2014年5月7日水曜日

「音楽をする意味」

こんにちは、ヴォーカルのエリザベス・エタです。

今、パイレーツ・カヌーは嵐の最中です。
人生の最大の変換機を迎えようとしている人、引っ越しまっただ中の人、新年度で寝不足がピークの人、、、そんな中で急ピッチでレコーディング&ミックス&発売予定の準備を進めています。寝ている暇はないし、もちろん遊んでいる暇もありません。

だからこそ、このときにパイレーツは宴会をします。
ということで、先日岩城宅で皆で食べて飲んで騒ぎました。
私は泣き上戸になってしまい、次の日の二日酔いで死ぬかと思いました。

でも、「こんなときに何やってんだ」とか「遊んでいる暇あるんかいな」とか、思う前に、実は宴会で集まっても結局7人で延々楽しく音楽の話をしています。
ミックスをどんな風に仕上げたいか、アルバムジャケットをどうするか、今後のライブは何がしたいか、どんな風にお客さんと繋がりたいか。
遊び好きと見えて、めちゃくちゃまじめです。

こんな年齢になって人前で音楽ができていることは、奇跡のようで嬉しいことですが、罪悪感もあります。
私は結婚もしてないし、子どももいないし、会社で責任ある立場もないし、今後もその予定はないし... 無責任極まりないアラサーの代表、みたいに思えてくるときがあります。
それでも、創作活動を続けようとしてしまうのです。
それでもやっぱり.... 曲作りとライブ演奏が世の中で一番大事なものかのように毎日を生きてしまうのです。

パイレーツで話をしていると、皆もそうなんだな、というのが分かります。
曲のアレンジや、ライブ活動の方針や、ミックスの細かいところで、「適当でいいやんか」という態度がありません。最高傑作を作りたい、バンドにとって最も良い道を進みたい、ということに命をかけているのかと思えるほどに必死。

ちょっと言い過ぎ?すみません。
パイレーツ内で反論議論は多いけど、それが楽しいのです。
「まあ、どっちでもいいんじゃない」という人とは議論はできませんからね。

 ようするに、音楽がなぜこんなにも大事なのかは分からないけど、大事なんです。
そして、できれば自己満足な音楽はしたくない。
意味のある音楽を創りたい。

こんな話はいつまででもできますが、ここら辺で次に行きましょうか。



今月のニュース

さて、エリザベス速報です。

今、アメリカから叔母が遊びにきてくれています。
 彼女の名前はなんと、エタ・コリーヌ。
でもエタという名前があまり好きじゃないらしく、ずっとコリーヌで通しています(笑)

ということで、私の芸名エリザベス・エタは、おばあちゃん、ひいおばあちゃんに加え、おばちゃんからもらっています。

似てるでしょ?



 叔母は大学の先生ですが、ある授業では学生達に様々な国の音楽を聞かせるそうです。
その授業では必ず「では次に日本の音楽をかけます」と言ってパイレーツ・カヌーをかけるとか。

学生達は、しばらくすると手が上がって「あの...先生、これ日本じゃないと思いますけど...」
教授:ニヤリ「いんや、日本よ」
学生:「???ハ?」
教授:「私の姪のバンドよ、引っかかったわね。」

どんな国にも、他のカルチャーへの憧れがあったり、他のカルチャーを取り込んだりして、多国籍な面はありますからね。
パイレーツ・カヌーは多文化交流に貢献しています!

ちなみに、エリザベス・エタの Facebook アーティスト・ページを作ってみました。
もしよろしければ Like してみてください。


今日のBGM

今日は、 Jeff Buckley を聞いています。惜しくも若くして亡くなっていくたくさんのミュージシャン達。彼もそうでしたね。

世界は不公平で、もったいない話が多すぎると思います。
いつもそんな悲しい話ばっかりしている気がします。
ごめんなさい。



今日のおやつ

今日はホームメイド梅酒、厚揚げの焼いたん、昆布巻きです。
昼間からお酒飲んだらアル中でしょうか?



チェーンブログに答えれくれたメンバーに、ありがとう。
以外な答えもあって面白いな〜。

最後に、かわいいのでおまけです。