2013年9月9日月曜日

「リカちゃん人形の行き先」

ヴォーカルのハントです。

昔、まだ可愛い女の子だったころ、ぬいぐるみが大好きでした。人形よりぬいぐるみ派。
でもバービーやリカちゃん人形は、一応持ってました。その中でもまだ状態が悪くないリカちゃんがふたつ残ってて、ずーっと押し入れの中で眠っていました...。

それが、なんと、日の目を見るときが来たのです。

5歳のめいが、今リカちゃん人形にはまっているらしく、譲ることにしました。
さすがにちょっと汚れもあり寝癖も気になるので、服の洗濯、お風呂、髪の毛のブロードライ等を全部やってみました。思ったより綺麗になって良かった!そして、人形の髪の毛をといたり、小ちゃい服のアイロンがけがこんなに楽しいなんて...  この年になってこんなことが楽しいなんて...。結局大人にはなれないのかな。

こんな風にきれいになりました。



ちなみに、やはり洋服のリカちゃん(左)の方が、和服のリカちゃん(右)よりもパンツがおしゃれ。



流行は必ず廃れては戻ってくるといいますが、本当にそうかもしれません。
甥がアンパンマンや機関車トーマスにはまってた時もあったし、姪はハローキティや今やリカちゃん人形。ファッションも、音楽も、なんでもそうなんでしょう。若い世代が新しいものに飲み込まれていくのを見ると、心が痛むときもありますが、新しい進歩がなければ人類も絶滅かもしれないし... かといえば古いもの思わぬところに戻ってくるし。世界は予測不能。

私はどちらかというと古いもの好きで、変化や進歩は疑ってかかることが多いと思っています。でも、 親からみると若い世代になりますし、変化の時代を知らず生きている一人なのでしょうか。(いや、やっぱり親からも「あんたはおばあちゃんや」と言われるくらいなので、本当に心はおばあちゃんなのかも。)

今日の夜食


母が育てているいちぢくに実がなりました。 小さいけど、とにかくすぐに食べないと腐る。
白ワインがちょっと残ってたので、ヨーロピアン夜食の創作をしてみました。
いちぢく、チーズ、ナッツ、そして手造りのクラッカー。こりゃ、美味しい。ワインにピッタリ。食でもなんでも、クリエイティブになってみるのは良いですね。失敗することもあるけど、そのリスクを負うだけの価値はある!今日は成功なり。


 

今日のBGM


ある人に、私の声が Janis Ian に似てると言われました。 Janis Ian のことは知らなかったのですが、調べてみると、なんと素敵!




どう考えても似てるとは思えませんが、嬉しい。そして新しいミュージシャンを知ることができるのはいつでも嬉しいことです。

Janis さんは、社会的なイシューやタブーとなっているようなことを怖じけず歌うような女性。たった13歳で書いたヒットソングは、白人の女の子が黒人の男の子に恋をして、社会的なプレッシャーでダメになってしまうラブソング。人種差別を扱う内容のため、かけてくれなかったラジオ局もあったそうです。1960年代のアメリカですから、時代の子ですね。

上のビデオは「At Seventeen」という曲です。

今まで社会的な曲や、人類の問題を取り上げるような曲は書いたことがありません。一人の人間が抱える小さな問題をテーマにすることが多いです。それは、あまり大きいことだと、ちゃんと書けないんじゃないかという恐怖からです。本当は、自分を超えるような問題を歌ってみたいような気もします。いつか...。