大学のOBだった岩城氏と出会って早12年。
私を音楽界にズルズルと引き込んだ恩人でございます。
ライブやリハーサル帰りにはよく、
私の悩みを聞き、熱い話しを聞かせて下さり、
感動して一礼しての別れ際、
必ず遠くで振り向いて、
中指を立てて下さいました。
初めて手に入れたマンドリン(もらい物)、
岩城氏に調整を依頼すると、
手間がかかるだろうに、頼んでもいない
「惡」というインレイを入れて、
返して下さいました。
目下、恩返し中の河野沙羅です。
さて、2日間の地元 福山でのライブが終わりました。
友達の少ない青春を送っていたもので、
同級生との再会とかはないのですが、
父母の前で演奏するというのは、
やはり感慨深いものがあります。
応援してくれる事への感謝と親不孝感と。
いろいろごちゃ混ぜになりまして。
見に来て下さった方々、
本当にありがとうございました!
福山で暮らしていた頃、
両親は音楽が大好きで、演奏したりもしていましたが、
私は全くの楽器おんちで。
幼い頃、ピアノを少し習ったのですが、
発表会で延々と曲を弾き続けるという、
「ダカーポの呪い」にかかりまして。
以降、楽器嫌いとなりました。
しかも、飽き性だった私が唯一はまったのが、
タップダンス。
と、自分の生い立ちを語るという、
In a Sentimental Moodはこれぐらいにして
つまり、後に岩城氏に出会う事となる、
アメリカ民謡研究部に
入ってしまったきっかけを、
見て欲しかったのです。
すぐに、こんなことをする部ではない事に気付いたのですが(笑)
今だに私の憧れの人です。