺になると何が何だか、記憶もごちゃまぜになってきます。


疲れるよね。

うん。

OCT 10 Pickin' in Piney Music Festival (Piney Flats, TN)
OCT 11 Jezeball Music & Arts Festival (Johnson City, TN)

ツアーの最後は、二つのフェス。

一つは、始まったばかりホヤホヤの Pickin' in Piney Music Festival。
ムーンシャインを作っている醸造所でのイベント。
ライブの後は、常総場の案内をしてくれて、作っているムーンシャインのテイスティングもありました。
全部美味しい!

二つ目は、これも新しく立ち上がったばかりの Jezeball Music & Arts Festival。
これは、女性にフォーカスしたフェスで、「女性アーティスト」または「女性がフロントマンのバンド」を集めたもの。
次回もしバンドで出演できるなら、パイレーツの男性陣には「女性だけらしい... 女装してもらわないといけないみたい」と伝えよう。
うん。
ジェゼボールフェスにて。

怒涛の5週間。
楽しい5週間。
幸せ者です。

では 来月 お会いしましょう!


2015年11月22日日曜日

「私の季節だけども」

こににちわ、気づけば秋も冬へと移行中です。

音楽したくてムズムズしている最近です。

そしてやっぱり、産後太り、というより慢性的、最中。

何食べても、嗚呼おいしい!




最高の季節真っ只中ですね~~~。

上をみても下をみても、赤色、茶色、オレンジ、緑、

素敵なグラーデションがたくさん。落ち葉さえも、拾いたくなる。

でも拾っても裏に虫の卵ついてたりするんですよね。


みなさん、お元気ですか?

さすがに、メンバーに長いことあってないような気がします。

ヨッシー兄貴とは先日、お電話しましたが、その時間は変化もなく

なんだか落ち着きました。

BBQでもしよう!なんてキャプテンに夏の終わりにメールを

したけど、もう寒いし、鍋でもしようよ!って言わなきゃ。


新曲のスタジオ練習音源を聴きながら、いまブログを書いているのですが、

ほんっと細かい細かい、こんなん誰も気づかんでしょ!?

てとこまで、皆で話し合って満足いくまでこだわっていくバンドだなと

思います。

誰も気づかなくとも、弾いてる私たちがライブ中に、その部分を演奏するときのおもしろさ、興奮、

思い出しています。

そしてたまにお客さんに、その部分を気づいてもらえる、その時の嬉しさとか。

あ~~早く皆と演奏したい!!


でも、娘ともずっと一緒にいたい!



そんなこんなで、短文ですが、ここにて失礼いたします。




2015年11月17日火曜日

「ウロツキーⅡ」

京都に棲息中。うろつく範囲はせいぜい10キロ四方くらいで、USツアーに比べるとちゃっちいですが、さすが魔界都市京都。音楽でも何でもその辺にいろんなものが転がっているなあと思います。大物、本物、変な物。
ベース担当のじゅんです。

さて今回は神頼み。自分の低調さ、家庭の事情など、ワラジを履いたお地蔵さんに願いごとをと思い立ち、というか、やはり大方のところは奥様のお使い、ボンを連れて、有名な鈴虫寺に向かって日曜の朝に自転車で出発。

先々代くらいのマンションの管理人さんのお古で15年もののママチャリ、タイヤはツルツル、でもボディは割としっかりしていて問題なし、僕の身のほどに合っていると思います。汚れたママチャリの後ろをイエローのマウンテンバイクがついてくる。

出町柳、鴨川近辺(地図上のスヌーピー)のウチから桂川の向こうにある鈴虫寺(金のシャチホコ)は、直線距離にして西大路、西院のライブハウス「ウーララ」(チャーリー浜)までの倍くらいで、所要時間は一時間強とみた。桂川を渡ったところで少しもたつきつつも、ほぼ見立てどおり。ふふっ。

道中は寺社だらけ。通過した順に並べてみよう。さすがビッグネームがゴロゴロだ。
<下鴨神社>
守護神は八咫烏(やたがらす)
<相国寺>
臨済宗相国寺派の大本山。同志社大学に隣接しています。金閣寺や銀閣寺も相国寺派だそう。ここを通り抜けて烏丸通りへ。烏丸(からすま)に出たところの果物屋さんでキャプテンがかつてバイトをしていたらしい。
<白峯神宮>
最近はサッカーの神様としても崇められています。晴明神社もご近所。
<北野天満宮>
梅も有名。夏には梅干しを干します。
(北野白梅町を抜けて)
<妙心寺>
臨済宗妙心寺派の大本山。また大本山。初めて自転車で入りました。お好み焼き「ジャンボ」がある一条通りから入って丸太町通りへ、JRの花園駅付近に抜けます。石畳をゆっくり南下。

(丸太町通りから三条通りへ)
<広隆寺>
太秦(うずまさ)の広隆寺は京都最古の寺で、奈良の法隆寺と同時期の建立。ここの弥勒菩薩像は仏像の国宝第1号だそうです。懐かしい。切手集め。

(梅津~上野(かみの)橋~)
<鈴虫寺>
桂川を渡って、阪急嵐山線と物集女(もづめ)街道を越えて、西芳寺川沿いに鈴虫寺へ。9時半到着。既に行列が。一回目の法話が始まっていて入れ替え待ち。1年中鈴虫を鳴かせるのを目玉にしたのは先代の和尚さん? 大当たりです。
鈴虫寺(華厳寺)も臨済宗の禅寺で、まず和尚さんの法話を聞きます。「成さねば成らぬ・・」のような話から。面白く聞かせてもらえるので少年の心にも響いたか。

その後にお地蔵さんにお願いを。一人一つずつ自分のことを、というのが案外難しい。
「楽にしてほしい」なんてのは危うさもあるし、「責務を全うできるように」というのは苦しさを呼び込むなあ・・などと、欲をかいて迷ってしくじったかも。「楽器が上手に弾けますように」とか「耳鳴りが治りますように」とか、そういう分かりやすい具体的な願いにしたらよかったかも・・・加茂みたらし。

果たしてボンは上手くお願いできたのか。
よくつきあってくれたので、帰りの石段下で好物のみたらし団子を奢ってやる。
<松尾大社>
少し北上して松尾大社に。お酒の神様にはお参りせねばなるまい。

(松尾橋を渡って桂川沿いに北上、嵐山方面へ)
<車折神社>(くるまざきじんじゃ)
三条通りの西の端っこが嵐山につながっているのはご存知ですか。その少し東にある車折神社。芸能神社があるから、ここも少し参拝。歌劇団の方たちの名前も多いので、そのうち娘も連れてこよう。
<蚕の社>(かいこのやしろ)
久しぶりに三柱鳥居を見たかったけれども通過。
三方向から拝むことができる鳥居はキリスト教の遺物で、父と子と聖霊を表しているという説もあるらしいです。まゆつばか。

振り出しに戻るべく帰路につきます。
さすがに腹が減る。こんなときに地元出町の100円パン屋はありがたく、昼ごはんに買って帰りました。

以上。

・・・移動行為が好きです。目的地は目的ではなく口実なのです。口実も立派なのがよいですね。(by ウロツキー伯爵)

--------------------------------------------------------------------------------------

・・・音楽やバンドの話をした方がいいのだろうか。。。

アラン・トゥーサン喜寿で逝く。これはため息が出ます。
いつまでもあると思うな○○と○○。
「音楽家」という言葉から思い浮かぶ顔は、僕はこの人だったな。関係した色んなミュージシャンも通じて、たくさんワクワクさせてもらいました。感謝。合掌。

さて。
先月は、Sarah Jarosz、Sara Watkins、Aoife O'Donovanの女子スーパートリオが来日。とベスも書いていましたね。すごい。パイレーツの女トリオと同じような楽器構成。
ヨッシーがイーファのファンで、大阪公演の日に仕事を入れてしまったと嘆いていましたが、大社長とサラ主将は見に行ったらしく、キャプテンはSarah Jaroszとの再会も嬉しかったようです。

イーファが歌っている"Crooked Still"というバンド、僕も好きだな。今は活動していないかもしれませんが。歌はもちろん、バンジョーのリズムの感じとか、チェロが出てくる感じとかも、かっこいい。

Crooked Stillがジョン・ハートフォードの曲を演奏していたので。
名盤ですよね。デイブ・ホランドのベースの効きが素晴らしい。勉強しなくちゃ。(と、思うなら実行すべしと神の声)

しかし、最近、いちばん聴いたのは、女子トリオつながりで、ハンガリーの歌姫3人のこれ。7,8年前の作品ですね。声も絡みもリズムも素晴らしく楽しい。言葉は全然わからないですが、アルバムの邦題は「くちづてに」。
右側の野原に寝転んでる写真の構図は、どっかで見たことあるような・・・

キャプテンが先月日本に帰ってきてから少し間をおいて、パイレーツ・カヌーは久しぶりに今月上旬にスタジオで新曲の打ち合わせなど。夏にベスが来日したときに一回合わせた曲を。キャッシーにどんな風に弾いてもらうとよいか。イワキングはジョン・ハートフォードばりに(?)バンジョーを弾くことになりそう。
ベスは1月に来日する予定で「ひょっこりパーティー」もあるはずですよ。春先にはまたUSツアーかな。

自分の演奏の方は少し自粛中ですが、やっぱりバンドでベースを弾いていると、楽しくもありホっとするものですね。
その他近況を少しご報告。

大社長が次の作品を画策しているので録音など。
ラリーさん(チェインズ)のスタジオにアイソレーションボックス(写真中央)が置いてあって、蓋を密閉して中のスピーカーの音をマイク録りするのが本来の用法ですが、開け放して下からの音を聞きながら弾くと気持ちよい。

それから「栗本英明 with つれ・づれ」で、「とおぼえ」のトクダくんにバンドの結成20周年のイベントに呼んでもらいました。ヒガシダくんの凶暴なウクレレサウンド、得物はこんなヤツみたい。
客席にヤクルトを配って一気飲みする「死殺団」のパフォーマンスには、おそらく18年ぶりに遭遇。先発の若手アノランペは好感度高し。
んで、栗ちゃんと演奏するのは、一昨年夏の名古屋以来で、楽しかったなあ。
(友美さん撮影)
さてと・・。
それでは気分を改めて。とりあえず当面の諸事を何とかクリアしようぞ!弱気になると神頼みの効力も弱まるってもんだしね。
(キャプテンのアメリカ土産のTシャツ)

2015年11月12日木曜日

「メモメモメモメ」

キャプテン沙羅です。
エリザベスが続々とアメリカ旅行記を書いてくれていますね。


「秋のUSツアー その1」


「秋のUSツアー その2」



すでに懐かしい。
私は何を書こうか。

まず、忘れないうちにツアー中に出会った
素敵な音楽をメモしておきます。

Americana Music Fesではやはり断トツに
Patty Griffinが素晴らしかったです。
New Albumも素晴らしいです。






そして、このツアー中にいただいた中で、
一番気に入っているのが、
Anne McCueさんのアルバム。
ナッシュビルで、彼女のライブに飛び入り出演させていただきました。






IBMAで聴いたミュージシャンも素晴らしかったです。
まずはエリザベスも書いていましたが
Sierra Hull。大好きになりました。
これこれっ。このライブを客席で見ていました。






The Railsplittersというグループも、
ホテルの部屋での生音ライブを
ちょこっとしか見れなかったのですが
とっても気持ちよかったです。





世の中には素晴らしいミュージシャンがあふれていますね。
素敵な音楽に出会った時は
自分がミュージシャンなのを忘れてしまいます。
その瞬間がとっても好きです(笑)

でも、最近はすっかりPirates Canoeシックなので、
久々に自分たちのアルバム
「One For The Pain In My Heart」を聴いてみました。
改めて聴いてみると、お気に入りのレコーディングというのは変わるものですね。
いま好きなのはこの3曲。

・Gull Flying North
・Wild Flowers
・Leaving Places

ぜひ聴いてみてやってください。
ここで買えますよ↓↓↓(ちゃっかり宣伝)
「On The Corner Records Shop」



ついでにもういっちょ宣伝させてください。
Pirates Canoe An Autumn Tour in USA 2015を記念して、
アメリカ限定発売のスパイダータトゥーTシャツを含む、
素敵な3点セットを販売しとります。
限定30セットのところ、残り10セットを切りました!

↓ ↓ ↓ ご購入はコチラから ↓ ↓ ↓
「On The Corner Records Shop」


・アメリカ限定発売Spider TattooTシャツ1枚


・本アメリカツアー中の写真をおさめたフォトブック1冊


・Tシャツと同デザインのフェイクタトゥー1枚



そして次にPirates Canoeが動くのは、、、
来年2016年1月らしいですよ。

2015年11月6日金曜日

「秋のUSツアー その2」

こんにちは。ヴォーカルのエリザベスです。

もう11月で、少しずつ秋の気配が増してきて、カボチャの料理や温かいスープを作るようになってきました。
でも、今日は夏の終わりを惜しもうと思って、手作りのサルサとトルティーヤでブリトーを食べようと思っています。
ついでに、ちょっと微妙なワインを買ってしまったので、ザクロと柿のサングリアも作ってみました。
料理、結構好きです。

ブリトー?ファヒータ?

昨日は新しい町で、初めてオープンマイクに出てみました。
大きなカフェ兼バーですが、店内が区切ってあって、オープンマイクは小さめのバーで行われていました。
私はカバーを3曲歌ってみました。
やっぱりこういうのにもっと参加していかなきゃ!と思う夜でした。


写真の人の名前忘れましたが、いい歌声でした。


さてと、前回に引き続き、9〜10月のアメリカツアーの報告を!

ナッシュビルの後


前回はナッシュビルでの Americana Music Awards で終わったと思います。
その後は、もう一度ノースキャロライナ・Ashevilleへ!
Tellico の Anyaさんのお家にもう一度お邪魔。
アメリカでの第二の故郷になりつつあります。

SEP 23 Double Door (Charlotte, NC)
SEP 24 Mothlight (Asheville, NC)


シャーロットのDouble Door にて


ホッとする暇もなく、 次の町へぶっ飛ばします。

SEP 25 Gallery 788 (Baltimore, MD)
SEP 26 Stone Room Concerts (Falls Church, VA)

26日はずっと楽しみにしていたハウスコンサートでした。
アメリカでは割と大きな産業になっています。ライブハウスではなく個人の家でライブを企画するというものです。今では地域のコミセンとか教会とか、色々な形があるようですが、ライブハウスに比べると「音楽」に焦点があたります。
この夜は本当に楽しかった!
お客さんとつながったような、音楽をしててよかったなーと思えるような、そんな1日でした。
録音機をセットする沙羅

すごいご馳走まで用意してくださいました!

SEP 27 Union Square (Baltimore, MD)

そしてアンディーさんの町、バルチモアへ。
屋外のライブで、子供達がはしゃいで走り回っていました。
サバンナが楽器を出すと、「それ何?」「触らして」「僕も弾く!」と集ってしまいました。
私は、カメラを6歳くらいの男の子に説明すると、取られてしまいました。

子供から見た私。

 「これっ、ダメだよ。そのカメラよこしなさい。」

フラフープ、今も人気。 

ライブの後は、なんとこの日、ブラッドムーンだということがわかりました!
ブラッドムーンは、月食で月が赤く染まる現象だそうです。
アンディーさんのお友達のお家で、屋根から見えるというのでお邪魔しました。

暗くてお月さんの写真は撮れなかった。 

SEP 29 WDVX Blue Plate Special (Knoxville, TN)

そして、その後テネシーに舞い戻り。
ノックスビルという素敵な町のライブラジオ番組に出ました!
WDVXの Blue Plate Special という番組。毎日やってるそうです。オススメです!
ネットストリーミングもしていたので、日本から聞いてくださってた方がいるかもしれませんね。本当にありがとうございます!


「どこから来ましたか」地図。日本にピンを一つ追加しておきました。

SEP 30 – OCT 1 International Bluegrass Music Association

そしてそして、その後はノースキャロライナ Raleigh へ!
ブルーグラスのでっかいアワーズショー兼フェス兼ショーケース。
ここでも、音楽の力の大きさに感動する2日間を過ごしました。
ブルーグラスなので、やはりみなさん腕がいい。
そして、伝統を守りつつ新しいサウンドを作り出すバンドもたくさんいました。
写真にはありませんが、マンドリンの Sierra Hull さんのライブを見ることができました。
本っっ当にぶっ飛びました。
いやぁ、すごい。

 Jim Lauderdaleさん!

 日本のブルーグラス界の皆様とも遭遇!

 展示会でみつけた、腕を鍛えるための玉。
ただの玉に見えるけど、腕にズンときます。

アワーズショーにて。嬉しそう。 

素敵なステージデザイン。 

日本にも来たことがある Mipso。
新しいアルバムが出ました。
良い!おすすめ!

はぁ、さよならRaleigh。
では続きは後日!!

ビデオたち

Mipso

Sierra Hull