2024年8月22日木曜日

「トコヤ」

16日の金曜は早めに帰宅したのに家の中で寝転がったまま、今年は大文字の送り火が灯るのを見逃してしまった。少し外に顔を出せばよかったものを。まあいいか。ベースのじゅんです。

その代わり、たまたまその時間帯に読了した「シャーロック・ホームズの凱旋」(森見登美彦)のラストシーンで、大文字山の火床のあたりで主要人物たち(ホームズ、ワトソン、メアリー、ハドソン夫人、モリアーティ教授、レストレード警部・・・)がピクニックをしていたので。

京都(ヴィクトリア朝京都)を舞台にした一種のファンタジー、図書館から奥さまが借りてきた本をつまみ食い。登場人物の移動ルートを自分の散歩コースについ重ねてしまう。

最近の散歩では、前回のブログに書いた「ナビオ」のほか「角の床屋」をチェックしている。京都の散髪屋や美容室は四つ辻の角にあることが多いそうで、そんな角地物件を見つけたら、これも採取して大阪H兄の「京都角の散髪屋アルバムに送るようにしているのですが、本の中には該当物件はなかったなあ。

ところで、以前にパイレーツ・カヌーが散髪屋でライブをしたことがあって、京都ではなく福岡の志免町(Barber Shop MIZUNOさん)でしたが、ここは角地だった気がする。

そのときにいただいた、お店の前で撮った炭坑跡の堅抗櫓(たてこうやぐら)の写真が実に素敵だった。(2016年12月のブログ↓23(金)をご覧ください)
http://onthecornerrecords.blogspot.com/2016/12/blog-post_28.html
父の初盆の送り火を見逃したことは、この素敵な写真を思い出したことで、やはりチャラにしようと思う。

写真の櫓の見える角度が、大分むぎ焼酎二階堂の、H兄が制作に携わられたと後に知ったCM(「父」篇)の冒頭シーンと全く同じなのがとても気になるのです。

では本日のリクエスト。
床屋ではなく風呂屋ですが、来月名古屋で合流する谷澤くんのチャーミングな曲を。
谷澤ウッドストック - 銭湯


///当面のパイカス///
パイカス(PiCas)は、パイレーツ・カヌーの後ろの男3人で、方々に寄生しながら、ベス、サラ、キャッシーの育休復帰を待ちつつ活動中。

9/28(土)HUNNY - BUNNY(名古屋)
谷澤ウッドストック/田渕徹/PiCas
京都の谷澤くん(パイカスとは初共演)と大阪の田渕くんと、名古屋で待ち合わせ。

少し先ですが、12月は、サラと大ちゃんが京都に来るのでパイカスと一緒に演奏する予定。アーニャ・ヒンクルの来日ツアーにも少しお付き合いします。詳細は改めて。

=追記=
“つれ・づれ”は、次回はモーラムセット(ピン、アコーディオン、ベース。関西弁。)で9/1(日)ウーララ(西院)と9/15(日)@雅屋(西院)。雅屋では、コンフントJ とご一緒するようで楽しみです。
前々回は超満員、前回は無観客、乱高下。お客さんゼロのときの各演者のパフォーマンスがとてもよくて、見ていて得したような、もったいないような。しかし、僕らが飲むだけではお店に申し訳ない。

“ぬかるみ天国”には、次回は9/21(土)440(東京 下北沢)に参加予定。金子マリさんたちのマンスリーイベント。
8/11(日)music bar S.O.Ra(大阪 難波)の有山じゅんじ&ぬか天、楽しかったです。PAに入ってくれた高木太郎さんに聞いた芋焼酎「月のあかり」のエピソードも面白かった。今度、飲ませていただこう。
(photo by 宇根崎さん)