こんにちは、岩城です。
暑い!ここ数日本当に暑い!
夏が好きな人もいるみたいですが、僕はめっぽう夏が苦手です。
毎年夏バテを起こしている気がします、そうなると元気が出なくなるのが一番厄介です。
気をつけてはいても免れないですね。
気温が高くて湿度も高いと人と同じく弦楽器も体調不良に陥りやすい気がします。
弦が錆びるくらいは交換すれば良いことですが楽器本体の変形等になると穏やかではありません。
例えばギターなんかを高温多湿の場所に弦を緩めずに保管しておくと本体の表板が膨らんで変形してしまう事があります。
こんなふうに
わかりにくいかもしれませんが、こちらは異常なしのギターです。
どんなギターでも少しは膨らんでいるものですが、ここが膨らむと弦高が高くなっていって弾くのに苦労します。
弦高は他の部分の調整で低く出来ますが、限界があります。
弾きにくい楽器はインテリアになる可能性が高いです。
高温多湿による変形のもう1つの例
これまたわかりにくいですがギターのネックヒールと本体との接合部に隙間が出来てます。
ここに隙間が出来るとやはり弦高が上がって、将来的にはインテリアの道です。
(上記の例は高温多湿のみが原因ではないでしょうが)こうならない為の対策は高温多湿の場所に何年も保管しない、あと一番重要なのは弦を緩めておくことでしょうか。
って相当エラそうな事書いた僕は日常的に自分の楽器の弦を緩めたりしません。
理由は色々ありますが、まず毎度毎度緩めてると弦が痛みやすく切れやすいので経済的に良くない(ドブロ専用弦は高い・・)というのと、弦を緩めるとリゾネイターという部分のコンディションが変わってしまう事があるから。
しかし長い目でみれば弦や部品は交換出来るので本体の事を思うと、弦は緩めた方が良いでしょう。
でも僕は緩めないでしょう!
こんな楽器の事を熱く書いたブログなんて暑苦しくて誰も読まないでしょうが・・・