2021年7月6日火曜日

「キニナール」

豪雨が上がった朝にセミの声がした。真夏が来ますよ。ベースのじゅんです。

この7月は、はなからコロナワクチンの集団接種会場だとか日本語学校だとか、注射も授業も受けたわけではないのですが、慣れない場所に行く用事があって緊張。

で、休日は、気になって仕方のなかったデビッド・バーンのアメリカン・ユートピアを見に映画館に行ってきました。

好きで出かけるのに、やはり心理的ハードルを感じるのはなぜか。不明。一人の行動で普段の散歩とあまり変わらないはずなのだけど。


しかし、これは見逃さなくて本当によかった。コンセプトもパフォーマンスも最高に素晴らしいショーでした。

音楽でいろんなことにつながること、つなげられること。タイトルの意味するところも響いてきたし、こんな演奏ができるミュージシャンに憧れ続けるんやろな、こんな仕事の打ち上げは格別やろな、などと思う。


気になるものはチェックした方がいいですね。ゴジラとコングも見たいかも。


さて。

昨年末に亡くなった黒人カントリー歌手のチャーリー・プライドのヒット曲リストに ”Is Anybody Going To San Antone” とあって、ダグ・サームが歌っていたのはこれだったのかと知りました。

では、こちらをリクエストします。オーギー!


Texas Tornados - Is Anybody Going To San Antone

この演奏を聞くといつも、子どものときに刷り込まれたCMソング(この木なんの木 、気になる気になる木)が脳内に出現するのですが、作詞/作曲の伊藤アキラ/小林亜星の両氏が5月に立て続けに亡くなって、どんどん昭和が遠のいていく。


向かう先が気になるこの頃なのです。



///当面のパイカス///

パイカス(PiCas)は、パイレーツ・カヌーの後ろの男3人で、方々に寄生しながら、ベス、サラ、キャッシーの育休復帰を待ちつつ活動中。


7/31(土)

蠣崎未来 with パイカスsniff @ 金山ブラジルコーヒー(名古屋)

http://kanayamabrazil.boo.jp/schedule/202107.html?date=20210731


8/23(月)

長野友美 with パイカス、guest:ちえみジョーンズ(from沖縄) @  拾得(京都) 



<終了>

6/27(日)

リーテソン&PiCas、THE HillAndon+イガキアキコ @ レインコート(大阪 十三)


久しぶりの十三。東口。小だるまで鳥皮とハイボール。僕は初めてのレインコート。ヒルアンドンとイガキさん。とてもよかったな。お客さんが楽しそうでした。テソンくんのときに酒井ヒロキくんが飛び入ってくれたりも。皆さま、ありがとうございました。

(リーテソン&PiCas +The HillAndon  by はいごさん)

終演後にお酒の力も借りてベース談議。シュンくんが、キング・カーティスのキングピンズにいたジェリー・ジェモットの話をしてくれました。僕は何を話したのやら。


・・・6月中頃にアレサ・フランクリンの「アメイジング・グレース」を見に行って、クワイアをバックに歌うアレサの声に思わず涙が出たり、チャック・レイニーらのバンドのプレイに見入ったりしていたのですが、

18のときに、お姉さんのアーマ・フランクリンのレコード”Piece of My Heart”(心のかけら)を先輩が聞かせてくれたこと、その演奏が大好きだったこと、ベースの音色が最高だったこと、を思い出して、

気になるのでネットで調べてみたら、ベースはジェモットだったのだと知りました。・・・


という話をしたのは覚えています。よいタイミング。


Erma Franklin - Piece of My Heart