お店に「チョコパ」と貼紙があって、なにこれと思ったら「ちょこっとパーマ」の略。いいネーミングですね。
夏は草と同じように髪も早く伸びる気がする。ベースのじゅんです。
いつも切ってくれるFさんに尋ねると、そんなことはないそうで、爪がすぐ伸びるのも気のせいか。グー・チョコ・パー、じっと手を見る。
ところで、岩城くん(岩城弦楽器工房)が出ていた6/25のMBSテレビ"Catch"。ご覧になりましたか。
受け止める手という意味があるのかな。いろんなものを生み出す「手」の主を紹介していく45秒の番組。
http://www.mbs.jp/catch/movie/170625.shtml
キング曰く「手に心臓も脳みそもあるような気がする」と。かっこよいですな。「壊れてる楽器、使われてないのはかわいそうやし、何とかこいつを復活させてやろう」。治癒の力。ごひいきに。
「手」(生きた技術)は、きっと「目」(世界をどう見るか)や「心」(思想や理想)ともつながっているのだ。深遠だなあ。ちょびっと憧れてしまう。
かつて本田宗一郎氏の「私の手が語る」を読んで感心したのに、肝心な中身を覚えていない自分が残念。馬糞から何かの特効薬を抽出する話などあった気はするのだが。
最近、老子の本をチラ見して「有之以為利 無之以為用」(有のもって利をなすは、無のもって用をなせばなり)という言葉を好きになりました。さすがに意味深。
人間が作った住居や茶わんが役に立っているのは、実はその内側の無の空間の働きのおかげだというような「無用の用」の話で、音のない部分の効用ということでは音楽もそうかな。チクワやドーナツの穴はいかに?
まあ、深遠な思想に触れたというより、チープな思いつきにタイミングよくリンクしたのが嬉しかったのだ。
ストラップが外れて楽器が落下することがたまにありますよね。だいたい左手でキャッチできるから大事には至らないけれども。ストラップをロックする商品の購入になぜか踏みきれず、ガムテープの応急処置で長年放置・・。あかんなぁ。
と思いつつ、先日、朝食用にコンビニで食パンを買ってきて、なにげに袋の留め具を見ていると。
その手があったか!!
使える!!
これ「バッグクロージャー」という名だそう。既に実践している人もいるようだ。
転用名人のヨッシーにはかなわぬまでも、何だか得意になってしまう。
穴の大きさがちょうどよく、社長や主将に「この安っぽい穴のところに仏様がおられるのだよ」と説かれたら信じます。大は小を兼ねないのだ。
すぐに"つれ・づれ"のライブで着用し、ギターのヒガシに自慢する。リハ後に三条の「はるみ屋」でいただいた泡盛の大盛り300円と水ナスも嬉しく、上々の気分でした。散髪にいく3日前のこと。
("つれづれ" by Silver Wingsさん) |
今回のお題は「手」。
では、一曲リクエストします。インチキ手廻しオルガン、オグラさんの「猫と二度寝」。チビスケとつないだ手の安心感がよみがえる。コテッと眠るのだ。
//次のパイカス//
7/22(土)中井大介と http://www.iori-unshudo.com/2017/07/22/sonoramabox-9/
8/ 6(日)中井大介と https://saifes.net/joinA/artist.php?e=2017summer#pid201_20
8/19(土)トリオで https://twitter.com/cafesuzunari/status/878179442824052736
10月にもいくつかパイカスで誘ってもらいましたが、詳細は改めて。
ベスの来日、サラ、キャッシーの育休復帰を待ちつつ活動中。